家族を想うときのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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家族を想うとき

[カゾクヲオモウトキ]
Sorry We Missed You
2019年ベルギー上映時間:100分
平均点:6.90 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-12-13)
ドラマファミリー
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監督ケン・ローチ
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3.反骨の巨匠、ケン・ローチの最新作。
もう80歳をゆうに超えている。映画監督からの引退を宣言したこともあった。
60年代からの長いキャリアの中で一貫して描き続けてきた労働者階級の人々の暮らしとそこのある社会の歪みや理不尽。
雇い主からは都合のいい時だけ「個人事業主」を持ち出され、働くほどに搾取されていくイギリスの宅配ドライバーの厳しい現実。
引退などしていられない。黙っていられるか!本作もそんなケン・ローチの衰えることの無い反骨心が垣間見える作品です。
中盤に一度は崩壊しかけた家族ですが、反抗期の息子が本気で父を心配し、仕事に行かせまいとする。
現実の厳しさの一方で、それでも再び絆を取り戻そうとする家族の姿に庶民の強さを感じさせる。
ケン・ローチらしさが感じられるラストでした。
とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2021-06-16 21:03:56)
2.この映画は社会問題を扱ってはいるが、決して実話ベースではないので終盤にやりすぎ感を抱いてしまった。踏んだり蹴ったりにも程があるだろうと…。まあ、そう思っちゃうくらい主人公にシンパシーを感じていたとも言えるが。ハイライトは妹ちゃんの告白シーンだろうなあ… 本当につらかった。兄ちゃん頼むからしっかりしてくれよ!。劇中の言葉を借りるが「何かが間違ってる」、そんな世の中をしっかり描いて、問題提起する。「わたしは、ダニエル・ブレイク」に続きケン・ローチ監督の熱い思いを感じる映画なのは確かだ。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-05-23 23:41:41)
1.《ネタバレ》  労働者の権利向上に伴い、経営者は労働者のためにいろいろな手間やお金をかける必要が出てきました。「こんなの面倒くさいし、コストもかかるしなんとかならないかな」と経営者は考えに考え、ある日、あるアイデアがひらめきました。そのアイデアとは「そうだ、皆経営者にしてしまい、対等な立場という体にしてしまえばいいんだ!」というものでした。これが今作のテーマです。

 本当に、毎回毎回引退をしようとするケン・ローチを引き留めようとしてるのかどうかはわかりませんが、面倒くさいことを省いて稼ぎたいと考える経営者の思考は、ほとんど犯罪者の思考と変わらないですね。

 残念ではありますが、ケン・ローチには死ぬまで、人間から人間性を奪おうとする社会の歪みをどんどん映像化して我々に問題提起していただきたいと本当に思いました。

 絶望しかない物語なのですが、その中で主人公の家族だけは崩壊させずに終わらせたところに、ケン・ローチが持つ「あきらめない」姿勢を感じました。
TMさん [DVD(字幕)] 8点(2021-02-22 23:48:35)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.90点
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100.00%
200.00%
3110.00%
400.00%
500.00%
6220.00%
7330.00%
8330.00%
9110.00%
1000.00%

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