機動警察パトレイバーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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機動警察パトレイバー

[キドウケイサツパトレイバー]
PATLABOR THE MOVIE
1989年上映時間:99分
平均点:7.58 / 10(Review 113人) (点数分布表示)
アクションドラマサスペンスSFアニメシリーズもの犯罪もの刑事もの漫画の映画化ネットもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-05-31)【イニシャルK】さん
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監督押井守
古川登志夫篠原遊馬
冨永みーな泉野明
大林隆介後藤喜一
榊原良子南雲しのぶ
千葉繁シバシゲオ
井上瑤香貫花クランシー
池水通洋太田功
二又一成進士幹泰
郷里大輔山崎ひろみ
阪脩榊清太郎
辻村真人実山
西村知道松井
小島敏彦海法
小川真司〔声優・男優〕福島
辻谷耕史片岡
平井隆博指揮官
立木文彦オッちゃん
西村智博警官
林原めぐみお天気おねえさん
佐藤政道技師
子安武人技師
菅原正志警視庁幹部
梁田清之パイロット
中嶋聡彦アナウンサー
高乃麗女性アナウンス(サウンドリニューアル版追加キャスト)
原作ヘッドギア
ゆうきまさみ(原案)
脚本伊藤和典
音楽川井憲次
製作バンダイ
東北新社
企画ヘッドギア
プロデューサー真木太郎
制作三本隆二(制作進行)
Production I.G(制作協力)
配給松竹
作画高田明美(キャラクターデザイン)
佐山善則(メカニックデザイン協力)
出渕裕(メカニックデザイン)
黄瀬和哉(作画監督)
沖浦啓之(原画)
竹内敦志(原画)
松原秀典(原画)
マッドハウス(動画)
渡部隆(レイアウト)
河森正治(メカニックデザイン協力)
美術小倉宏昌(美術監督)
渋谷幸弘
平田秀一
武重洋二
編集三木幸子
森田清次
録音斯波重治(録音演出)
井上秀司(調整)
東京テレビセンター(録音スタジオ)
若林和弘(録音演出助手)
その他トランス・アーツ(リスマスク)
IMAGICA(現像)
あらすじ
レイバーとは人間や昆虫などの形態を取り入れた大型重機である。急増するレイバー絡みの犯罪に対処するため、警視庁は特殊車輌2課を創設し、この課のレイバーは「パトレイバー」と呼ばれた。突如、レイバーが暴走する事故が続発。レイバーに組み込まれたOSが疑われるが、そのプログラマー帆場は既に自殺していた。帆場の過去を追う過程で浮かび上がるのは傲慢な東京再開発に対する帆場の憎悪だった。やがて首都圏数十万台のレイバーが同時に暴走する可能性が明らかになる。特車2課は孤立無援の中で危機の阻止に出動する。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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34.《ネタバレ》 (2022-10-15)
パト1はエンタメとしてすごく良く出来ている。
漫画~OVA~テレビアニメのパトレイバーは、特車二課が「学校」なんだよね。
究極超人あ~るの警察ロボット版、みたいな。
パト1はそこを卒業しかけてはいるけれど、やっぱりまだ学校、高校3年生といった感じ。
パト2は大学卒業して就職しました、皆離れ離れです、
のあとあすまはまだ少し学生気分が抜けてません、みたいな。

だから私はパト2より「二課の一番長い日」の、戦争と正月が同時に来た、
みたいな、お祭りでもあり、テロリズムでもある、あの作品のバランスが大好き。

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(2019-08-19 22:42:25)
最初にOVAが作られてそこからテレビアニメ、漫画と派生してその派生の一つとして生まれたのがこの映画だったかな?
OVAでもかなり押井節炸裂してはいたがかなりエンターテインメント重視であったが
今作もエンターテインメントありきでそこに押井スパイスが入っている感じで、パトレイバーとしても
押井作品としても最も見やすいものの一つになっているだろう。
「二課の一番長い日」のリメイクともいえる映画2と比べてもちゃんとパトレイバーが活躍してるし、
何より80年代後半の、「以前あった東京という景色が消えていく」ということがきちんと描かれているのが良い。
物語の大筋としてはOSにウィルスが元から組み込まれていた、ということだが、
今ならまぁ小学生でも「OSにウィルス」なんて理解できるだろうが、
ウィンドウズ95もなかった時代にOSなんていう概念を出して理解できた者が当時果たしてどれだけいたんだろうなという。
てなわけでこの作品がパトレイバーとしては最も見やすくはありますが、一番好きなのは初期OVAの「~長い日」です。
漫画とテレビと新OVAは基本どうでもいいです。
にんじんさん [DVD(邦画)] 8点(2022-10-15 23:46:22)
33.《ネタバレ》 5年前の実写版見たら、つい懐かしくなってこのアニメ版1作目を借りてきた。
以前の印象は、「子供向けにナヨって、ヒヨって、チャラけて低品質な作品」てな記憶でした。
実際そーなんですが、改めて見返すと、お話としてはまあまあ面白いです。
単独犯人のテロ計画は、コンピューターウイルス一つで完璧な進行状態。
あとは計画がバレてウイルスが浄化されてしまう前に、台風が来ればテロ成功。
この段階でなんと犯人は自殺? 見ないで死ぬとは勿体ない・・
もはや誰も止められない事態の中、被害を最小限にする為に、孤独な戦いに挑む事になる
警察の札付き愚連隊。 ストーリーは最高の部類でした。
ただ、鼻に付く演出、間の悪いセリフ、ふざけすぎの場面がねえ。やはり足引っ張ってます。
まあ、セリフ入れて動画確認した段階で、「滑ったなコレ」と・・ボツにする余裕なんか
無いのは判りますよ。 真面目ばかりじゃ息がつまる、子供も見れる娯楽作品にしてくれと
スポンサーからプレッシャーもあるんだろうね・・。
気になったシーンのいくつか・・↓
 暴走レイバーの中の作業員が、特車二課の悪口を言う前から太田が怒りだす
 カヌカクランシーが空港で、「コンバット」と言った後の間が長すぎてシラケる
 新型と旧型の対峙シーンで、太陽が昇るシーン  恥ずかしくて赤面な演出でしょ
基本的に、ノアとアスマのラブコメは蛇足でしかない。せめて冗長はよして欲しい。
その辺を整理して、カメラアングルを工夫して見せれば、名作になったと思うんだよなあ。
どーせネタ切れ映画界なので、そろそろこの脚本でリメイクしてみてはどうでしょうかね?
という期待を込めて1点追加しました。
 
グルコサミンSさん [DVD(邦画)] 8点(2021-12-19 18:54:11)
32.《ネタバレ》 自動録画されていたので再鑑賞、レイバーに絡めたコンピュータウィルスの話ですね、今でこそ理解しやすく身近に感じられる問題ですけども、Windows95よりも前なので、PCはマニアな世界で一般的では無く、多くの人がOSとか何?みたいな頃だったと思う。インターネットという言葉もなく、パソコン通信とかそんな言い方をしていたように思う。先見性の優れた脚本ですよね。初めて見た時のことはもはや覚えていないけど、そういうこともあるだろうなとは感じたと思う。

改めて犯人である幌場の動機、行動諸々について考えてみると、そんなに難しくなくて「目的のために手段を択ばない」ではなく「手段のために目的を選ばない」な感じ?「楽しー」から手間暇惜しまない、準備終ったしやることないし死んじゃおうかなみたいな事かな。
。。と解釈してます。
ないとれいんさん [地上波(邦画)] 8点(2021-11-05 11:34:40)
31.今観てみると、プロット的には結構あっさりとした終わり方で、個人的には2の方が重厚な余韻があって好みのため、本作は8点とした。

しかし本作も名作である事は間違いない。公開から30年近く経った現在でも、サイバー犯罪への先見性や犯人像の新鮮さは未だ失われていない。
サスペンス劇としての秀逸さに加え、隠れたテーマとして浮かび上がる東京への愛憎。

我々はどこから来て、どこへ向かうのか。
埋め立てを繰り返し、古き町並みを壊し、無機質な建築を無尽蔵に創り出していく東京。
夏の茹だるような風景。意味深な町並み。
ノスタルジーとも文明批判とも言い切れない、下手すると意味があるのかないのかさえよく判らぬ
まさしく東京に対する愛憎の思いが本作に奥行きを与えている。

≪追記≫
先日、全国で某社製携帯電話が通信障害のために使えなくなる、という騒動があった。
私も携帯が使えず色々と不便だったのだが、世間的にも大きな騒ぎとなった。
で、その際に頭に浮かんだのが本作。
”特定のOSが社会で独占的な地位を得て、それが何らかの理由で不調に陥った場合、どのような混乱が社会に生ずるか?”
つまるところ本作の先見性はここにあり、今後も社会が人間の要請に応じて様々な”OS”を作り続ける限り、それが失われる事はないだろう。
nakashiさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2019-01-03 16:16:08)
30.《ネタバレ》 ずっと駄作と思っていたが、久しぶりに観直して、初めて良さが分かった気がする。

では、あらすじ。人型の大型マシン(レイバー)が工事現場などで使われてる時代に、そのOSにウィルスを仕込んだ天才プログラマーの帆場という男がいた。彼が自殺した後、OSの暴走を予期した警察のレイバー部隊が活躍して事件を解決した。

帆場はどんな男だったか。
ウィルスは本当にあるのか。
もし発病(?)したら何が起こるのか。
それらが、じわじわ、ジワジワと進行していく。松井刑事と後藤隊長(警部補)の二班に別れて。前者は帆場を調べ、後者はOSを調べる。その二つが中盤に合流し、クロと確信した後藤隊長がついに動き始める。

パトレイバー部隊で現場を指揮するのは篠原。レイバーを操縦するのは野明。二人の連係プレイで事件が解決し、ヘリで後藤隊長がかけつけて映画は終わる。お疲れ様でした。
激辛カレーライスさん [DVD(邦画)] 8点(2018-02-18 01:41:46)
29.この頃の押井作品には、いかにもアニメ然としたコミカルさとケレン味があって、面白い。

最近の押井監督は、そのコミカルさとシリアスさを分断して作品を作っているように見受けますが、こういう清濁併せ持った演出のエンタテイメント・アニメ作品を、また観てみたいもんです。
aksweetさん [DVD(邦画)] 8点(2011-09-06 01:25:41)
28.《ネタバレ》 キャラが立っている異端な警察の一課がコンピューター犯罪に挑む本作。当時としては時代を先取りしているウイルス犯罪を描いていますが、今でも十分に通じる面白さですね。89年にこれほどのジャパニメーションが作られていたことを今更ながら知ることが出来て嬉しいです。以前から面白いからと勧められてはいたのですが、なかなか腰を上げて観ることができなかったことを後悔してしまいます。パトレイバー初見だと掘り下げが欲しいキャラもいますが、おそらく原作を知っている人はニヤリとする部分なんでしょうね。2作目も評価が高いので楽しみです。
mustang_newsさん [DVD(邦画)] 8点(2011-03-27 18:09:47)
27.嫌な押井臭さが無く、古き良き日本アニメとして見れた。もうすこしエロ要素がほしい。
no_the_warさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2009-10-08 23:59:13)
26.《ネタバレ》 面白かった!
皆さん書かれてるように時代感覚が秀逸ですね。コンピュータウイルスなんて今じゃ誰でも知ってますが、この時代はまだインターネットはおろかHDDでさえパソコンにはついてなかった時代。ほぼリアルで見た自分も、当時はこんなことにはならんだろって思ったりしてたんですが…技術の進歩は凄いですね。荒廃した東京を歩く松井さんの姿が凄く印象に残ってるのはなんでかな~
鉄仮面さん [ビデオ(邦画)] 8点(2009-01-31 02:46:37)
25.話が先進的でよくできてる。謎解きだったりメッセージだったりちゃんと映画にしてる点がすごいと思う。
しっぽりさん [映画館(邦画)] 8点(2009-01-28 07:53:15)
24.押井守による作品の中では、普通の人にも敷居の低い作品。押井守という名前を知らなくても十分に楽しめる一方で、いわゆる「押井らしさ」も持ち合わせている。エンタテイメントとして一番バランスが良い作品かと。
FJ.さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-07-27 00:46:22)
23.最後はテーマそっちのけで、勝利のカタルシスにしか向かわないのがもったいない。
カラバ侯爵さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-07-20 09:03:04)
22.《ネタバレ》 2には書きましたがコッチには書いて無かったんで書きます。
この作品は結構原作を拾い集めたとゆうか良い意味で拡大解釈したと言うかそんな所が有る作品だと思います。2とはまったく対照的ですよね。正統派パトレイバーム-ビーとでも言いましょうか。

ともかく帆場って男は原作で数ぺージしか出て来ないんですがそれをよくココまで大きくしてキャスティング出来たと感心しました。
ただ1つ言えば他の方も書いてますが「帆場がなぜあそこまでの犯罪を自殺までして犯さなければ成らなかったのか?」って言う動機付けが全編通して見てもイマイチ見当たらないのです。
聖書になぞらえた謎解きが有りましたがあれだけでは全然弱い。

まあこれが10点付けれなかった理由でもあるのですが。
またこれも押井流なのですが「鳥」が所々で出て来ます。鳥は自由の象徴でありまた儚さの象徴でも有るのでしょう。そして主人公と重なり合うと言う事なのでしょうか。
主人公は絶対自我を持ったがゆえに社会から孤立しやがて壮大な犯罪を思い付く。
陳腐な非現実(現実)を大混乱に陥れる為 最後は自分を消し去る事で大犯罪を完結した。

ですが人間1人そこまで頑なに成れるものでしょうかね?
人生を否応無しに経て行けば色々アラが見えてしまうのが本当なんじゃないでしょうか?
これは他者のみの事では無く自分の事もと言う意味ですが。
その部分がちと未消化のまま終わった所が惜しいと思いました。
一般人さん [DVD(吹替)] 8点(2006-06-08 02:44:34)
21.過去に観た押井作品と比べると敷居が低く、理解しやすくて楽しめた。
ピボーテさん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-05 01:19:42)
20.観やすい。あの押井守が観やすい。そうか…押井守は僕らの15年先をいってるんだな。今観るとちょうどいい感じ。東京を歩く退廃感、けだるさ(いい意味)もいいじゃない。そういった押井テイストとストーリーに緩急があるのがいいですね。締めとエンドロール時に流れる曲の激しい脱力感(悪い意味)以外は素晴らしいと思う。
ようすけさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-19 04:28:53)
19.《ネタバレ》 この作品は初期OVA6作を観た後でないとと言うよりは
観ていないと面白味が沸かない映画だと思う。初心者には辛い設定だ。
自分はタイムリーに観る事ができた世代で今を思えばある意味幸せか。
押井守の作品に共通して現れるのが橋と鳥と犬。
この3点が何故好きなのかは余人の理解する所ではないが
象徴的な場面で非常にタイミング良く使われている。
伊藤和典の脚本であるが元々OVAの時代からのコンビ芸であり
非常にテンポ良くストーリーが展開する。
この当時からコンピューターに依存する社会を痛切に風刺しており
犯罪の全貌が見えた瞬間は薄ら寒さを覚えた。
野明をはじめ遊馬・シゲ・太田・進士・山崎・香貫花・後藤・南雲・榊等
お馴染みのメンバーがそれぞれの持ち味で画面狭しと暴れ廻る姿は
OVAの時の姿とダブりある意味同窓会的な懐かしさで見入ることができる。
野明が方舟のメインシャフトを昇り終えた先に
鳩の大群の真ん中に佇むカラスが666の悪魔(サタン)を意味する
帆場の認識プレートを首から下げていて『グァー!』と鳴いたシーンには
飛び上がりそうな程ドキッとした。
今でも想い出す1シーンである。
sting★IGGYさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-31 18:57:55)
18.「某ビューティフル・ドリーマー」と一緒で“他人の褌”ですが、それが出来るのも押井守監督の才能というもの。着想・脚本・演出とも、一本の映画として素直に楽しめました。
金子淳さん 8点(2004-08-08 14:21:36)
17.台風かよ。それこそ、いつ来るかなんてわからんだろ~。しかも5日前に死んだって・・・5日前だったら台風が発生してるかどうかもわからんはず。俺のPCも何回かウィルスにやられたなぁ~。
taronさん 8点(2004-06-11 22:28:15)
16.よく思いつくよな、こーゆーストーリー。
フィリップ・バルカシジクさん 8点(2004-06-01 14:05:25)
15.頭が良すぎて神の視点に立ってしまった男の孤独な犯罪。後藤隊長という捜査する側に意外な理解者が現れ、帆場は幸せだったろう。かなり手の込んだストーリーで完成度は高いが、キャラ設定のために登場人物の内面を固定せざるを得ないアニメ独特のやり方が、映画としては深みが無いという弱点と限界を露呈している。
ラーションさん 8点(2004-05-29 01:25:06)
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【点数情報】

Review人数 113人
平均点数 7.58点
000.00%
100.00%
210.88%
310.88%
443.54%
597.96%
697.96%
72219.47%
83430.09%
92017.70%
101311.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.80点 Review10人
2 ストーリー評価 7.40点 Review15人
3 鑑賞後の後味 7.64点 Review14人
4 音楽評価 7.23点 Review13人
5 感泣評価 5.90点 Review10人
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