1.自分はこの映画の原作漫画の大ファンなので、この映画単体で評価するのは難しい。
好きな漫画は他にもあるが、一番他人に薦めたい漫画なら、ダントツでこの漫画を推す。
この原作漫画は、週刊連載漫画の楽しさが凝縮されている傑作中の傑作。
しかし今回の映画の方は、過去のTVアニメや映画版(津久武高戦)の出来がひどかったこともあって、見る気はしていなかった。
しかし、世間の高評価に釣られ、やはり見ることに。
さて、この映画、まず、オープニングがメチャメチャかっこいい。
いかにも原作者が監督・脚本をやっている感があって、テンションが上がる。
試合シーンの迫力も素晴らしい。
しかも微妙にデフォルメされていて、ちゃんと「スラムダンクのアニメ化」がされている。
挿入された新しいエピソードも納得できるもの。
無理に不満を挙げれば、リョータの妹がブサイクなところかな。
リョータの妹なら、絶対かわいいはずだし、せっかくの新キャラなのにひどい。
まあ、原作者=監督としては、そこに意識を取られてほしくないということなんだろうけど。
でも、全体として「スラムダンクの熱さ」がよく再現されていて、いい映画になっている。
見て良かった。