1.《ネタバレ》 ①参謀総長拉致の場面で友軍に向けて銃器を使ったこと、②騙し討ちを賭けたにも関わらず、大統領から決裁が得られなかったことで、チャン将軍側には大義もなく、負けるに決まってるじゃんと思って見てたものです。それなのにこんな長尺な映画、第2空挺旅団が行ったり来たりしているところでは、早くこんな映画終われ、と思って見ていたものです。面白くないドタバタコメディみたいだとも。しかし。これこそ大どんでん返しではないですか。なんだこれと思って見ていた事柄が、全部恐ろしくなる。最後のカラオケパーティみたいなシーンで気持ち悪くなりました。光州事件の前日譚だったのですね。韓国の皆さんは重要な史実として了解した上で見てたのだと思いますが、日本のワタシは唖然とする終幕でした。再度、「タクシー運転手 約束は海を超えて」「1987、ある戦いの真実」が見たくなりました。