5.《ネタバレ》 冒頭ののどかな荒野をSLが走るシーンから、突如無賃乗車犯が車掌に突き落とされ、列車に轢かれて体が真っ二つになる衝撃的なシーンにまず引き込まれました。実際に大恐慌下のアメリカで車掌とタダ乗り浮浪者の命がけのバトルがあったのかは知りませんが、鶏で殴りあったり、、対向列車との正面衝突を間一髪で回避する場面、薬(or包帯?)の代わりにグリース(orオイル?)を塗り込む場面、グリースを塗ったレールで空転する車輪、タダ乗りテクニックの数々、ムダ毛処理している女性を覗き見してしまう場面など、印象に残るシーン満載のちょっと変った面白いストーリーの、サスペンス+アクション+男のプライド+暴力・動物虐待+SL映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-23 16:56:29) |
4.アーネスト・ボーグナインが目をギロッと顔が怖いよ(笑)リー・マーヴィンと彼は希有な俳優さんなので男臭さ丸出しの演技合戦は迫力がありすぎ、顔の表現と演技が一致してる映画も珍しいです。シャックを倒すという一つの目的の為にホーボー達が19号に向って行く姿はなんかカッコイイし熱すぎる映画なんだけどたまにBGMがコミカルっぽくなるのはなんか変な感じ。オープニングのボーグナインのホーボー突き落としで体真っ二つになるシーンはなんか笑っちゃって。。。ヘンかなぁ?? |
3.好きな映画。無賃乗車常習犯のリーマービン、それを阻止しようとする鬼車掌役のアーネストボーグナイン。他愛もないことにむきになり激しくぶつかり合う男たち。地味なストーリーだけど捨てがたい雰囲気がある。 【くるみぱぱ】さん 8点(2003-07-09 05:26:51) |
2.暑い、暑すぎる。暑苦しすぎるぞ、リー・マービンとアーネスト・ボーグナインのアップ。ロッキーの冠雪も溶け出す程の暑さだ。そして熱い、熱すぎる。キセルにここまで熱くなれる男とキセルの摘発にここまで熱くなれる男の、沸点を超えた戦い。「北国の帝王」というタイトルからは想像もできない位ホットでヒートする、ただの浮浪者とただの車掌の攻防戦(こう書くと情けないが…)。ここには善も悪も勝者も敗者もいない、こりゃロバート・アルドリッチの傑作だ! ついついコメントまで熱くなってしまい、勢いで8点献上だ! 【sayzin】さん 8点(2002-01-07 20:22:16) (良:1票)(笑:1票) |
1.アメリカ大不況時代のさなか、ホーボーと呼ばれた浮浪者たちは、生き残るための最低の手段として無賃乗車で鉄道を利用して、野宿地から野宿地へと食べ物と寝ぐらを求めていった。正常な社会情勢ではケシからぬこの振舞いは、生きるか死ぬかの瀬戸際ではむしろ必要悪なのだが、ここで彼らに鉄道側と対決する必要性が生じる。この映画は、ふてぶてしいまでの生きる執念をみせる男たちと、それを阻止しようとする血も涙も無い鬼車掌との血みどろの闘いを、R・アルドリッチ監督がダイナミックかつユーモラスに描いた痛快作! 【ドラえもん】さん 8点(2001-12-30 00:38:07) |