5.《ネタバレ》 シンゴジラのゴジラに飲ませる毒薬を大量生産するシーンに使われていた音楽が
どこかで聞いた懐かしいイメージで暫く悩んでいましたが、思い出しました。
このアニメの、クライマックスで、トンネルを抜けて人工知能が巨大化していくシーンの
曲が、楽器構成やアレンジに差はありますが、とてもよく似た高揚感のある曲です。
確認の為に、借りてきて再視聴してました。
思えば当時はこの板倉氏の音楽がとても新鮮で、この映画はお気に入りでした。
もう25年も前なんですねえ。
老人介護を人工知能にお任せしようという名目で、実際は軍事用に開発中に起きた暴走事件。
責められるべきは、ボケ爺さんと看護師の女学生の、余計な行動なのか、開発側の悪意なのか
微妙なバランスが面白いシナリオになっています。
ただ、軍が誇る人工知能が、一線を退いて久しい年寄りハッカーチームに乗っ取られるのは
無理があるかなあ・・。
まだウインドウズ98も無かったブラウン管モニターの時代に、AIの程度も知れていて・・
だからこそ、2050年頃を時代設定として、近未来SFとして実写リメイクしたら
面白いものができるのでは? このアニメも良いですよ。8点は確実。
ただ、最後のシーンは、やり過ぎ感が大き過ぎて、ドン引きしましたのでマイナス2点。
ですが、音楽が良いので2点プラスで、ヤッパリ8点でしょう。