3.《ネタバレ》 登場人物たちのアタマ・コトバ・カラダがあっちこっちどっち?・・と、こういう文学的な泥んちょはわかりませんでした。「君は大地から生まれたから」というボンボン青年のセリフに吹いてしまったのは、観るのが四半世紀遅れたから?・・たぶんあと四半世紀考えても私にはわからんままでしょう、すんません。なんともお美しいピエールレオです、でも小さいの、もうちょっとどないかして映せば??と思いました(小柄メン好きな私が思ったんでかなりよ、でも彼トリフォーに似てるわ)。それからカメラの故障?シーンの意味と、フェイドアウトしていく覗き穴みたいなん(すんません、名前わかりません)の多用が不可解でした。ちょっと立腹は、終盤に出てくるベッド上の某シーン・・これやめてほしかった・・こんなオーバーに映す作品があるからかどうか 私、夫に疑われたじゃないですか!(実話)・・と文句ばっかし書きましたが、室内外の映像美と音は完璧でございます。緑と水と「斜め」には息を飲んでしまいまして忘れ難い作品となりました。ムードのないおばさんへのエチュードにならなかったのは残念。