45.《ネタバレ》 武侠映画は、こうでなくっちゃ。色彩・アクション・荒唐無稽。空駆けるヒーロー・ヒロイン。馬鹿馬鹿しい程の剣。美しい女優陣。ザ娯楽映画。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-18 13:11:17) |
44.何よりもその優雅で衝撃的な映像世界に圧倒される。ここ数年使い回されているワイヤーアクションであるが、その真髄と極みがこの映画にはある。時間軸を交錯させサスペンスに満ちたストーリー構成も実に完成度が高い。そこに中国・香港を代表する俳優たちが集い、極めて濃厚な史劇アクションへと昇華させている。予想を覆す感慨深いラストの顛末も見応えあり。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-12 23:14:19) |
43.この作品に足りないのはわかりやすさだけ。華麗なアクションは一級だし、ストーリーも意外と深みがある。アクションだけに惑わされずに、本筋そのものを考えると面白いです。惜しいなぁ。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-06 23:54:42) |
42.語られる話ごとに衣装の色がハッキリしているので、さほど混乱せずに見ることができました。ワイヤーアクションを期待して見るとガッカリするかもしれませんが、各キャラクターの思いをしっかりと受け止めて見れば、短い上映時間に多くが語られていることが分かると思います。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-07-23 18:28:33) |
41.色鮮やかでもう綺麗すぎ!!感動もの。ただワイヤー使い過ぎなのはいただけない。でもあの色使いが本当にいい。それだけで見る価値あり。 【地理10/2005】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-11-02 18:15:23) |
40.水面を飛び回るシーンや、矢をクルクル回って弾くシーンなどは笑ってしまいそうになるが、ジェットリーVSドニーイェンの決闘は見ごたえ十分。ホンコンアクションものには珍しい?ストーリー構成、個人的にこういった一箇所の場所を基準に話が展開するのが好き。アクションものなのに悪役がいない点とか、主人公の戦う目標が単純な私怨から変わっていく点(ジェットリーコメント受け売り)、シーンの差別化を色別けするなどの珍しい試みが多かったので高得点。 【六爺】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-12 21:59:15) |
39.《ネタバレ》 ワイヤー!ワイヤー!!ぅワイヤーーーーーー!!!!に尽きます。 リー様の釣られて平行移動なんてもう!!最高! 横で見ていた友人がギャハハバンバン!!!しててもへいきッ♪・・でもあやうくリー様からトニーレオンに心変わりするとこでした。アブナイアブナイ。 色彩が豊かで、私はすごくイイ映画に感じました。内容は少々ややこしげだったけど、真に大切なものは何か。。泣けたよ! ラストはやっぱあれしかないんだろうなあ。。ヒーーーーーイタタタタタタタ 【マミゴスチン】さん 8点(2005-03-12 05:53:08) |
38.もう大泣き。無名と秦王の心理合戦は何度見ても気が引き締まりますよね。映像はプラズマTVのCMみたいなシーンが多いので、序盤の雨中の対戦がぐんと見事に映えます(あとの長空さん、出番がない。哀)。 でもやっぱりこの映画は色香も品も兼ね持つトニーとマギーのお姿に尽きる(と、思う、思いたい)。マギーは常盤貴子・結城美枝子・生田悦子、、もう何人にも見えてきますが、特に水色のべべコーナーは胸キュキュ~ンの絶頂となりまして(私はね。)、トニーちゃんとのクライマックスで彼女(このときは小百合さんかな?)の顔を映す角度がベストだと私は信じております。二人が動くとさらに美しい衣装の数々。でもこの色分けなしではストーリーがわかりづらく、言い換えればこの色の持つ役割が大きいってことでしょう。強・喪・クロさわ、書・熱情・嫉妬、清、郷、真実、死、、もういろいろ考えられて嬉しいなぁ。今作は無地だったので受賞は難しかったでしょうけど、この次の「LOVERS」では獲ってほしいな。京呉服の良さ、わかっておくれよアメリカさん。 【かーすけ】さん 8点(2005-01-17 17:37:57) |
37.《ネタバレ》 このスケールでチャン・ツィイーを主役にしてほしい。題名がダサい。DVDのインタヴューでトニー・レオンが質問に中国語と英語で交互に応えている。英語をしゃべっていてもキャラクターが変わらない人というのは珍しい。 【つちのこ】さん 8点(2004-11-11 00:54:45) |
36.最初にビデオで見て、今回のTV放映で2回目の鑑賞。とりあえず1回目の事は忘れて、新たな気持ちで見よう、と思って見たら・・・。何コレ?こんな面白かったっけ?(笑)前回では【話がまるでつながってない】と書きましたが、なーんだ、結局俺がストーリーを理解していなかっただけでした(オイ!)2回目の新たな感想としては、正直予想よりも面白かったです。華麗なアクション、美しい映像美、豪華な俳優陣。特にマギーvsツィイーのシーンでの映像美なんか凄すぎです。剣を動かした瞬間、イチョウの葉が大きく舞い上がる・・・・。食い入るように見ました。「グリーン・デスティニー」とは違い、ストーリーもきちんと練ってある部分も印象的。全米公開もされた様ですが、是非とも頑張ってほしいと俺は思いました。 |
|
35.一体どの話が真実なのかと見てるこっちを悩ませてくれるサスペンスのような要素が入ってるところは意外に良かった。剣に対するうんちくに思わず感心しました。決闘シーンは相変わらずの人間離れした芸術の剣舞。もう見慣れてしまってるので、何か新しいアイデアが欲しいですね。矢は凄かったですけど。 |
34.ものすごく期待してなかったんだけど、意外によかった。理解しやすい時代劇ですし、、。(水戸黄門とかけっこう好きなんで、、近いものがあります。) トニーレオンがシブイです。美しい映像もgood。こういうのもアリでしょう。 【レンジ】さん 8点(2004-10-10 23:50:17) |
33.グリーンディスティニーは嫌いだがこちらは美しくプロットも良かった。 ワダエミ女史の微妙なコントラストを使い分けた衣装も最高。 難点を挙げるとしたら前宣伝に使われてた何万本もの矢が放たれるシーン。 確かにCGにも力を入れてるんだろうけどもっと芸術性を押し出しても 良かったと思う。 【わーる】さん 8点(2004-08-23 19:16:54) |
32.単なるアクション映画の範囲に留まらず視覚美にかなり力を入れていた作品だなあというのが初めの印象。第二の印象はアクションがとても美しく本格的だなあということ。ストーリーも二転三転するにつれ俳優達の着ている着物の色が移り変わっていきとても素敵だった。トニー・レオン、普段はあんなにしがない(すみません!)おっちゃまなのに何故映画になるとダンディな香りをふりまけるんだしょ??それこそ俳優!!映画の中で役を着ます。 |
31.私は結構好きですよ、この作品。アクションと捉えるともの足りなさを感じてしまう人もいると思うけど、私はそういう作品だとは思っていないので。秦王と無名の会話の中の回想シーンという設定なので、スローモーションもワイヤーアクションも個人的には許されるかな。まぁ、確かにワイヤーアクション多すぎですけど。色彩の美も衣装も映像もとても綺麗でした。映画館で観て、その後DVDを購入して観たんですけど、何か違う。これはやはり大画面で観た方が迫力あると思います。 |
30.おお、回想によって色違いの世界。。。良かったです。この裏切り方も。映像も綺麗だったし。綺麗すぎてあまりアクション映画って感じはせず(笑)なんか音のない静寂な美しい世界って感じですね。 チェンツィーかわいい! |
29.《ネタバレ》 かつての中国映画とは、一線を画する映像美、佳脚本の作品ですね。長空VS無名以外の格闘シーンはダンスのようなのが多少不満ですが、策略あり、登場人物各々の平和への思いありで内容もしっかり詰まっていたように思います。個人的には何百本もの蝋燭の火が刺客の心の迷いを表すシーンが見事だと思いました。 【SN】さん 8点(2004-05-03 02:41:43) |
28.《ネタバレ》 純粋スペクタクルアクション系を想像していただけに、まったく異なる作品性格に驚いた。 この映画の白眉は、なんといっても始皇帝という存在に対する新解釈に尽きるだろう。トニー・レオンの残剣がなぜ「始皇帝は生かしておかねばならない」とこだわったのか。その理由を知ったとき、見る者は「あっ」となり、すぐ「そうかもしれない」と納得させられるものがあった。この1点によって、本作に一気に深みが与えられ、机上論的理想を追求するだけでは理想は実現しない現実の難解さを物語る深遠さを得た。 また、始皇帝にも始皇帝なりの正義があったと設定したところもよかった。彼が「結局、自分を理解してくれるのは、刺客の残剣だったとは」と嘆じるシーンは印象的。単なる勧善懲悪ものに終わらない魅力がある。 お決まりのワイヤーアクションもほどほどに楽しめ、あれぐらいでよかったという気がする。演出素材として水を活用してあったのも、私には効果的に思え、好感を抱けた。頭の中の戦いについては、あんなふうにできるのか、という声も聞こえてきそうだが、ま、あれはあれでええんでないかい、といった感じ。 別角度からの感想としては、中国・香港映画もここまで洗練されたか、という印象も残った。どこか荒削りでB級っぽいイメージはもはや過去のもの。そこに中国・香港映画の原点を求める人にとっては、決別の作品となったかもしれない。 【delft-Q】さん 8点(2004-04-24 12:24:15) |
27.《ネタバレ》 本作は、私には黒澤の「乱」や北野の「Dolls ドールズ」を彷彿とさせる。李連杰の映画で、久しぶりに楽しい思いをさせてもらった。CGやワイヤーアクションを駆使することに批判があったりするが苦手なら観なければいい。人民解放軍を大挙動員しての人海戦術もあるし、もちろん、役者個人の魅力も十分に感じられた。カメラや脚本がおかしいなどという批判は笑止! 絵を見て心を観ていないのである。赤い風に舞い散る女心、青の湖面での静かな戦い、緑の宮殿での疑念、白い真実。そして黒の葬列。梁朝偉、張曼玉、章子怡、陳道明などの内面の葛藤が見事に描かれているではないか。武道を学んだものならわかるだろう。剣の道の究極の目的は、己を究極まで高めること。その境地に達すれば、もはや剣など必要もない。秦王のことばはそれを物語っている。春秋戦国の世を統一し、平和をもたらすために剣を捨てる刺客の思いは理想的すぎるのかもしれない。しかし、この崇高な思想を学ばないものは、イラクにおけるアメリカの愚行を賞賛するものなのだろう。 <2004年4月23日追加>蛇足ながら、本作の設定はあくまで秦王”政”の時であり、”始皇帝”の段階ではない。つまり、卑近な例でいえば、豊臣姓を名乗るにいたって暴君になってしまった男が、まだ羽柴を名乗っていた頃には人間味がある人物だったというのと同じ感覚であろう。理想主義と権力という相容れないものの将来を考えるのも面白かろう。その片鱗は、ラスト前の政の逡巡にも現れている。 【オオカミ】さん 8点(2004-04-23 05:14:39) |
26.美しい。色と時間をリンクさせ、その色と景色の美しさの共演がさらに惹き立てあって、幻想的である。そしてやはり剣術シーン。これはアクションではなく紛れもなく「舞」である。美しすぎる。 【ちーた】さん 8点(2004-04-13 18:29:03) |