離愁(1973)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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離愁(1973)

[リシュウ]
The Train
(Le Train)
1973年上映時間:103分
平均点:7.58 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(1975-02-22)
ドラマラブストーリー戦争もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-01-13)【イニシャルK】さん
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監督ピエール・グラニエ=ドフェール
キャストジャン=ルイ・トランティニャン(男優)ジュリアン
ロミー・シュナイダー(女優)アンナ
アンヌ・ヴィアゼムスキー(女優)
西沢利明(日本語吹き替え版【TBS】)
村松康雄(日本語吹き替え版【TBS】)
糸博(日本語吹き替え版【TBS】)
増岡弘(日本語吹き替え版【TBS】)
緒方賢一(日本語吹き替え版【TBS】)
小関一(日本語吹き替え版【TBS】)
小山茉美(日本語吹き替え版【TBS】)
鈴木れい子(日本語吹き替え版【TBS】)
藤城裕士(日本語吹き替え版【TBS】)
原作ジョルジュ・シムノン
音楽フィリップ・サルド
撮影ワルター・ウォティッツ
製作ピエール・グラニエ=ドフェール
配給20世紀フォックス
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6.《ネタバレ》 ロミー・シュナイダーって、実はシモーヌ・シニョレにソックリなんですね。華やかなイメージとゆーか、勝手に明るい髪型の印象を持っちゃってたので気付きませんでした。しかし、やっぱ色気も昼より夜とゆーか、今作ではひっつめた髪型に黒い服で、かつ終始静かな表情…だからこそ、ココぞの場面のソレと来たら、最近結構エロティック系の映画を観まくってる私でも「おおお…」と思わず呻いてしまうかの様な鮮烈な匂立つ様な妖艶な、と言いましょーか。中盤、夜も走り続ける汽車の中で、音も無く抱き合って、また一つの言葉も漏らさずに幾度か唯々仰け反るシーン、なんて、私も流石にアレはもう堪らなかったですよね。

映画全体のつくりとしたって、諸々と「今後はもうこんなん無理だな…」とゆーか、最近の戦争映画じゃあ既に許されないだろ!みたいな勢いで、シリアス最高潮な状況で(それそっちのけで)全力全開で恋愛(不倫)映画やってくれてるのですよね。でも、だからこそソレこそが人間の性であって、なので(ある意味)より一層真実に近いソレだとも思うのですし、それ故にそのオーラスだって、逆にコレはもうそーいう次元を疾うに越えてしまったソレなんだ…と心底から納得できたのですよね。映画を沢山観ていると偶に、逆にこーいうのを現代の価値観・倫理観(主に製作者としての)でどーやって越えてゆくんだ…みたいな感覚に陥るコトがあるのですが、今作は正にそーいう作品だったのですし、だからこそまた紛うコト無き傑作だ、と思うのですね。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 8点(2024-03-15 09:18:40)
5.《ネタバレ》 終盤近くまで、息詰まるような列車内のシーンが続くが、ときおり外でのシークエンスも織り交ぜて、単調にならないように工夫している。で、一番秀逸なのは、病院での妻子との再会を描いていないこと。これによって、アンナが消えたことの「遮断効」を強烈に表すと同時に、主人公にとってより意味が深かったのはどっちだったのかを端的に示すことに成功している。また、ラストも、あれこれくっつけず、一番大事なこと(2人のふれあいと視線)だけをクローズアップして、取調官の本来なら重要な発言もノイズ扱い。だからこそ、列車内のシーンが重みをもって裏返ってきます。
Oliasさん [映画館(字幕)] 8点(2024-02-12 16:50:20)
4.《ネタバレ》 ドイツ生まれのユダヤ人女性と恋に落ちる男、二人は戦争により離れ離れになるが数年後に再会、一見どこにでもありそうな話を、単なる恋愛映画ではない大人に恋愛映画として見る事が出来るのは二人の演技、特にユダヤ人女性演じるロミー・シュナイダーの演技力があればこそで、特にラストシーンでの表情、演技が素晴らしい。他にも井戸での脚を洗う場面における色気、大人の女にしか出せない色気に見ていてこれは日本人の女性では出せない色気が充満している。この映画はとにかくロミー・シュナイダーの力が大きい。フランス映画だから出せる女優の演技、ハリウッド映画とは違う戦争が背景にある陰、色んな意味でヨーロッパ的な大人の映画です。
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2017-03-20 20:42:04)
3.《ネタバレ》 第二次大戦初期ドイツ軍のフランス侵攻が激化する中、疎開の為汽車に乗り込んだフランス人の修理工とユダヤ人であるドイツ女性との一抹の恋。とにかくラストシーンの素晴らしさにつきる。列車での疎開そして別れから3年後、男はレジスタンスとして捕えられた女との共謀を疑われナチスの秘密警察に呼び出される。彼女を「知っている」と認めたら彼もまた死刑になるのは自明の理だ。秘密警察の係員(ポール・ル・ペルソン=隠れた名演)に知らない旨を伝えたはいいが係員は彼女を呼び出し対面させる事で揺さぶりをかけてきた...。でラストは皆様のご想像通りなのだが、知らぬ存ぜぬが出来なかった男の想いそして彼を守る為に必死に抑えていた感情が崩れ号泣する女、ジャン・ルイ・トランティニアンとロミー・シュナイダーの演技とその心情を表す効果音やカメラワークがベタだけどいいんだよなぁ。「旅愁」「旅情」「哀愁」同じようなタイトルの作品多いけど混同しないように。機会があればぜひ...にもかかわらずDVDはもちろん廃盤。おいおい~。(追記:2016年にTSUTAYAの「隠れた名盤発掘コーナー」シリーズで待望の復刻。機会があれば)
Nbu2さん [映画館(字幕)] 8点(2017-01-23 08:03:12)
2.淡々とゆるやかに話は進行していたのに、ラストは新派芝居も真っ青な大悲劇!後悔のような安堵のような泣き顔のロミーに全部持っていかれちゃったなー。
mimiさん 8点(2003-12-08 18:22:32)
1.《ネタバレ》 ほとんどが列車内のシーン。赤ん坊を連れた若い母親や、売春婦が印象的。車内での小さな宴会はほっとする場面だが、あとはカナシイことばかり。☆ロミー・シュナイダーの体型に惚れ惚れ、これが西洋人 って感じで(細けりゃいいんじゃないのよねー)、水を①飲む、②浴びる この「水の2シーン」が大好きな私です。 ラストの二人と取り調べ官?の演技と間、、、ため息と胸の痛みが、あーダメっ。 
かーすけさん 8点(2003-10-20 15:17:52)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 7.58点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
518.33%
618.33%
7216.67%
8650.00%
9216.67%
1000.00%

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