カリフォルニア・ドールスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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カリフォルニア・ドールス

[カリフォルニアドールス]
(カリフォルニア・ドールズ(リバイバル題))
...All the Marbles
(The California Dolls)
1981年上映時間:112分
平均点:7.85 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
アクションドラマスポーツものスポコンものロードムービー
新規登録(2003-10-27)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2013-03-20)【S&S】さん
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監督ロバート・アルドリッチ
助監督ポール・モエン(第二助監督)
演出ミッキー・ギルバート(スタント・コーディネーター)
キャストピーター・フォーク(男優)ハリー・シアーズ(マネージャー)
ヴィッキー・フレデリック(女優)アイリス
ローレン・ランドン(女優)モリー
バート・ヤング(男優)エディ・シスコ(リノのプロモーター)
リチャード・ジャッケル(男優)ビル・ダドリー
レニー・モンタナ(男優)ジェローム(エディ・シスコの用心棒)
クライド・クサツ(男優)クライド・ヤマシト(日本人プロモーター)
穂積隆信ハリー・シアーズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
藤田淑子アイリス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小宮和枝モリー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚周夫エディ・シスコ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内海賢二ビッグ・ジョン・スタンレー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
野島昭生ビル・ダドリー/クライド・ヤマシト(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
郷里大輔ジェローム(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本マイケル・バリー(ノンクレジット)
ジム・マルホランド(ノンクレジット)
音楽フランク・デ・ヴォール
撮影ジョセフ・F・バイロック
製作ウォルター・ブレイク〔タイトル〕(製作補)
MGM
配給CIC
美術カール・アンダーソン〔美術〕(プロダクション・デザイン)
スチュアート・A・リース(セット装飾)
ウォルター・ブレイク〔タイトル〕(タイトル・デザイン)
衣装ボブ・マッキー
録音マイケル・J・コーハット
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未見の方は注意願います!
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1
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11.《ネタバレ》 素敵なロードムービー。(トランクにはバット所持。)

彼女たちはカリフォルニア・ガールズではなく カリフォルニア・ドールズなのだ(お人形さんたちなのだ) そこが味噌なのだ。
泥臭いストーリーから打って変わって盛り上がりを見せてゆくストーリー。ラストの北米タッグ選手権の登場シーンや演出において若干奇をてらい過ぎた感じもあるが、そこは彼女たちが花咲かせる為の場所であり その素敵な計らいには逆に拍手を贈りたく思えてしまうし、なによりラストのマットシーンが必死で ショウスポーツでありながらショウでなく、だがショウを見せるつもりでないのに結果的にはキチンと立派なSHOWとなっていたという、そして終わってみれば立派にエンターテイメントムービーとなっていたという、素敵なファイトムービーであり、素敵なロマンスムービーであり、とても後味良ろしのロードムービーです。なんでもっと早くにDVD化されなかったのだろうか 埋もれてしまっちゃ勿体ナイ。今からでも遅くない 是非とも陽の目を浴びて欲しく思えてしまえる一作だ。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-01-14 23:41:45)(良:2票)
10.《ネタバレ》 映画監督の遺作てなると大体は駄作、つまらない物だが、アルドリッチ監督は違う。最後の最後まで自分らしく娯楽に徹しているのが良い。プロレス映画でしかも女子プロレスだ。男臭い映画きり撮ってきた監督らしく女子プロレスだけど男勝りで、どこまでも荒っぽい。レスリングにシーンでの迫力、それに酔いしれる観客席の熱気、エネルギーに満ち溢れている。戦ってる女子レスラー達が美人でないにもかかわらず、見入ってしまうぐらい迫力溢れるプロレスシーン、2人のマネージャーのピーター・ フォークが良い。コロンボとはまた違う魅力で見せてくれる。ところで1つだけ突っ込み入れたくなるのが逆エビ固めなのに間違えて実況しているリングアナ、逆エビ固めっていうのは相手の身体をエビの様に揃って、しかも逆向きに揃ってこそ成り立つものなのに、よく見て実況しろよと言いたくなります。まあ、そんな文句ありながらの最後まで楽しく見ることができたのは監督の手腕のおかげだと思います。ちょっとだけどヌードシーンがあったりと、サービス精神を最後まで忘れないアルドリッチ監督に拍手です。
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2018-04-21 14:40:49)
9.《ネタバレ》 女子プロレス版『ロッキー』という印象を受けました。華やかな女子プロレスの世界の陰にある様々な悲哀が泥臭く描かれていますが、観た後は爽快感が残ります。リングシーンも迫力がありました。
TMさん [DVD(字幕)] 8点(2015-07-11 10:13:13)
8.《ネタバレ》 これはもう念願のDVD化でした。アルドリッチの遺作である、この映画を輸入盤で入手したものの、いつかは字幕できちんと観たかった。ついに観ましたよ~。アルドリッチといえば、ダーティでも「男」を描く監督と思いきや、こんな女性がらみの映画も撮っちゃうんですね。例え、女性が強くとも(しかもこの映画では体格的にも女性が圧倒的に上)、男は女の花道を飾るためにあの手、この手で準備します。すると女性は、ちゃんとそれにこたえるかの如く、ものすごく強くなっちゃう。(プロレスでも・・笑)結局、女性が強くなるには、ハードなトレーニングもまぁ必要でしょうけど、何より俺はちゃんと見てんだぞ~って男の存在なのかもしれない。これはやはり男の映画ですよ。アルドリッチが人望が厚いのも、うなずけます。やっぱり面白かった!輸入盤、買って良かった~!
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2015-05-10 19:13:03)(良:1票)
7.《ネタバレ》 映画史において「遺作」というのは基本がっかりな物が多い中、これは数少ない「観て損はない遺作」に入れても良いアルドリッチの一作。「漢」の映画を撮り続けた彼にしては扱った素材が女子プロレスというのは?であり、御都合主義でありきたりなストーリーではあるけど最後は胸熱く心躍るいつもの「アルドリッチっぷり(根性あふれるどつきあいを自分はこう呼んでいる)」に楽しくて仕方がなかった。殴られ蹴られ泥だらけでポロリもありの根性入れまくりの主演女優、ドールズ2人もさることながら2人のマネージャーを演じたフォークの演技が素晴らしい。そしてアルドリッチの演出もちゃんと彼彼女らの侘びしさや苦しみを丹念に描写しているので(個人的にはリノの超豪華なホテルでのカジノでドールズ2人がスロットに興じるシーンがつぼ)、ラストのタイトルマッチへの盛り上がり=勝って成功をつかむ、という展開に説得力がついてくると思う。あと日本の女子プロレスリングテクニックは世界一で有ることを知らしめた(最後にこれが効いてくる)ミミ萩原+ジャンボ堀コンビにプラス1点。2015年初ソフト化は、めでたい。ウィ!ウォン!ドールズ!
Nbu2さん [映画館(字幕)] 8点(2015-05-02 14:33:59)(良:2票)
6.《ネタバレ》 コロンボ警部でも、孫に物語を聞かせる祖父でもないP・フォークが口八丁のマネージャーを好演、実にしっくりきてます。ほぼ無名の女優二人のプロレスラー、ドールズの懸命さも良く伝わる人物描写のおかげで、ラストの大一番の大会までにはすっかりドールズびいきになってしまう。ここでがぜん輝くのが海千山千のP・フォークの根回し演出。投資とばかりに札びら切って、反則すれすれのヤラセ応援あり、過剰コスチュームあり。いや楽しい楽しい。資金源がイカサマ博打(とカツアゲ)というのもいかがわしくて良いですな。ストーリー展開は王道なれど、茶目っ気あふれる逸品であります。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-11-19 18:11:03)(良:1票)
5.なかなかDVDにならず、自分の中でまぼろしだった今作。嗚呼いいですねぇ~。売れないプロレスラー2人にマネージャーがオンボロ車に乗ってドサ周りのロードームービー、もう胸をグッと掴まれました。文字通り泥んこになりつつも、終盤のキラキラ衣装に身を包んで挑む試合には思わずドールズコールがわき上がりました。
余談ですが、見終わった後、画面に向かって「ドールズありがとー!」と叫んだ観客のおっちゃんにもホッコリしました。いや~映画館っていいですね。
泳ぐたい焼きさん [映画館(字幕)] 8点(2013-11-04 00:33:39)
4.成功を夢見て奮闘する、スマートでも器用でもない下積みの人間模様。これはかなり自分好みのジャンルの作品。かなりツボにはまりました。本作はアルドリッチ監督の遺作になるんですね。男臭い反骨の映画職人というイメージの人ですが、最後の作品は女子プロタッグチームの2人に、中年マネージャー、3人の戦友がオンボロ車で町から町へ、場末のリングを転戦し、辛苦の果てにベルトを掴むまでの戦いを描いた奮闘記。これもアルドリッチらしい作品じゃないかと思います。

序盤から3人が宿賃やガソリン代にも苦労する描写がかなり長く続きますが、3人の戦友ぶりがいいし、ピーター・フォークが飽きさせない。哀愁が漂いつつも人間味あふれる中年マネージャー。このキャラにピーター・フォークが見事にはまっていました。よくぞコロンボ警部をこの役に持ってきたことと思います。勿論、ピーター・フォークとの掛け合いも、試合も、ドールズの2人も素晴らしかった!
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-18 19:57:32)
3.本作は、プロレスを楽しみたきゃプロレスを観ればいいというプロレスものとは一線を画す出来栄えです。決戦に到るまでの巧みな話の盛り上げ方、じっくり魅せてくれた決戦模様。三人組同様に観る者を楽しませる精神に満ち満ちた作品に大いに満足しました。
The Grey Heronさん [映画館(字幕)] 8点(2010-09-23 17:58:30)
2.《ネタバレ》 純粋であり、大人であり、崖っぷちの本当に魅力的な二人の女子プロレスラーが貧乏、苦労の中でも健気やったもんやからタイトルマッチの入場シーン、あのたっぷり時間をかけた演出と超ド派手な衣装、やはり女性だからこそ、あの入場シーンこそがクライマックスに思えた。
何という感慨、'50年代のMGMミュージカルを観ているかのような陶酔、ぐちゃぐちゃとした色んなモンが一気に浄化されていくかのような素晴らいあの入場シーン。
よし坊さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-07-21 22:53:46)
1.《ネタバレ》 全米ランキング3位になっても尚、次のマッチメイクまでは切り詰めに切り詰めて安モーテルを泊まり継ぎ、果ては生活費稼ぎに”泥レス(ポロリ付き)”までせざるをえないカリフォルニア・ドールズ一行に漂う浮き草人生のペーソス。アメリカ女子プロレス界に生きる厳しさ・侘びしさが観る者にひしひしと伝わってくるかのようだ。派手なリング上でのファイトとは対照的な、裏舞台の地味なディテールを手を抜かずにじっくりと描いたアルドリッチの演出が確実にタメを醸成し、ラストの全米女子チャンプ「トレドの虎」とのタッグマッチで一気に爆発する。とにかく、ドサ回りからラストの決戦まで(ミミ萩原の日本ペアとも対戦)彼女らの試合を惜しみなくタップリ見せてくれるサービス精神が嬉しい。見世物ムービーはこうでなきゃ!ドールズ役の二人も激しいプロレス演技は勿論のコト、なかなか夢を実現できない焦りや対戦相手に選ばれる為に興行主に身を鬻ぐ哀愁まで実にうまく演じていたと思う。コロンボ以外での映画出演では余り感心しないことが多いピーター・フォークも今回のマネージャー役はグッジョブ!といって差し支えない名演だった。イケメンの若造じゃアノ味は逆立ちしても出せまい。ハッピー・エンドで後味も爽やかだし、私もスポ根モノでは「ロッキー」より断然こっちだなぁ。ドールズに乾杯!!
へちょちょさん 8点(2004-12-07 03:10:32)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 7.85点
000.00%
100.00%
213.70%
300.00%
400.00%
500.00%
613.70%
7725.93%
81140.74%
9311.11%
10414.81%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.50点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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