1.《ネタバレ》 主演のアウグスト・ディールがとてもカッコイイです。そして映像がスタイリッシュ。ドイツ映画にしか出せない曇ったような色合いの、それでいてシャープな印象の風景や建物がすごくよかった。日本の刺青を大変に評価してくれているようで、それもなんとなくうれしいような気がしました。一種の芸術といわれれば、確かにそうだと思う。猟奇事件は「セブン」を思わせるけれども、この映画の方が厳しいかもしれない。エンドロールの途中でいきなり映像が入ってびっくりしました。結構重要な映像です。その後の物語を想像してしまいますね。まだ事件は終わってはいないので。