約束(1972)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。
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(レビュー・クチコミ)
約束(1972)
[ヤクソク]
1972年
【
日
】
上映時間:88分
平均点:
7.33
/
10
点
(Review 15人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
・
ラブストーリー
)
新規登録(2003-12-08)【
おばちゃん
】さん
タイトル情報更新(2012-09-01)【
ESPERANZA
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監督
斎藤耕一
助監督
吉田剛【脚本】
キャスト
萩原健一
(男優)
中原朗
岸恵子
(女優)
松宮螢子
三国連太郎
(男優)
山室刑事/裁判官/検事
殿山泰司
(男優)
村井晋吉
中山仁
(男優)
護送犯
姫ゆり子
(女優)
村井の女
南美江
(女優)
島本房江
脚本
石森史郎
音楽
宮川泰
撮影
坂本典隆
配給
松竹
美術
芳野尹孝
録音
小尾幸魚
(調音)
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5.
《ネタバレ》
大好きな映画の一つです。
まるでフランス映画「男と女」を思わせる素敵なカメラワークに音楽。
冬の日本海の荒波、雪、海鳥・・・素晴らしいロケーション。
岸恵子35歳、なんとお美しい・・・上品でほのかな色気が漂う、ため息が出るほどいい女。
ラスト刑務所の門で別れ・・・今まで抑えていた感情を一気に吐き出すシーンが心に残ります。
この頃のヤンチャなショーケンも良いですね!何度も出てくる、手を振りながらの走るシーンが印象的。
今の若い映像作家たちにぜひ見てほしい映画です。
【
とれびやん
】
さん
[インターネット(邦画)]
8点
(2021-09-03 23:15:52)
4.
《ネタバレ》
冬の日本海側、どこか陰のある過去を背負った男女・・・極めて日本映画的な設定を、まるでフランス映画のような洒落た雰囲気で撮っていて非常に新鮮さを感じました。
気品を感じさせながらもどこか陰のある岸恵子と野生的で子供っぽさの残るショーケンの組合せが非常に絶妙ですね。ストーリーもシンプルながらも奥深さを感じさせるものでした。
【
TM
】
さん
[ビデオ(邦画)]
8点
(2008-10-03 21:59:52)
(良:1票)
3.
《ネタバレ》
これはまた一つ、良いものを見つけた気がする。この映画は始まってから十分間、台詞がありません。その間に映し出される日本海の美しい風景、そんな日本海で海沿いに北上する列車、更には車内の映像、海の景色、空を飛び交う鳥達、そういう映像だけではっきり言って今のテレビドラマばかり観ている人にはかなり退屈と感じるかもしれません。しかし、今のテレビドラマみたいに何もかも台詞に便り、その時の置かれている状況や心理を説明してしまうものとは対照的で台詞に頼らなくてもちょっとした映像と俳優の演技、表情だけで解らせる素晴らしさ、それこそ映画本来の持っている形をここでは少ない台詞と映像だけで見せてくれます。それも偏に女優岸恵子の女としての哀しみ、情念みたいなものを演じることの出来る演技力があればこそ成り立つわけです。強盗犯の罪で刑務所に入ることとなった萩原健一演じる男との二年後の再会の約束をするシーンにおいての男と女の刹那さ、二人のすれ違い、それを映し出す映像も何となく余韻が残る。この監督さん、余韻の残し方が大変、お見事です。それにしてもこの頃と今でもさほど変わらない美しさを維持している岸恵子というこの女優さん、どうしたらあんなにも美しさを保っていられるのか?とこれを見たら男の私でさえそう感じるのだから女の人が見たら間違いなくそう感じるはずです。
【
青観
】
さん
[ビデオ(邦画)]
8点
(2007-10-06 08:16:50)
(良:2票)
2.
言いたい事全部【ミーハーおばちゃん】さんに言われてしまった、これは北陸に見えるが仏映画ですよ。岸恵子のポケットに手を入れて歩く姿がカッコいいし、おしゃれなんだなあ。岸恵子が口紅をひきオンナになり、また口紅を落とす時の彼女の心境たるや深いなあ。あどけなく無邪気だが真っ直ぐに突っ走るショーケンがいいのよ。逃げるべきか、逃げざるべきか、本気になったからこそ決断したんだよなあ。たった一日だけのすれ違いの恋なんだけどいいんだなあ。
【
亜流派 十五郎
】
さん
8点
(2004-05-19 23:24:33)
(良:1票)
1.
《ネタバレ》
なんともユニークな俳優が出現したと思わせた、萩原健一の本格デビュー作。(本格、というのはその前のグループサウンズ時代のアイドル映画出演があったから。それが演技者になっていくきっかけだったのは想像に難くないところですが。)フランス映画のようなおしゃれさ、ダークさがありつつ、舞台が北陸、というフシギなバランス感覚に、当時すごく興奮を覚えたものでした。萩原がゆきずりの年上の岸に寄せるなつき方、その無邪気な笑顔、過去のある役柄ゆえかそうではないのか、むしろ今より老けた表情だった岸の、しかしシワさえ美しいお顔、ポケットに手を入れて歩くリンとした姿勢、足のラインの美しさ・・どこをとってもホレボレでした。ゆきずりの情熱を瞬時にして燃え上がらせながら、逃避行とはならず、岸が大人としてふるまい、そのことがまた新たなドラマを生んでいく、スリルとテンポがたまらなかったです。まあ解せなかったことも1つや2つはありますけどね。彼女の「過去」の生まれた経緯と、それから「模範囚だから特別許可で肉親の墓参りに行ってよし」なんて規則、聞いたことないけどなあ、ということ。でもまあいいんですよね、これは映画なんだもん。(これを書いた数時間後のTVニュースで知りましたが、日本でも刑務所から一定の範囲で外出、外泊できるようにしましょう、という提言が本日なされたようですね。何という偶然! この映画、とっても新しい人権感覚を先取りしてたんですね)
【
おばちゃん
】
さん
8点
(2003-12-08 22:50:37)
(良:2票)
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【点数情報】
Review人数
15人
平均点数
7.33点
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1
0
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2
0
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3
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4
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0.00%
5
2
13.33%
6
1
6.67%
7
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33.33%
8
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33.33%
9
1
6.67%
10
1
6.67%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
6.00点
Review1人
2
ストーリー評価
6.50点
Review2人
3
鑑賞後の後味
6.50点
Review2人
4
音楽評価
6.00点
Review1人
5
感泣評価
6.00点
Review1人
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