1.キャサリン・ヘプバーンが最初のオスカーを得た「勝利の朝」のリメイク。普通リメイクはガクッと落ちるコトが多いが、コレは珍しく勝るとも劣らない秀逸な出来。エヴァ・ラブレイス役のスーザン・ストラスバーグがルメットの演出で実に活き活きと演じているのが勝因。流石にキャサリンには敵わないけど。イーストン役のフォンダもアドルフ・マンジューには及ばないがシブい演技で良かった。そういう意味ではMVPはブロードウェイ内幕の丹念な描写も鮮やかなルメット監督ということになる…かな?ディテールに拘りながらも骨太で味の有るイイ監督だなぁ~。御祝儀でオリジナルと同じ8点進呈。