座頭市血笑旅のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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座頭市血笑旅

[ザトウイチケッショウタビ]
1964年上映時間:87分
平均点:7.45 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(1964-10-17)
アクション時代劇シリーズもの小説の映画化
新規登録(2003-12-26)【光りやまねこ】さん
タイトル情報更新(2023-07-26)【イニシャルK】さん
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監督三隅研次
キャスト勝新太郎(男優)座頭市
高千穂ひづる(女優)お香
金子信雄(男優)宮木村の宇之助
加藤嘉(男優)和尚了海
石黒達也(男優)文珠の和平次
北城寿太郎(男優)菊蔵
藤山浩二(男優)島蔵
天王寺虎之助(男優)相撲取り小手丑
毛利郁子(女優)白首の女
川口のぶ(女優)おとよ
近江輝子(女優)茶店のおきん
伊達三郎(男優)野呂平太夫
南條新太郎(男優)賭場の客鹿三
浅尾奥山(男優)
南部彰三(男優)庄屋喜右衛門
橋本力(俳優)(男優)猪蔵
石原須磨男(男優)薬売り茂平
木村玄(男優)宇之助の乾分百助
杉山昌三九(男優)麻古女の半五郎
玉置一恵(男優)代貸勘十
沖時男(男優)駕かき土平
堀北幸夫(男優)中盆嘉七
越川一(男優)駕かき馬助
山岡鋭二郎(男優)
千石泰三(男優)鶴蔵
愛原光一(男優)相撲取り岩響
黒木英男(男優)壷振り弥吉
藤川準(男優)村役人
原作子母沢寛
脚本星川清司
吉田哲郎
松村正温
音楽伊福部昭
撮影牧浦地志
企画財前定生
配給大映
美術内藤昭
編集菅沼完二
録音大谷巖
照明山下礼二郎
その他IMAGICA(現像)
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6.座頭市の命を狙う5人組の男たち。思わぬ成り行きから、赤ん坊を父親のもとへ送りとどけることになった座頭市なのですが、赤ちゃんネタは鉄板ネタ、という訳で、例によって例のごとく珍道中と相成ります。そしてこれまたひょんなことから旅の伴となった、一癖ある女性。赤ん坊と女性の2人に座頭市が振り回される姿がユーモラスです。
それにしてもこの赤ん坊、名優です。コロコロ転がってるだけなんですけれども、観てる我々の頬を緩ませる。いやお見事。
イカサマ賭博を見破るシーンなんかもスゴイですね。座頭市のネチッこい喋り方に、突如、短いカットでの剣捌きが挿入され、ハッとさせられるのですが、ここでは座頭市が赤ん坊を抱いて簡単に身動きのとれないシチュエーションであるだけに、このシーンの意外性も倍増しています。
クライマックスでは、火のついた松明を持った敵に囲まれ、決死の死闘が繰り広げられます。座頭市の衣装にも燃え移り、まさかこれは怪獣映画でキグルミが延焼している場面みたいな「撮影事故」ではないのか、と思うくらいにハラハラさせられ、そんでもってあの、炎に照り返された座頭市の白目を剥いた表情、その迫力たるや。 
ところで金子信雄さんは、髪が生えてると若く見えますねえ。それでもしっかり、ワルそうですが。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-08-16 07:43:07)
5.《ネタバレ》 三隅研次が座頭市に帰ってきて格段に良くなっている カメラワークもこれまでよりかなり斬新でローアングルからの撮影や人物の頭の部分を大胆にフレームアウトさせる詰まったフレーミングはなかなかの迫力だ ヒロインは若干熟女だがこれはこれで結構イイ 座頭市が義理を感じて面倒をみる赤ん坊に徐々に肩入れしていく様子は時として儚くて泣ける 遊女に赤子の世話をさせるが、気になって眠れない状況をコトコマかに描いていて、座頭市が赤子を可愛くて仕方が無い様子を充分感じさせる演出はうまいと思った 赤ん坊を挟んでヒロインのお香の失敗に、手のひらを優しく叩く座頭市が、二人の儚い幸せを連想させて目頭が潤んだ
にょろぞうさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2014-03-21 15:20:02)
4.《ネタバレ》 自分のせいで母親を死なせてしまい、赤ん坊を抱えながら旅をすることになったいっつぁん。オムツを変えながら闘ったり、赤ん坊にデレデレになってる母性全開のいっつぁんが堪らなく可愛らしく可笑しい。道中で道連れになるスリの姉さんも母性に目覚めると素敵な表情をみせてくれて暖かな気持ちになれます。ベタなストーリーですが、ちょいと目頭が熱くなってしまいました。
可笑しく切ない人情話サイドもさることながら、殺陣もそこそこ多く、博打のシーンは痺れました。そして、クライマックスの炎にまみれながらの殺陣はかなり熱いっ!
座頭市シリーズでも屈指の、笑って泣けてカッコ良いエンターテイメント作品だと思います。
すべからさん [インターネット(字幕)] 8点(2009-06-09 00:56:56)
3.《ネタバレ》 今回は市がふとしたことから赤ん坊の世話をしながら旅をすることになるというストーリーがなかなか新鮮に感じられる。三隅研次監督の手がけた座頭市はかなり久しぶりに見たのだが、この設定をうまく活かしたドラマ性の高い作品に仕上げていてとても面白かった。市が赤ん坊の世話をする姿は見ていて微笑ましく、途中で一緒に旅をすることになる女スリを演じる高千穂ひづるも良かった。クライマックスの炎の中での斬り合いも迫力充分で印象に残るが、赤ん坊を育てることを決意した市が和尚(加藤嘉)に諭され、赤ん坊を和尚に預けるシーンは市のやるせなさが伝わってきて、分かってはいるのだがやっぱり感動してしまった。まあ多少気になる点がなくもないが、前回見た「座頭市逆手斬り」が物足りない出来だっただけに今回は充分に傑作だと思う。書き忘れてたけど、赤ん坊の父である親分を演じる金子信雄の演技もなかなか迫力があり、印象に残った。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2009-02-09 18:43:44)
2.赤子を連れての座頭市の珍道中。この趣向が、シリーズのほかの作品にはない味を添えているね。三隅監督だと、細部まで目が行き届いた安定感が群を抜いている。
いのうえさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-07-01 22:10:32)
1.第8作。「ねんねんころりとブッタ斬る こぶつき座頭の新剣法」 子連れ座頭市のお話。赤ん坊・子供ネタと時代劇の相性はかなりのものでわかってるけど感動しちゃう。見せ方がうまいです。最後の燃えながら斬りまくるシーンではCGでは出せないようなマジな迫力があった。出演者では女スリ役の高千穂ひづるが東映のお姫様やってた頃よりはずっと魅力的に見える。市と親バカしてるシーンなんかいいです。伊達三郎(お気に入りw)が珍しく斬られない、悪役じゃない作品でもありました。
バカ王子さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-05 02:37:20)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 7.45点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
619.09%
7436.36%
8654.55%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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