人間の條件 第五部 死の脱出のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ニ行
 > 人間の條件 第五部 死の脱出の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

人間の條件 第五部 死の脱出

[ニンゲンノジョウケンダイゴブシノダッシュツ]
1961年上映時間:90分
平均点:7.80 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
ドラマ戦争ものシリーズものモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2004-01-17)【光りやまねこ】さん
タイトル情報更新(2021-02-17)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督小林正樹(1916年生まれ)
キャスト仲代達矢(男優)
新珠三千代(女優)美千子
川津祐介(男優)寺田二等兵
諸角啓二郎(男優)弘中伍長
岸田今日子(女優)慰安婦竜子
金子信雄(男優)桐原伍長
上田吉二郎(男優)石炭屋
坊屋三郎(男優)雑貨屋
高原駿雄(男優)朝鮮へ行く兵長
須賀不二男(男優)永田大尉
菅井きん(女優)避難民中年の女
南美江(女優)老教師の妻
石黒達也(男優)洞窟隊長
山内明(男優)吉良上等兵
垂水悟郎(男優)北郷曹長
成瀬昌彦(男優)朝鮮人
内藤武敏(男優)丹下一等兵
中村玉緒(女優)避難民少女
瞳麗子(女優)梅子
清村耕次(男優)匹田一等兵
原作五味川純平「人間の條件」
脚本小林正樹(1916年生まれ)
松山善三
音楽木下忠司
撮影宮島義勇
製作小林正樹(1916年生まれ)
若槻繁
文芸プロダクションにんじんくらぶ
配給松竹
美術戸田重昌(美術助手)
編集浦岡敬一
録音西崎英雄
松本隆司(録音助手)
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
青葉陣地は猛攻を受けて壊滅、生き残ったのは梶、寺田、弘中伍長の三人であった。梶は美千子の元に戻るため南満への行動を開始する。密林をさ迷い歩く梶達は、途中民間人の一団に出会う。捨てておけずに連れてゆくが、過酷な行軍で一人、また一人と脱落してゆく。死に行く者を見捨て、行く手を阻む者を殺しながら進む行軍に、梶は苦しむ。結局、密林を抜け出る事が出来たのは梶、寺田、弘中、引田、そして慰安婦の竜子だけだった。敗残兵として、満人を酷使してきた日本人の代償を背負った梶の逃避行。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(8点検索)】[全部]

別のページへ(8点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
5.第5部は全編を通じての敗走だけに暗い、暗すぎる。そして死なないですむ人たちですら死んでしまう。特に妻美千子の面影がダブる竜子の死は大変悲しい。戦争の暗い部分を描き、死ぬか生きるかの極限を再認識する良き映画かもしれない。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 8点(2011-12-18 13:07:45)
4.歩く、歩く、歩く。1部、2部では随分中国人を苦しめてきたが、この5部では中国人が日本の非戦闘民、しかも女性を殺すという場面が見られ、真実味が増している。また凝った撮り方をしているため、芸術性も感じられた。
リーム555さん [DVD(邦画)] 8点(2010-04-29 13:15:17)
3.いよいよ、ここまで来たかってぐらい、とにかく見ていて疲れるし、ひたすら重苦しくてやりきれなくなるけれど、戦争が人間を人間でなくしようとするというものがここでも見られて、とにかくこの重苦しさ、梶にとっての軍隊とは、戦争とは?作品全体に今まで以上に死というものが付きまとう。もう、既に皆さんがコメントしている通りであるからして、これ以上述べることはないが、ここまで見てきたからにはどんな結末になろうとも、覚悟の上で観なくてはならないと思う。
青観さん [DVD(邦画)] 8点(2010-02-13 15:17:20)
2.丹下がいいね。
すたーちゃいるどさん [DVD(邦画)] 8点(2009-02-15 18:53:15)
1.いよいよ物語も大詰めの第五部。敗残兵となった梶たちが避難民である民間人たちとジャングルをさ迷い歩くシーンをはじめ、岸田今日子演じる竜子の無残な最期など壮絶な展開ばかりで見ていてかなり辛いものがあった。今回は梶はただ美千子の元へ生きて帰ることだけを考えていて、その気持ちはじゅうぶんに理解できるのだが、そのためには人殺しも厭わなくなっており、第一部からずっと見ていると別人のようである。こうなるとちょっと今回の梶の苦悩というのは理解しがたいものになってしまい、もし、梶と再会した美千子がこれを知ったらどう思うだろうなどと考えながら見ていたらまた辛くなってくる。下にも書かれている方がいらっしゃるが、戦争は人を変えてしまうということがこの「人間の条件」という作品の最大のテーマ、メッセージなのではなのかと思える。そんなこの回において唯一の救いと言えるのは中村玉緒演じる少女の健気な笑顔であるが、ラストの桐原の一言はその彼女に強姦をしたというのが、リアルに想像できて怖かった。次で最後だ。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2008-06-24 23:47:49)
別のページへ(8点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 7.80点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
616.67%
7640.00%
8533.33%
916.67%
10213.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS