1.《ネタバレ》 大好きですわ~。足元から映されてデートリッヒ登場。「この女、ウソついてるに決まってるやん。その手にはのらんでぇ。」ハイ、その時点からあほぅな私はうんと楽しめるわけです(笑)。デートリッヒ最高ですわ。お針子さん(古い?えっと、衣装屋さん)に投げるウィンクなんて絶品。6つ釦のテーラーも私が選ぶ女もんスーツのベスト2です。流行しました(たぶんね。紛いモンを昔オバサマ族がよう着てた。)。またどうやったら中年のデートリッヒが最も美しく映るのか、ちゃんと考えて光もたーーっぷり当たってます・・と書こうとしたら、彼女自身が照明に注文つけてたそうな。はぁー恐れ入ります。こんな女優、当時でも稀ーネ・デートリッヒ。やっぱりスゴイネ(↓すみませーん)。
でもヒロインはあくまでもジェーン・ワイマン。大物に潰されないないよう踏ん張ってしっかり演じているのがとても感じ良いです。謎解きの脇で彼女の家族にも心あたたまったり、笑ったり、、ほんにおもしろいわ。’普通のスミス氏’ことマイケル・ワイルディングもハンサムやしね(←リズの元ダンナ。1人/マイケルという名の3人の夫たち/のべ8人の夫たち。笑うわ)。
クライマックスのリチャード・トッドの迫力も素晴らしい、が、ある意味、呆然・・「シャレード」はここから来たのか?今頃気付いた私、ぐやし~。