ドクトル・マブゼのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ドクトル・マブゼ

[ドクトルマブゼ]
(ドクトル・マブゼ 第I部 大賭博師:時代の鏡像/第II部 地獄:我ら時代の人間劇)
Dr. Mabuse, King of Crime
(Dr. Mabuse, der Spieler Teil.1: Der große Spieler - Ein Bild der Zeit/Teil.2: Inferno, ein Spiel von Menschen unserer Zeit)
1922年上映時間:297分
平均点:8.14 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(1923-05-01)
ドラマサスペンスサイレントモノクロ映画犯罪もの
新規登録(2004-02-26)【パキちゃん】さん
タイトル情報更新(2009-11-03)【すぺるま】さん
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監督フリッツ・ラング
キャストルドルフ・クライン=ロッゲ(男優)マブゼ博士
ベルンハルト・ゲッケ(男優)フォン・ヴェンク検事
アルフレート・アーベル(男優)トルド伯爵
パウル・リヒター(男優)ハル
脚本フリッツ・ラング
テア・フォン・ハルボウ
撮影カール・ホフマン
製作エリッヒ・ポマー
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3.サイレントの超大作を見るのは大変だけど、その価値は十分にある。
カニばさみさん [DVD(字幕)] 8点(2017-10-10 13:48:08)
2.先に作られた『カリガリ博士』(これもドイツ映画!)の主人公にカリスマ性を与えたようなマブゼ博士。そして『カリガリ博士』が表現主義の中で描かれたのに対し、『ドクトル・マブゼ』は実にリアルな現実世界の中に表現主義的描写を散りばめる。催眠術のシーンやラストの幻影がそれにあたる。なのでよけいに怖い。天才的な犯罪の手口がまたリアル。群集心理を利用して捕まった仲間を射殺するなんてファシズムが押し寄せようとする当時の時代背景を鑑みると空恐ろしい気すらする。そして株価操作も偽札造りもマブゼ博士にとってはトランプ賭博となんら代わらない「お遊び」でしかないというのも妙に信憑性があって怖い。犯罪映画の原点であるだけでなく、メロドラマも取り入れられ見応え十分。長尺も、連続ドラマをまとめて観ているような面白さ。
R&Aさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-01-10 14:23:16)
1.これはあらゆる犯罪映画の原点とお見受けしました。おそらく黒澤明や清さんもご覧になっているのではないでしょうか。まさか催眠術(と言うかほとんど超能力)までもが話に出てくるとは思いませんでしたが、その催眠シーンがひたすらに凄い!スポークンタイトルまでもが極端に変形してしまうほどの迫力。金持ちの御曹司やスリルを求める伯爵夫人など、様々な人間模様が複雑に絡み合う人間ドラマも面白い。サイレント期のとんでもない傑作に出会えて大満足です。
かんたーたさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-23 21:01:33)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 8.14点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5114.29%
600.00%
700.00%
8342.86%
9228.57%
10114.29%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 9.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.50点 Review2人
4 音楽評価 9.50点 Review2人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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