2.《ネタバレ》 ジョセフ・ブルックスが「製作・脚本・監督・音楽」を担当した映画だが、栄光と没落の人だったようだ。事件など、色々と調べない方が良いかもしれない。主題歌は、映画原題と同じ『You Light Up My Life』。実は映画の中で歌っているのは主人公のディディ・コーンではなく、大ヒットしたデビー・ブーンでもなく、ケイシー・シシク(1953~1998)。個人的にブーンよりシシクの歌唱が好きだ。
娘が父親に訴える。
「私を解放して」
父と娘、芸能界、結婚、失恋、父との対立と和解と自立など、いろんな要素が詰まった映画。70年代後半の映画で、日本ではDVDが出ていないようだが、女性ファンがとても多い映画の気がする。まるで日本の少女マンガの世界。安っぽい演出と音楽の盛り上げがピッタリの、私の好きな映画。