緋牡丹博徒 お竜参上のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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緋牡丹博徒 お竜参上

[ヒボタンバクトオリュウサンジョウ]
1970年上映時間:100分
平均点:7.43 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(1970-03-05)
アクションドラマシリーズものヤクザ・マフィア
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タイトル情報更新(2021-10-22)【Olias】さん
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監督加藤泰
助監督本田達男
土橋亨
キャスト藤純子(女優)緋牡丹のお竜・矢野竜子
菅原文太(男優)青山常次郎
若山富三郎(男優)熊坂虎吉
安部徹(男優)鮫州の政五郎
山城新伍(男優)ニッケル
嵐寛寿郎(男優)鉄砲久
山岸映子(女優)五十嵐君子
長谷川明男(男優)島の銀次郎
近藤洋介(男優)佐藤好美
林彰太郎(男優)勘八
木谷邦臣(男優)木和田
沼田曜一(男優)二保の順吉
天津敏(男優)金井金五郎
村居京之輔(男優)水源
波多野博(男優)舞台係
汐路章(男優)肘の喜三郎
岡島艶子(女優)おまつ
丸平峰子(女優)熊坂清子
鳳啓助(男優)大鳥
京唄子(女優)お梅
任田順好(女優)小川双葉(クレジット「沢淑子」)
疋田泰盛(男優)小ヒゲ
高野真二(男優)鈴村
平沢彰(男優)豆徳
脚本加藤泰
鈴木則文
音楽斎藤一郎
作詞渡辺岳夫「緋牡丹博徒」
作曲渡辺岳夫「緋牡丹博徒」
主題歌藤純子「緋牡丹博徒」
撮影赤塚滋
企画俊藤浩滋
日下部五朗
配給東映
美術井川徳道
編集宮本信太郎
録音佐々木稔郎
照明和多田弘
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2.《ネタバレ》 シリーズ第6作。今回は「花札勝負」を手がけた加藤泰監督が再登板し、ストーリー的にも「花札勝負」の続編的内容となっているが、なんといっても加藤監督の映像美学が冴えまくる映画になっていて、全篇にわたって美しい映像が多く、中でも雪の降り積もる橋の上でのお竜(藤純子)と青山(菅原文太)のシーンはこれでもかというくらいに美しく、もはやこれは任侠映画を超えて芸術的な感じさえするし、このシーンだけでこの映画が只者ではないことが伝わってくる。ほかには、お竜が探し求めていた娘・君子と再会するシーンも普通ならカットを割ってしまうであろうところを長回しで捉えており、あざとさがなく逆に印象的な名場面となっていて、いずれにせよ最近の映画にはない質の高さを感じることができる。君子と島の銀次との恋もスパイスとして効いている。「一宿一飯」では凄みのある悪役として登場しながら、ラストの殴り込みでいいところもなくあっという間に倒された菅原文太が今回はお竜の味方となる流れ者を演じているが、その描き方もよく、ラストシーンも印象的だ。山下耕作監督の一作目の美しさも印象に残っているが、今回はそれ以上に美しさという点では秀でていて、映画としての質の高さも相まってシリーズ最高傑作との呼び声が高いというのも納得できる完成度の高い作品で、もちろん個人的にも今まで見たこのシリーズの中ではいちばんの傑作だと思う。あえて難を言えば熊虎(若山富三郎)の登場が唐突で、しかもその登場にややムリヤリ感があることぐらいだろうか。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2013-04-11 18:29:26)(良:1票)
1.たぶん私は仁侠映画は、その時代色を楽しめるところも好きなんだろう。街のさざめきなどの気配、丁寧な小道具、そういったところにうっとりしてしまう。ああいった小道具を適宜に配置できる能力は、ちゃんと伝わっているのだろうか。本作最後には凌雲閣が登場する。画面の特徴では、手前に何かがあるカットが多い。つまり奥のほうで捉えるのが好きみたい。手前に娘、その奥で顔をもたげてくるお竜、この二つの顔の重なり合い。悪玉がアラカンにイチャモンつけるときの奥のお竜。あるいは娘との再会シーンの据えっぱなしの長回し、奥のお竜がハッとして前面に出てくるの。仁侠映画はワイドの画面を一番生かせたジャンルだと思っているんだけど、それは相対する距離を十分に取れるところ、横に広がる儀式の場や賭場のシーンで、舞台のような広さがちょうど合っている。でもこういった奥への展開も合わせ持っているから、さらに画面が豊かになってるんだな。今戸橋のシーンでも、画面の右手に橋を大きく埋めて、左の隅っこで二人を立たせる。するとそこに密やかさも加わってくる。倒れたアラカンのずっと向こうを傘を差したのが通り過ぎていく。この「奥」の感じと、ぐっと手前でほとんど人物の足元からあおる感じとが対比される。とにかくワイドの画面に無駄が全然感じられない。加藤泰お気に入りの任田順好は「役を降ろされた女優」の役で、例のごとく怨みの人を好演。若山富三郎は好きな役者だが、このシリーズでの熊虎については判断留保。安部徹はホントきたない野郎だ。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 8点(2010-10-02 10:15:47)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.43点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6342.86%
700.00%
8228.57%
9228.57%
1000.00%

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