1.《ネタバレ》 1999年制作のフルver.を見た。
白黒の画面の中を四季がめぐり、ナレーションによる語り。
雨が降りしきる外、傘の下で微笑む?猫との出会い。
猫だけ漫画のキャラの様にデフォルメされ、顔がハッキリ映されない彼女の衣服はかなり描き込まれている。
髪、化粧、人間である彼女には母親のようなぬくもりと憧れ、同じ猫の彼女(コッチもデフォルメ調)にはそんな姿を嫉妬されてしまう。
空を覆う雲、カーテンを揺らす風、倒された椅子、こぼれる涙、座り込んだ姿が伝える哀しみ。
撫でてくれる手、白い息を受け止める手、扉を開き今日も出ていく。
これの続編?にあたるのが「Everything Flows」版なのだろうか。