1.これは劇場で観るべきでした。というかウチの地元でこれが確か公開されてなかったような。。。架空の病気を演じた宮崎あおいは、やはり素晴らしい演技を見せたし、中原昌也という特別枠も大変な働きをみせた。浅野さんに関してはもう安心してみていられる感さえある。音楽にノイズというかサウンドコラージュというかを持ってきたのは驚かされる。様々な道具と楽器から掻き鳴らされる音、そして東京節やあの軽快なラジオ。音によって我々に様々な方向に感情を動かすという作業を成した。音に対する考えを変えられた人も少なくないのではないか。といった様々な観ている側への働きかけと挑戦に感服するしかない。