紙屋悦子の青春のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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紙屋悦子の青春

[カミヤエツコノセイシュン]
The Youth of Kamiya Etsuko
2006年上映時間:111分
平均点:6.60 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-08-12)
ドラマ戦争もの青春もの戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2006-07-19)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2022-04-19)【イニシャルK】さん
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監督黒木和雄
キャスト原田知世(女優)紙屋悦子
永瀬正敏(男優)永与少尉
松岡俊介(男優)明石少尉
本上まなみ(女優)ふさ
小林薫(男優)安忠
脚本黒木和雄
音楽松村禎三
撮影川上皓市
製作川城和実
鈴木ワタル
多井久晃
バンダイビジュアル
テレビ朝日
プロデューサー内藤和也
大橋孝史
杉山登
特殊メイク梅沢壮一
美術木村威夫(美術監督)
安宅紀史
赤松陽構造(題字)
編集奥原好幸
照明尾下栄治
その他内田絢子(スクリプター)
東京現像所(協力)
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2.静かな静かな反戦映画です。私は予告編を観た時から、直感的にこれは良い映画だろうなって確信してました。おそらく評価が分かれるのは、ほとんどワンシーンワンカットの、動きを極端に抑制したカメラワークでしょう。ストーリーは淡々と進行するので、正に退屈と紙一重ギリギリ一杯の線。私は好きです、この映画。ストーリー自体には起伏はないものの、長回しに耐えうる演技力を備えた役者たちの魅力と、人物の感情の起伏はきちんとこと細かに描かれていたから。ずっと抑えに抑えていたからこそ、後半特攻隊に志願した明石少尉(松岡俊介)が胸に秘めた想いを隠し今生の別れをしに紙屋家を訪問するシーンでの、悦子(原田知世)の感情の噴出が効果的に効いてるなあって思いましたね。それぞれが役柄を良く飲み込んだ自然体の好演技を披露。これまでさして興味のなかった本上まなみが思いのほか巧かったのにはびっくり。この映画が黒木監督の遺作になったんですね・・・。「美しい夏キリシマ」の舞台挨拶で監督をお見かけした事がありますが、いかにも生真面目そうなお人柄とお見受けしました。晩年に監督がこだわってらした作品のテーマは、これからもこれら一連の作品を観た観客の中にきっと生き続ける事でしょう。
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 8点(2007-07-13 11:20:57)(良:2票)
1.《ネタバレ》 とても丁寧に丁寧に作られていて、
感情の波を抑えて、与えられた運命を誠実に生きている日本人が美しく描かれています。
いろいろ気になるところはあります。冒頭から登場してくる老夫婦はどうみても、若くどうがんばって見ても『老夫婦』という歳には見えませんし、庭の桜は明らかにセットだと判ります。
ですが、それらを差し引いても、見てよかったと思える映画でした。
さらさん [映画館(邦画)] 8点(2006-09-28 11:55:29)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 6.60点
000.00%
100.00%
200.00%
3210.00%
400.00%
5630.00%
6210.00%
7210.00%
8210.00%
9630.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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