チャップリンの黄金狂時代のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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チャップリンの黄金狂時代

[チャップリンノオウゴンキョウジダイ]
The Gold Rush
ビデオタイトル : 黄金狂時代/給料日
1925年上映時間:72分
平均点:7.53 / 10(Review 121人) (点数分布表示)
ドラマコメディモノクロ映画ロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2016-11-28)【イニシャルK】さん
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監督チャールズ・チャップリン
キャストチャールズ・チャップリン(男優)探鉱者(“小男”)
マック・スウェイン(男優)ビッグ・ジム
ジョージア・ヘイル(女優)ジョージア
ヘンリー・バーグマン(男優)ハンク
チャールズ・チャップリンナレーション
平田広明ナレーション(日本語吹き替え版)
脚本チャールズ・チャップリン
音楽チャールズ・チャップリン
撮影ローランド・トザロー
製作チャールズ・チャップリン(ノンクレジット)
美術チャールズ・D・ホール(プロダクション・デザイン[ノンクレジット])
編集チャールズ・チャップリン(ノンクレジット)
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12
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30.《ネタバレ》 現時点で私が見た一番古い映画作品。タイトルの『◯◯狂時代』って何だろう??当時の流行りかな。ゴールドラッシュのままか、訳すにしてもそのまま『一獲千金』でも良いような…
最初から最後までドタバタする作品で、内容の可笑しさは2021年の今でも通用する。
主人公に名前はないようだ。字幕では「小さな探検家」「小さな英雄」、ウィキの動画では「Stranger(よそ者)」、単に「小男」とか。何で名無しなんだろ?じゃあジョージア・ヘイルも名無しで、単に美女とか踊り子かと思えば、モトから“ジョージア”って役名のようだ。

この映画で一番驚いたのは雪山を沢山の人が登っていく最初のシーン。どうやったんだろう?
ビッグ・ジムの飢えた表情が凄い。本当に人でも食べてしまいそうな顔。熊を仕留めたあとのチャップリン、皿を並べてナイフを研ぐ時の真剣な表情が素晴らしい。
パントマイムや特撮を使った山小屋の撮影が凄い。劇では出来ない、映画だから出来る技術をふんだんに取り入れている。
最後の船での再会~結末は、取って付けの感があるが、これくらいオーバーなハッピーエンドで気分良く終わったほうが正解だろう。
大金と美女(と友達も)を手に入れる“一獲千金”だけど、ジョージアが決して大金に目が眩んだ訳じゃないのが良い。

今と当時の違い、無理矢理ケチを付けるとしたなら、大人しい犬を蹴るところは、今だと入れられないかもしれない。逆に言えば、それくらいしかケチのつけようのない上品なドタバタコメディに仕上がっている。
…差別、蔑視、ハラスメントで大騒ぎのいま、映画という当時の文化を物語る貴重な財産が、あと付けのルールで汚されること無く、そのまま楽しめる世の中であってほしいと思う。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-03-21 15:44:15)
29.《ネタバレ》 ナレーション付版で鑑賞。冒頭、冒険家として(雪山で)出てくるのがいつもの格好のチャップリンなのが、まず笑いドコロ(個人的にはこの時点でツボ)。あと好きなのが、ロールパンにフォークの名シーン。『Mr.ビーン』の大好きなクリスマスの回で、人形を手で動かすコントを思い出した。チャップリンやアトキンソン、一流のコメディアンは、モノを使って(自分が動かなくても)面白さを同じ様に創り出す。「笑い」の根本に対する深い洞察と理解が窺える。女優もチャーミング、かつ程よく世慣れた感じがチャップリンとはアンマッチでそれも面白い。人類の宝という映画ですね。
Yuki2Invyさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-04-17 00:11:39)
28.私が見たチャップリンの作品の中では感動シーンが少ない方でしたが、風刺の効いた楽しい映画です。
ProPaceさん [試写会(字幕)] 8点(2014-08-31 12:49:16)
27.ちょび髭に山高帽とステッキの、“喜劇王”チャップリンの真骨頂ですね。のちの数多のコントの原型がずらりと並ぶ。今観ても笑う。自らのみすぼらしさを自虐的に扱ったり、女の子にすっぽかされたりといったビター・テイストもすでに存在している。
この映画の誕生からすでに一世紀近く経とうとしているんですね。100年前の人たちも、現在と同じ感覚で笑っていたんだなあと思うとなぜだかしみじみします。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-30 16:58:06)
26.《ネタバレ》 前半で社会批評、後半でメロドラマ的要素と、二段構えになっているのが多いね、この人。争っている猟銃の銃口が常に逃げ回るチャップリンを追っているとこ、ズボンをステッキで引っ掛けながらのダンス、相手を倒したと思い込み意気揚々と引き上げるとこ、傾く家から飛び出すタイミング、などなどで笑ったが、極限状況を笑うとはどういうことなのか。単純に食卓と靴という組み合わせのシュールリアリスティックな面白味がある。それも上品なマナーで食べるおかしさ。悲惨と滑稽が隣り合わせなのは、何も極限状況に限らないのかも知れない。相棒の目に鳥に映ってしまうって悲惨の極みの恐怖だが、そう見えてしまう人間の弱さは私たちの日常にもともとあるような気がするし、「極限状況」ってのはそれを拡大するレンズなんだろう。自分の弱さを笑えるのは、人間の貴重な利点だ。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2012-09-16 09:26:16)(良:1票)
25.《ネタバレ》 アラスカの雪深い山に入り金鉱を探し求める男達、蟻の行列のように連なる姿は一攫千金を夢見る者を皮肉っているようにさえ見える。その行列とは別に、一人普段とさほど変わらぬ格好で臨むチャップリンの危なっかしい姿はまったく対照的だ。
もちろん金鉱は簡単に見つかるはずもなく、チャップリンと偶然であった同業者の二人は寒さと悪天候で食うものにも困る苦境に陥る。幻想で鶏になるなど皮肉が込められた笑いの中にあって、靴を料理して食べるシーンは非常に痛烈である。
それこそ大変な苦労の末ハッピーエンドとなるが、ようやく報われたという想いがある。

ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 8点(2011-07-14 07:14:02)
24.《ネタバレ》 アラスカのゴールドラッシュとシエラ・ネバダ入植団の悲劇(カニバリズム)が元となっている。欲のために命を落とし、或いは生きるためには同胞をも食べる。チャップリン(C)の創作アイデアの元は常に悲劇や不幸である。「街の灯」「モダンタイムス」「独裁者」「殺人狂時代」「ライムライト」全て悲劇・不幸を扱っている。彼が「悲劇を笑い飛ばそう」という強い精神力の持ち主であり、それはCの不遇で過ごした少年時代に由来する。彼自身の言葉「しばしば悲劇が笑いの精神を刺激してくれる。笑いとは反骨の精神だ。たとえば大自然の威力の前では、自分の無力ぶりを笑うしかない。笑わなければ気が狂ってしまうだろう」狂気と天才は紙一重である。
◆空腹のあまり靴を食べたり、相手が鶏に見えて殺そうとしたり、小屋が崖から落ちそうになると、相手を踏みつけて床を登ったり、ブラックユーモア炸裂である。悲劇の切迫度が高ければ高いほど笑いの密度が増す。Cは、幼少時代のひもじかった日々、それでも母親が笑わせてくれたことなどを思い出しながら撮影していただろう。靴は甘草で作られていたが、食べ過ぎたために副作用の下痢に悩まされたそうだ。プロ根性というものだろう。大勢のエキストラや特撮を使ったりと、気合が入っている。
◆冒頭、Cの後をつける熊が登場する。一歩間違えばCは食われてしまっていただろう。だが偶然Cは助かる。Cはそのことを知らない。後に熊は小屋に現れ、射殺され、C達に食われてしまう。これが運命の皮肉だ。運命はCの預かり知らぬところで決定され、所詮人は運命を受け入れ、笑い飛ばすしかないのだ。
◆もう一つの主題は恋。Cは単純に金持ちを夢見て金鉱探しに参加。しかし失敗して町に降りてくる。そこで酒場娘に一目惚れ、今度は娘と約束したディナーの資金を稼ぐために仕事に励む。だが約束の日に娘は現れずに失恋、失意のどん底へ。一方娘は約束を忘れていたことに気づき、小屋を訪ねるがCが不在。ディナーの準備の様子でCの恋心と失意を知る。そなんときCは山の相棒と出会い、二人で金鉱を見つける。期せずして夢は叶った。凱旋の船上で二人は再会する。皮肉にも立場は逆転していた。Cは金持ち、娘は落ちぶれて二等席。Cは昔の服装をしていたが、娘はそれでも好意を示した。身分を証し、キスしてハッピーエンド(サイレント版)。純愛は黄金に勝る。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-13 16:07:30)(良:1票)
23.フェラガモの皮靴は本当に食べれるらしい。食材として買う人はいないだろうけど。
チャップリンで2番目に好きな作品。
きーとんさん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-07-18 00:01:47)
22.靴のステーキやコッペパンのダンスシーンは有名で観る前から知っていました。初めて通して観た印象は、金鉱を掘り当てるという目的の元に、ストーリーが一貫していて良くまとまっている、ということです。あれだけドタバタをやったうえでまとまっている、というのは凄いことだと思います。愛情は金の有無と関係が無いように見せた最後のまとめ方は上手だと思いました。自分が観た何本かのチャップリン映画の中ではいちばんですね。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-05-18 00:32:13)
21.面白かったです。笑いました。チャップリンはやっぱり魅力的だなと思いました。それとジム役のマック・スウェインの表情が凄く良い。
PINGUさん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-25 04:17:45)
20.《ネタバレ》 ラストの陳腐さを除けば、かなり面白い作品になっている。これほどブラックなコメディは珍しいのではないかと思わせるほどの出来。ラストも金に目がいってジョージアと結ばれないバッドエンディングなら満点だった。
TOSHIさん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-16 15:46:49)
19.《ネタバレ》 約束をとりつけた歓喜の部屋ん中大暴れ、羽毛?舞い散る中、手袋を取りに戻ったジョージアと対面するシーンが最高ですね。すべてのギャグも笑えると言うよりも感動に近い。ずり落ちるズボンを必死に色んな方法で食い止めながらのダンスシーンなども、正直爆笑かと言えばそうではないのですが、とにか芸術性を感じまくると言うか、シーンの放つ光が全編・全然ハンパじゃない。

よし坊さん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-01 00:00:54)
18.シリーズの中ではドラマ性は低いものの、笑えるシーンは多く、かなり楽しめる。
黒めがねさん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-16 02:00:43)
17.《ネタバレ》 最後の「家」のシーンは映画史に残る名シーン。「靴」のシーンも有名ですね。
θさん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-22 23:39:15)
16.《ネタバレ》 前半の山小屋での極限状態のシーンと後半の恋のシーンのつながりが若干悪いような気がするけど、全体的にはとても面白かった。前半のシーンで、あまりの空腹に自分の履いていた靴を煮て食べたり、ジムがチャップリンを鳥だと思ってしまうシーンは笑えると同時にもし自分がこのような状況に置かれたらこうなってしまうだろうなあと考えるるとちょっと恐ろしくなった。後半で食事に誘ったヒロインとの楽しいパーティが夢であったというシーンがちょっと切ない。クライマックスの傾いた山小屋シーンは「加トちゃんケンちゃん」のコントに通ずるものがあり、この映画の中でいちばん笑えた。
イニシャルKさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-07-30 20:49:26)
15.チャップリンの笑いはいつ観ても普遍的に笑っちゃいますね。
すごろくさん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-11 09:00:23)
14.小屋が崖っぷちから落ちそうになる場面を見て、スピルバーグの「ロスト・ワールド」を思い出してしまいました。同じようなことをしてるわけだけど、片やアクション、片やコメディになってしまうんですね。スペクタクルも悲劇も狂気もコメディにしてしまう・・・凄い才能だチャップリン(・・・変なまとめ方)。
ゆうろうさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-10 21:47:49)
13.歩いているだけで笑える俳優なんてチャップリン以外いません。
リーム555さん 8点(2005-03-10 15:55:09)
12.阿佐田哲也さん絶賛だったので観た。最後まで長~く笑わせてくれて、ラストはきちんとハッピーエンドに終わらせるのがうまくて憎い。元祖喜劇だと感じる。崖の小屋が傾いて、男がぶら下がっているところなんか、手作り感が現れていてほほえましい。今はCG技術が発達してたいていなんでも作れるが、ああいう小さな小物での演出でも、最高に笑わせることが出来る。
揺香さん 8点(2004-07-08 15:37:10)
11.何が凄いって、チャップリン作品ってハズレがほとんど無いってことです。本作品も素晴らしく楽しくって温かい物語でした。雪山の小屋のシーンはリアルに考えると怖い場面ですが物語がテンポ良く進み、着地点もしっかりしていたので普通に楽しめました。
たにっちさん 8点(2004-03-24 21:14:43)
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【点数情報】

Review人数 121人
平均点数 7.53点
000.00%
100.00%
210.83%
310.83%
421.65%
5108.26%
61613.22%
72722.31%
83024.79%
91714.05%
101714.05%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review11人
2 ストーリー評価 6.27点 Review11人
3 鑑賞後の後味 6.30点 Review10人
4 音楽評価 6.22点 Review9人
5 感泣評価 5.50点 Review6人
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