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愛されるために、ここにいる

[アイサレルタメニココニイル]
Je ne suis pas la pour etre aime
2005年上映時間:93分
平均点:6.75 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-12-16)
ドラマラブストーリー
新規登録(2007-01-18)【kaneko】さん
タイトル情報更新(2021-09-27)【The Grey Heron】さん
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監督ステファヌ・ブリゼ
キャストジョルジュ・ウィルソン(男優)
パトリック・シェネ(男優)ジャン=クロード
アンヌ・コンシニ(女優)フランソワーズ
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2.紹介文中の「タンゴ教室での出会いで」から鑑賞した本作。best of Al Pacino の情熱的なものではなかったものの、ジャン=クロードとフランソワーズが一言も口に出さなかった思いが語られているタンゴシーンは沁み入りました。ラストで彼が彼女の背中に添える一杯一杯に開かれた右手に私の胸も一杯に。同年代の自分には憧れるお伽噺のロマンスでした。一方、絵空事でなかったのは彼の父親で、十数年前の自分と息子が思い返され、現在は口に出せる優しい言葉を何故あの時かけてあげられなかったのか、後悔で胸が抉られます。言わなくても解ってくれる、のではなく、言わなければならなかったのです。
起伏に欠けた物語でありながら一瞬も目が離せなかった逸品。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2018-09-08 18:21:36)
1.《ネタバレ》 淡々とした描写の中にジワーッとくるものがある映画です。タンゴがモチーフになっているので、もっと情熱的なストーリーなのかなと思って見始めたのですが、出だしから地味な展開なので、あれ?という感じでした。しかし、これがものの見事にはまってしまいました。本国フランスでは半年以上のロングランヒット作となり、「小さな宝石」と称えられているようですが、なるほど、こうした大人の映画が評価され実際に多くの観客を集めるとは、やはりフランスらしいエピソードです。
主人公の中年男の疲れた表情には身につまされます。仕事、妻との別離、親の介護、子供とのコミュニケーション等々、どうにもやるせない現実は万国共通ですね。そもそもタンゴ教室に通い始めた動機も健康問題ですから…いわばメタボ対策というわけ。それがたまたまダンスの相手になった若い女性と恋に落ちるという、いかにもというストーリーに思えるでしょう。が、大人が持っているいろいろな現実のしがらみを超えて、情念を交える刹那をタンゴという踊りによって表現するあたりはうまいなと思えます。下手なベッドシーンなどより数倍エロティックかも知れない。これもフランスならではなんでしょうか。大人のフランス映画をもっと観てみたくなってしまいました。
ヨアキムさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-02-11 20:03:50)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.75点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5112.50%
6225.00%
7337.50%
8225.00%
900.00%
1000.00%

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