10.ベタな青春映画、ラストもベタベタでむしろ始まって5分である程度の展開が分かってしまう。だがそれが良い、こういう映画にはドンデン返しとか意外な展開とか必要なし。ベタな展開で楽しませてくれればそれでよいし、ああやって意味も無く馬鹿なことやるのが1番楽しいと思う、30になった今もああいう馬鹿なことをやりたいと本気で思ってしまった。 素晴らしい映画。 【のははすひ】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-05-19 00:16:36) |
9.《ネタバレ》 20世紀のある年号から始まるこの映画。自分はそこに現代との大きな違いというテーマを読み取りましたが、当時を知らない世代にはレベルの低いコメディに見えても仕方がない作り方ですね。歳がバレますが、ママチャリ君はたぶん私と同学年。もうそれだけで自分にとっては観賞意義のある作品ですが、その中身には嬉しくて泣きそうになった。というのは、自分も当時の仲間たちと交番のおまわりさんを相手にいたずらを仕掛けたことがあるから。何度も。その目的も内容も、今となっては記憶の彼方に霞んでいるけれど、とても他愛のない馬鹿くさいものでした。この映画が見せてくれた「戦争」には、陰湿なイジメや過激な暴力とは違った色彩があります。現代の若者たちが、今作のようなバカなイタズラをやっているかどうかは知りませんが、ニュースで見聞きする少年犯罪や非行の中味は、当時とは明らかに様変わりしています。極めて個人的な意見ですが、部活などに精力を注がないのであれば、ママチャリ君たちのようなイタズラで発散すればいい。あのイタズラも一種のコミュニケーションです。そういう意味で、自分は彼らの行動原理に同世代の人として誇りを覚えました。駐在さんの応戦に対しても同様です。劇中に散りばめられたあの頃の風景は、とても懐かしかった。母親役の石野真子の目の前で、彼女のデビュー曲をBGMにして、その歌詞をなぞったシーンが展開します。これもイタズラ同様に馬鹿くさい。でも面白かった。考証的に多少はえっと思うシーンもありますが、R40台後半なら楽しく笑えるんじゃないかな…。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-01-01 12:49:40) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 この世代の人間ではないので細かい時代考証についてはわかりませんが、私的には「から十郎」やちょくちょく目に入る看板にクスクスし(この辺はやはり時効警察っぽい)、前半の駐在所に連れていかれた後のやり取りに大笑いでした。でも最後の感動路線?はちょっといただけないかと。でもまああれのおかげでうまくまとまったとも言えるのですが。 【秀吉】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-05-13 01:05:51) |
7.《ネタバレ》 時代設定がかなり気になった。別の現代の片田舎でよくないですか? 前半のコメディタッチで続いたらどうしようかと思ったけど ラストは泣かせます。でもあれ最後打ち上げ花火少年達があげなくても 良かったと思う。がんばったけど無理だった。でも駐在さんがあげてくれたってほうが 感動したとおもうけどなぁ。 【とま】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-04-01 00:17:55) |
6.これは○ 全く同世代としては突っ込みどころ満載ですが、これだけ突き抜ければ許す。 茶髪金髪についてはあの時代は相当反社会的な人間しかやってませんでした。 許されるのはもっとずっと後の時代 【ノスフェラ党】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-12-03 13:52:54) (良:1票) |
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5.田舎での駐在さんと少年達の化かしあいを描いた規模の小さい青春コメディ。テレビドラマで十分と言えなくもないような内容ですが、とにかく楽しげで、キャストの勢いと登場人物たちをないがしろにしない幅広いフォローが気持ちよく、巧くまとまっていています。シリーズ化しても気軽に楽しめそう。それにしてもイッチーは演技の幅が狭いなぁ。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-09-15 14:22:49) |
4.面白かったです。邦画の青春映画はほんとっいいなぁ・・。「時効警察」スタッフの「不確実性の時代」だの「ルイルイ」だのという小ネタも面白かったです。彼らは後の「バブル世代」という人たちですよね?パワフルだなぁ・・と感じましたわ。「部活もやってない、勉強もやってない・・やることはイタズラだけ!」ってすごい。今なら「部活やってない、勉強もしてない・・やることはゲームとパソコン」だろうなぁ。若さを外にぶつけることができた最後の世代だったのかもね。 【グレース】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-09-07 21:03:21) |
3.ひとつ間違えば、ただの悪ふざけ合戦で終わりかねないのですが、駐在さんのキャラクタの有り様が絶妙で、それがこの作品を素晴らしいモノにしてました。 同じ時代を生きていた身としては、懐かしいモノをたくさん目に出来て実に楽しかったです。 【MID】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-04-20 22:34:35) |
2.《ネタバレ》 主人公達の時代とまるっきり同年代に生きてた私なので、どうしたってたっぷり思い入れながら見てしまいますねぇ。ガッコ帰りにつるんでサ店でインベーダーやってた身としては、サ店に緊張しまくりで入るエピソードなどは、そりゃさすがにちょっと子供っぽくないか?と思いましたけど、石野真子を出してきておいて、ダメ押しで『狼なんか怖くない』を流すとか、『魅せられて』とか、懐かしグッズを挿むアイキャッチだとか(「それからどうした?」って『ハクション大魔王』ですな)、ウケまくりつつも他世代置いてきぼりにしてなくない?とハラハラ。もっとも大変にバカバカしくギャグタッチな前半は、普遍的な、シンプルな笑いの世界。そして、ここできっちり掴んでおいて、中盤以降のともすればクサくなるベタな感動物語もキャラの魅力で見せてしまう、と。駐在さんとの単純な対決の図式が終了してしまってから、失速?これからつまらなくなる?と心配させますが、古臭くてお定まりなんだけど、バカが熱い夏の日の物語は、しみじみいいわぁ。きっちりとフィルムに夏を焼き付けてある感じも大変良いですねぇ。ただ1つ難点は竹中直人。彼だけ当時の人ではなくて今の人として映ってます。何故かって言うと、あの当時、茶髪はいっぱ~い!いたけど、金髪っていなかったのよね。金が出てくるのって、もっともっと後だわさ。何はともあれ、夏の日の青春グラフィティの秀作って感じで、意外な面白さでした。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-04-12 22:04:24) |
1.《ネタバレ》 映画化された部分はブログにて既読です。高校生が運転するのは映画としてまずいだろうから、原作には登場しないキャラクターが新しく創作されています。他にも時間的な制約上色々と原作から変更されている点はありますが、笑いあり感動ありなところは原作と同様です。劇場が笑いに包まれていました。暖かい気持ちになれる作品です。こんな高校時代を過ごした人の思い出は色あせることはないでしょう。うらやましくもあります。観るかどうかで迷いましたが観て良かったです。 【いっちぃ】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-04-06 22:22:05) (良:1票) |