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帰らない日々

[カエラナイヒビ]
Reservation Road
2007年上映時間:102分
平均点:5.17 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-07-26)
ドラマサスペンス小説の映画化
新規登録(2008-07-22)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2024-01-27)【イニシャルK】さん
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監督テリー・ジョージ
キャストホアキン・フェニックス(男優)
マーク・ラファロ(男優)
ジェニファー・コネリー(女優)
ミラ・ソルヴィノ(女優)
エル・ファニング(女優)
大塚明夫(日本語吹き替え版)
井上和彦(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕(日本語吹き替え版)
岡寛恵(日本語吹き替え版)
かぬか光明(日本語吹き替え版)
脚本テリー・ジョージ
音楽マーク・アイシャム
撮影ジョン・リンドレー
製作A・キットマン・ホー
ニック・ウェクスラー〔製作〕
録音トム・フライシュマン
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2.《ネタバレ》 冒頭、事故の加害者と被害者となるそれぞれが淡々と交互に映される。よくあるオーソドックスな表現だけど、それぞれの些細な言動の何が事故を誘発するのかハラハラした。ひき逃げ事件の犯人と被害者ともなれば、被害者を応援する気持ちになって観てしまいそうなものだけど、この映画はどちらの立場にも感情移入した。被害者が加害者の事務所に訪れた時、自分が犯人の感情になっているのに気づいて、珍しいタイプの映画だなと感じた。社会派か人間ドラマの類と思いながら観ていたけれど、徐々に「もしかして復讐劇???」と思わせるようなサスペンス風味が顔を出し「期待はずれか・・・」と微かに思い始めたら、それもいいスパイスになって心情的にすんなり受け入れられる余韻の深いエンディングを観られた。決して「めでたしめでたし」のハッピーエンドではないけれど、被害者が思いの丈を犯人にぶつけ、加害者が真っ当に懺悔し彼なりの苦しみを吐き出すことで、一応の気持ちの締めくくりが出来ることが、ある意味心地よかった。そのクライマックスはそれぞれの気持ちが痛くて涙が出た。犯人に怒りをぶちまけることができた父は、ようやく息子のいない日々の自分の感情にシフトできるようになり妻の胸で思い切り泣く。決して苦しみから解放されたわけじゃないと伝わるショットだけど、ああやって手放しに泣けるのは「心が一区切りできた」からこそ。そこの感情のあり方は『ラブリー・ボーン』なんかと大違いで、やはりある種の心地よさがある。残された加害者側の少年のラストショットは切ないけれど、ひき逃げしたまま卑怯に暮らしている男の息子でいるよりも、起きてしまった事故に対して最後は正しい選択をとった父を誇りに思える日が来ると思いたい。この映画がひき逃げ犯の気持ちにもなって観れるのは、彼がそれほど無謀運転をしていたと思えない点が大きいのかもしれない。自分の場合「あれは仕方ないよね」と同情する(そのまま逃走したことは別だが)。少し違えば彼らが死んでいたかもしれない、そんな危険を回避した結果の出来事だ。つまり間違えば、ラストで悲しい背中を見せた少年が死んでいたかもしれないのだから、その彼が生きているだけメッケもんだ。カーブを大きく張り出してきた対向車の運転手は、自分のせいで2つの家族が苦しんでることなど何も知らずへらへらと暮らしてるんだろうなと思うと、それが一番許せない。
だみおさん [DVD(吹替)] 8点(2011-06-07 06:03:07)
1.いつも明るく爽やかな役所が多いのに今回は珍しくひき逃げをやったばかりに、一瞬にして地獄のような日常を送る羽目になったマーク・ラファロ。愛する息子と一緒にいれて楽しいはずなのに、何をやっていても息苦しくて胸がつかえるような重苦しい心の葛藤を見事に表現していました。
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-28 22:57:36)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.17点
000.00%
100.00%
2116.67%
3116.67%
4116.67%
500.00%
6116.67%
700.00%
8233.33%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 2.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 1.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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