1.《ネタバレ》 何てことないドラマだと思って見てたが、
大企業の嫌がらせに悩む小さな会社の女性秘書を高峰秀子が、
その大企業の社員を池部良が演じている。
そこに中学生くらいの戦争で父親を亡くし、母親が働きに出てて、
寂しい思いをしてる子どもを配したのがいい。
観終わって、いやぁ五所平之助、いいなぁと思った。
「人生のお荷物」も好きだったが、子どもと大人がいいバランス。
子どもが二人のキューピッドになるという、今ではよく使われる話運びも
こういう映画から学んだんだろうなぁ・・
前のレビュワーさんに捕捉だが、高峰秀子はストリッパー役を演じた「カルメン~」のあとに
パリで一人暮らしをする。やっぱ、役どころが女性心に面白くなかったんだろうかね。
そのフランスからの帰国第一作が本作。