デッドエンド(1937)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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デッドエンド(1937)

[デッドエンド]
Dead End
(Dead End: Cradle of Crime)
1937年上映時間:93分
平均点:8.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画犯罪もの
新規登録(2009-05-01)【ミスター・グレイ】さん
タイトル情報更新(2010-08-13)【にじばぶ】さん
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監督ウィリアム・ワイラー
キャストジョエル・マクリー(男優)デイブ
シルヴィア・シドニー(女優)ドリナ
ハンフリー・ボガート(男優)“ベビー・フェイス”マーチン
クレア・トレヴァー(女優)フランシー
ウォード・ボンド(男優)ドアマン
脚本リリアン・ヘルマン
音楽アルフレッド・ニューマン
撮影グレッグ・トーランド
製作サミュエル・ゴールドウィン
美術リチャード・デイ〔美術〕
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1.《ネタバレ》 これはほぼ街の一角だけで物語ってしまっているのが面白いところです。大都市ニューヨークの高層ビル群が高みから映り、そのままカメラが下に降りていくと貧民街となり、いかにも貧しい悪ガキたちがたむろしている。そしてそこから見上げれば金持ちたちがパーティをしている…。ドア一枚を挟んで別世界が展開される社会を見事に表現しています。 本作はギャングだヒーローだというよりも住む世界そのものを描いていて、格好良い人物というのは不在です。例えば、正義漢のようなジョエル・マクリーも育ちの良い女に目移りし浮気していますし、ボギーにしても悪としてのクールさなどとは無縁で、帰郷を母親にすら歓迎されず、昔馴染みの女のエピソードも酷なもので、ラストには高い所へ登って行き当然の如く落下し貧民街の地べたで息絶えてしまう物悲しさです(この時の銃撃戦も素晴らしい)。ただ、強いて言えばヒロインは存在していて、常に弟の見方をするシルヴィア・シドニーの優しさはこの世界の唯一の救いであり、あどけなさの残る表情が美しくとても魅力的です。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-01 18:46:13)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
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200.00%
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600.00%
7133.33%
8133.33%
9133.33%
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1937年 10回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演女優賞クレア・トレヴァー候補(ノミネート) 
撮影賞グレッグ・トーランド候補(ノミネート) 

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