1.この作品はタイトルでかなり損していますね。
ふざけたバカ映画を想像していたけど、実際には笑いあり涙ありの人情喜劇という感じでした。
人生に迷った米国人女性が1杯のラーメンと出会って、自らの進むべき道を模索していくという物語で、ラーメン屋の頑固な店主を西田敏行が好演しています。
その他の脇を固める出演者も豪華で、もっと評判になってもいいような気がしますね。
作中に登場するラーメンがとても美味しそうで食べてみたくなりましたし、日本の食文化が外国人に受け入れられるというのは、なんだか誇らしい気分になりますね。
ラストは想像通りの展開で特に捻りはありませんけど、やっぱりちょっと泣いてしまいそうになりました。
いい作品です。