1.《ネタバレ》 笑う準備は万端だった。しかし、前半全然笑えない。そこをずっと我慢。そしてお楽しみがとうとうやってきた。飛び降りるぞ。飛び降りるぞ。そら飛び降りた! 脚がぐにゃっ ここで溜まっていたものが一気に放出 笑った笑った大爆笑。ついでにオオカミだったかコヨーテだったか知らんが、目の前現れた時にも大爆笑。(ちなみに、某ソフトバンクCMのお父さん犬に見えないこともない) そうこなくっちゃ待ってたぞってな展開に一人やんややんやの大喝采。 だが、しかし、、、、、その後笑えないんです。残った者たちのその痛々しい姿に、その展開に、、そこで気付いた。つまり自分は何か勘違いをしていたんじゃないのかと‥ つまり、自分はオープン・ウォーター2のようなアホアホパニックなノリを勝手にイメージしてたんですが、なんでそれも勝手に〝ツー〟のほうをイメージしてたのかは今となっては謎なんですが、 とにかく、そうではなかったんですよね。どちらかというと、オープン・ウォーターそのものだったさ。絶望感、悲壮感などほぼ似てる。つまり、笑えないほうのオープン・ウォーターだったわけです。そこで急遽シフトチェンジしました。笑っちゃイケナイ。笑っちゃイケナイんだ。例え、女子の顔が凍ってサンタのような鼻ヒゲが出来てても。ケーブル伝って鉄塔まで行こうとしてた彼が一瞬にしてそそくさと役立たずで戻って来てしまったとこなども。笑っちゃイケナイ。笑っちゃイケナイんだと努力しました。そしたら彼らがやたらかわいそうに思えてきてしまった。大変、お気の毒。しかし、時は遅し、バッド、ジ・エンド。嫌いじゃない展開。むしろ 好き。 &むしろ、今となって思うは、自分は劇場で見なくてよかったということか。ひょっとしたら、自分のような輩は浮いてしまって途中で他の客に刺されていたかもしれませんもんね。 ってそもそも、この地区、劇場公開やってくれてなかったんですよね。とても見たかったのに ばかちんが。