1.壮絶なバトルロイヤルなので、登場人物がやたら多い。
人が出会う度に暴力シーンなので、ストーリーがなかなか進まないのは、若干もどかしいかも。「チェイサー」も、同じような感想だった気がするが。ちょっとこの内容で2時間20分は、満腹を超えて、ヘトヘトになってしまう。もっと暴力シーンも、ストーリーも削れるところ削ってシュっとしてほしかった。警察はもはや、何のために出てきたのやら・・・。
とはいえ、ちょっと長ったらしいところを除けば、好物なシーンが満載である。斧をもったオッサンが追っかけてくるシーンは、「ターミネーター2」のT1000かと思うくらい、脅威的だった。後半は悪ノリが過ぎて、人間越えちゃうけど…。
「朝鮮族」を取り上げたことでテーマ性の深い、シリアスな作品かと思いきや、コミカルな部分も多く、無茶苦茶なバトル漫画のような作品だった。
この手の映画って結構主人公が無茶苦茶強かったりするけど、この映画では斧のオッサンがどう見ても最強なので、そこらへんが楽しかった。
やっぱ敵は強くないとね!