3.これがまた予想外の面白さ。
どういうオハナシかを書こうとすると、それだけで前半のネタバレになっちゃうので書きづらい。ってのがすでにうれしいではないですか。最初、見てて「アレ?」と思わせ、ああそういうことかと気づいた時にはもう、やめられない。
一応、実際のテロリストを描いた作品、ってコトらしいけど、たぶん9割9分まで創作なんでしょう、きっと。深刻そうなテーマと見せて、ここぞというところではしっかり、エンタメ作品らしいアクションを展開してくれる、サスペンスを展開してくれる、まあ、この図々しいことといったら。
正直、このオナハシを最後どう締めくくるかについては、あまりいいアイデアが見つからなかったのかもしれません、ちょっと駆け足かつグダグダな感じもありますが。でもそれを差し引いても、充分楽しめました。
それにしてもⅮ・サザーランド。ホントこのヒト、とことん悪そうな顔してて、かえって愛嬌がありますねえ。