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コーマ

[コーマ]
Coma
1977年上映時間:113分
平均点:6.36 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
サスペンス医学ものミステリー小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-03-20)【イニシャルK】さん
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監督マイケル・クライトン
キャストジュヌヴィエーヴ・ビジョルド(女優)スーザン・ウィーラー医師
マイケル・ダグラス(男優)マーク・ベローズ医師
リチャード・ウィドマーク(男優)ハリス医師
リップ・トーン(男優)ジョージ医師
ロイス・チャイルズ(女優)ナンシー・グリーンリー
エリザベス・アシュレー(女優)エマーソン夫人
トム・セレック(男優)ショーン・マーフィ
エド・ハリス(男優)病理学の医学実習生
田島令子スーザン・ウィーラー医師(日本語吹き替え版)
津嘉山正種マーク・ベローズ医師(日本語吹き替え版)
大塚周夫ハリス医師(日本語吹き替え版)
仲村秀生ジョージ医師(日本語吹き替え版)
榊原良子ナンシー・グリーンリー(日本語吹き替え版)
原作ロビン・クック〔原作・1940年生〕「コーマ―昏睡」(早川書房)
脚本マイケル・クライトン
音楽ジェリー・ゴールドスミス
編曲アーサー・モートン〔編曲〕(ノンクレジット)
撮影ヴィクター・J・ケンパー
ジェラルド・ハーシュフェルド(ジェファーソン研究所シーン)
製作MGM
配給CIC
美術アルバート・ブレナー(プロダクション・デザイン)
リック・シンプソン〔美術〕(セット装飾)
編集デヴィッド・ブレザートン
録音マイケル・J・コーハット
字幕翻訳高瀬鎮夫
あらすじ
スーザンはボストン記念病院で実習する、優秀でキュートな医学生。同じ病院で働く恋人のマークは、チーフレジデントを目指し野心満々の研修医。ある日、スーザンの親友ナンシーが、ボストン記念病院で人工妊娠中絶を受けるが、全身麻酔から覚めず、脳死状態に。確率的には起きること、というマークの説得にも、スーザンは納得しない。スーザンは、なにか原因があるはずだと、他の昏睡患者のカルテを調べ始めるが、そこで発見したものは…。ロビン・クックのベストセラー作をもとにした医療サスペンス。coma=昏睡。
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4.《ネタバレ》 『ジュラシック・パーク』の原作者としても有名なマイケル・クライトンは映画監督・脚本家としても活動しましたが彼は生涯で四作しか監督していません。本作はその一本ですけど、個人的には本作がいちばん面白いと思っています。クライトンと同じく医師資格を持つロビン・クックのベストセラーが原作、学生時代に洋書屋に行ったらこのペーパーバックが山の様に積まれていたのを思い出します。医療がテーマですので、まさにクライトンの本領発揮という感じの病院内の描写がリアル。とくにジェヌヴィエーヴ・ビジョルドが解剖死体が詰め込まれた部屋に逃げ込むシークエンスは、さすがにゾワッときました。恋人役のマイケル・ダグラスは、病院内の政治的な動きや自身の立身にしか興味がない様な、いつもの脂ぎったキャラです。こいつが実は病院の闇勢力に取り込まれていて、ビジョルドを裏切っているんじゃないかと疑わせる演出は上手いですね。サスペンス映画としても、ハラハラドキドキ濃度は一級品じゃないでしょうか。でもラストで突然彼がヒーローになる展開だけは、なんか唐突過ぎて解せませんでした。因みに、クライトンが60年代に弟ダグラスと共著で小説を上梓していますが、その時に使ったペンネームは“マイケル・ダグラス”だったそうです、奇遇ですねえ。謎の研究所の目的はなんと臓器の競り売り、謎めいた看護婦の役目が競りのディーラーだったという展開は、笑えて来るほどシュールでした。疑問点としては、いくら大病院と言っても年間で10人以上も脳死昏睡者が発生したら世間でも大問題、そりゃ遺族が黙っちゃいないと思うんですけどね、医療過誤訴訟を山ほど抱えて病院が潰れちゃうのは間違いないでしょう。70年代はアメリカでもまだ医療過誤訴訟は流行ってなかったのかな?
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-10-12 21:18:47)
3.手に汗握ったサスペンスの秀作。向こう見ずにも程があるスーザンにハラハラさせられ通しで、昏睡に陥るバッドエンドの予感にビクビクしていたので結末に大きなため息が出ました。陰謀の目的が金儲けのみなのか分かり辛いところに物足りなさがあります。お目当てリチャード・ウィドマークの枯れてしまった感のあるお姿が少し残念。美術関連スタッフの仕事ぶりに拍手、あの光景は夢に出てきそうで怖過ぎる。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2021-09-15 01:32:05)
2.《ネタバレ》 70年代の陰謀サスペンスのなかでも結構良いんじゃないか?
間に合うか間に合わないか!?サスペンスもあり、不気味なハイテク要塞ものでもあり、大企業陰謀ものでもあり。。
確かに、あの要塞のような異様で巨大な施設描写は、映画内で特別な印象を残すナイスなロケーション選択であった。
だが最も特筆すべき点は、死体安置所の「映画的に最も正しい使い方」にあるんじゃないだろうか?
追手の殺し屋が気持ち悪い死体見て超ビビる(そのスキに脱出)というナイス展開。なんで今まで誰もやってこなかったのか(自分が知らないだけか?)
結果、十分満足できる映画だったな。
kosukeさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-08-22 02:15:03)
1.評価、イマイチですね・・・。ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド好きの私としては、かなりイイと思ってしまいました。これ、怖いですよ、とっても。タマネギの皮を剥ぐように、一つずつ謎が解明されていくのでじれったいと言えばじれったいのですが、スーザンの気の強さとルックスの愛らしさが相反して、恐怖感を煽られます。あのジェファーソン研究所の不気味さ。外観からその異様さが十分伝わるんだから、その内部は推して知るべし。いや、それ以上。あの「部屋」は不気味を越えて壮観でさえあります。マイケル・ダグラス、ほとんどどーでもよい感じでしたが(若い!)ラストで存在感を出していました。ビジョルドのサービスショットが結構ありまして、そういうところに70年代を感じます。でも、やっぱり彼女はカワイイし、魅力的。原作、読んでみたくなりました。しかし、一酸化炭素って恐ろしい・・・。痕跡なく昏睡させられるんだから。
すねこすりさん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-21 16:45:14)
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.36点
000.00%
100.00%
200.00%
314.00%
428.00%
528.00%
6832.00%
7728.00%
8416.00%
914.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 4.50点 Review2人
5 感泣評価 3.00点 Review2人
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