1.作品の出来とかそういうことよりも、日本とトルコが合作でこの映画を完成させてくれたことが嬉しい。
1890年、エルトゥールル号遭難時。
献身的にトルコ兵の看病をし、遭難時に痛み、汚れた彼らの所持品の手入れをする串本の人々。
トルコ兵が奏でるトランペットに乗せて串本の人々が合唱する”故郷の空”
1985年、イラン・イラク戦争時。
日本人のために即決で対応してくれたトルコの官邸、トルコの航空会社。
危険を冒しても日本人のためにもう1機飛行機をテヘランに向かわせ、
テヘランの空港で見捨てられようとしていた多くの日本人に飛行機の席を譲ってくれたトルコの人々。
多少の脚色はあるのかもしれませんが、100年の時を経てつながる様々な真心に感動しました。
トルコの人々への感謝と共に日本とトルコ両国のますますの友好を願わずにいられない作品でした。