43.ドラマ性やストーリーの完成度が解らない人には理解しかねるハイレベルな作品。好みはあれど貶す要素が無い。 【二階堂作之助】さん [地上波(邦画)] 8点(2024-02-05 05:50:06) (良:1票) |
42.リアリティが感じられるのがいいんですよね。 ゴジラは設定自体に無理があるのに、行政側の視点がとてもリアルな感じなのが面白い。 後半は会議やら解析やらが大半になってくるのですが、いくらなんでもあの状況で核攻撃はありえない。 そして核攻撃をタイムリミットの材料とせず、もう少し無理のないシナリオでも別に良かったのではないかと。 【Fukky】さん [インターネット(邦画)] 8点(2023-03-07 15:14:12) |
41.《ネタバレ》 有名な作品をなかなかブーム時には観られない性格の天邪鬼自分。『シン・ゴジラ』も今頃になってようやくの鑑賞に至りました。鑑賞の少し前に災害に関する講習のようなものを受け、そこで本作について、いわゆる「想定外の災害」について描かれている旨うかがいました。なのでその点に注目しての鑑賞となりました。 やはり特に気になったのは「会議を経なければ何事も決定できない」ということでした。「決定するつもりが無い」というわけじゃなく「決定することができない」ということがとても印象に残りました。どうしても必要なプロセスとして「会議」があり、一分一秒を求められる状況で、専門家でもない老人多数の大臣たちがまるえ一般人のように思いついたことを述べているシーンはやはり滑稽に映ります。ですが結局のところ現実もこうなんだろうなとも思います。現実も多くはその道の専門分野でもない大臣たちが「IT大臣」だの「少子化大臣」だのとりあえずポストに収まって、そこらへんのおっさんでも言えるようなことを言っている。 この映画の中で現実とは違う良い点としては、「専門家たちをしっかりと登用し活用している」ことだと思います。御用学者のような人たちもいましたが、ゴジラ対応のかなり序盤から専門家たちは重用されており、中枢からその存在感を発揮しています。そういう点が現実のほうにもあればいいのにな、と思ってしまいました。いや、してるんでしょうかね。少なくとも自分のような一般人にはあまり専門家の方々のありがたみはわからず、コロナ対応に対してもどうしても不信感を抱いてしまいます。 ゴジラはなかなか圧巻でしたね。最初のトカゲのようなギョロ目のゴジラが個人的には一番怖かったです。内容は日本に現れたゴジラを世界各国みんなで協力して撃退するというものですが、『インデペンデンスデイ』のように各国に一体ずつ現れても面白いのにとか思ってしまった。そのほうが日本政府VSゴジラの構図がもっとくっきり浮かび上がったのに。 今作『シン・ゴジラ』の内容を受けての『シン・メカゴジラ』とか『シン・モスラ』とかあればまた観たいな。なんつって(笑) 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 8点(2020-06-28 03:10:53) (良:1票) |
40.《ネタバレ》 自分にとって良い映画の条件は、多分何度も観ること(観るモチベーションが起こること)。この映画もそう。ギリギリだったけど、映画館で観れて良かった。その後、地上波放映を録画し・・・。勝手に刻みますが8.5点です。次作にも期待。 【ラスリープ】さん [映画館(邦画)] 8点(2020-02-18 23:27:25) |
39.《ネタバレ》 封切り時に見たときは、大傑作と思えたが、今考えると、そこまではいっていないように思える。怪獣映画ではなく、会議映画=戦略シミュレーション映画。怪獣映画の爽快さがないのがマイナスポイント。あと、やはり石原さとみはミスキャスト。 【にけ】さん [映画館(邦画)] 8点(2019-01-23 14:58:29) |
38.《ネタバレ》 庵野秀明…。『ナウシカの巨神兵のシーン』ときて『エヴァ』ときて『巨神兵東京に現る』ときて…そりゃ最終的に『ゴジラ』を撮りますよねぇ…(しみじみ)。っていうか撮らせた東宝も偉かったです!(マジで)。それにしても…やはり“ゴジラ映画”に伊福部さんの音楽は鉄板ですねぇ…。ゴジラのテーマはもちろん、特に『ヤシオリ作戦』の場面での『宇宙大戦争マーチ』にはテンション上がりすぎでニヤニヤが止まりませんでした! そして…『君の名は』のレビューにも書きましたが、現在の日本で“圧倒的な破壊”を描くことは、つまりは3.11を描くことなンだなぁ…と改めて思いました。そのために後半は、もはや“怪獣映画”を超えてしまったワケで…、そしてそれが文化人&知識人の皆さんが“『シン・ゴジラ』を熱く語る”ことの要因になったワケで…。なんだか俺は『ただの怪獣映画じゃない』というスタンスで語られるのはちょっと嫌で「みんな、ちゃんと怪獣映画として評価してるのかなぁ?」と複雑なマニア心理でこのブームを見ていました。 あ、それと石原さとみには「アンタ、馬鹿ァ?」とキチンと言わせるべきだったと個人的には思います。 そして最後に… 市川実日子、想定外の可愛すぎワロスw 【幻覚@蛇プニョ】さん [地上波(邦画)] 8点(2018-05-10 16:51:14) (良:1票) |
37.《ネタバレ》 エンタメ的に、普通に面白いです。恥ずかしながらゴジラ作品を見たのはこれが初めてですが、普通に面白く、過去ゴジラも見たくなった、というのが正直な感想です。未見で思っていたのが、「ゴジラなんているわけないやんw」→じゃあ何でこんなに流行ってるか?→怪獣大好き勢が世の中には意外と多いからやな。という感じでしたが、イメージしてた作風とは全く違い、実際は「もし今この時代この瞬間、この都市にゴジラが出現したらどう対応するんですか?政府は?世界は?」というリアルなもので、まずそこが衝撃でした。 監督は知らずに見ましたが、知るまでもなくめっちゃエヴァっぽかった。「第○○使徒〇〇」的な白字同フォント字幕や、エヴァで使われる挿入BGM、溜めて溜めて中盤と終盤に2度の盛り上がり箇所、立場と感情が揺れ動く人間ドラマ、考察を深めさせるような裏テーマなど、まさに作りがエヴァそのまんまでした。最後のゴジラの組成が人間の骨だった、という描写は「ゴジラは人間の業が生んだ産物だ」ということが言いたかったのかな?まあそれはともかく、そこに更にカッコイイと思わざるを得ない段階を踏んだゴジラの攻撃(炎からの光線)、段階進化、政府の対応の遅さへの皮肉と共感、人間側のオペレーション遂行過程、圧倒的な武器ではなく「あるものを使って最大限」という泥臭さ、ちょっとした謎解き要素、個々のキャラクターの良さ、そして壊滅した街の絶望とも美しさとも言える画・・・。「面白い」と思える要素をこれでもか!と詰め込みつつ、全体としての形を決して崩さない本作は、さすがというか、素直に面白かったです。シム・シティやりたくなりました。(第一形態のゴジラを見て「あれ?ゴジラってこんなんだったっけ?」と思った私は素直) 【53羽の孔雀】さん [DVD(邦画)] 8点(2018-02-19 05:18:09) |
36.見慣れたはずのゴジラが、切り口を変えただけでここまで面白くなるのかと脱帽。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 8点(2017-12-21 18:59:54) |
35.《ネタバレ》 えらい無能なヤツばっかり出てくるなあ、現場に行かずに暢気なことやってんなあ、バカなんじゃねと序盤入り込めなかったが、神の化身が無能どもを一掃してくれました。ありがとうゴジラ。 |
34.《ネタバレ》 本当におもしろかった。小さい子どもと楽しむ怪獣映画ではなく、どちらかというと人間ドラマ。楽しめるのは小学校高学年以上だろう。東京の土地勘のある人は、知ってる場所、知ってる建物、なじみのある電車が出てきて、より楽しめる。最後のシーンは不気味だが意味がわからなかった。石原さとみの役が浮きまくっていて、いったい何のために存在するか全然わからなかった。 【チョコレクター】さん [地上波(邦画)] 8点(2017-11-14 21:27:50) |
|
33.《ネタバレ》 「アニメの実写化」というか、実写映画を徹底的にアニメ的に作るとこうなるという印象。 内容的には、日本の政権体制の実情(らしきもの)と様々なオタク要素・ネタをギューギューに詰め込みながら、万人が楽しめるエンターテイメント作品に仕上がっており、とても楽しめました。いろいろな視点で、何度見てもその都度新たな発見ができる作品です。 【TM】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-08-11 08:55:26) |
32.《ネタバレ》 ゴジラが上陸した後になっても、やれ法案だやれ承認だとやりあっている政府省庁のやり取りが意外と面白い。実際でもこうなのだとしたら同情を禁じ得ない煩わしさである。御用学者が役に立たなかったり、ネットの方が情報が早かったり、いかにもリアルであり得そうな描写があちらこちらに散らばっていて思わずニヤニヤしてしまう。 一方でヤシオリ作戦は大味で現実味が薄く感じてしまった。在来線爆弾あたりになるともうギャグなのかマジなのか分からない。これなら、東京の地下空間を一斉に爆破して人工的に陥没を起こさせてゴジラを足止めする方がまだマシだったのではないか。 そんなわけで、怪獣ものと言うよりは政治ドラマものとして面白さを感じた。 【alian】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2017-07-01 17:42:58) |
31.《ネタバレ》 これはコンセプトの勝利。もしもゴジラが東京に現れたら日本はどう対応するか。テーマをその一本に絞って、登場人物の個人的なエピソードなんかは一切描かない。おかげで主人公の家族構成すらわからないけど、そのかわりすごくシャープで潔い内容になった。巨大生物などあり得ないと言った直後にテレビに尻尾が大映しになったり、上陸はないと言った直後に幼体ゴジラが蒲田で大暴れしたり、新幹線爆弾の後に在来線爆弾が突っ込んでくるのには笑ってしまった。畳みかけるような自衛隊兵器の総攻撃映像は小気味いいし、ゴジラのやりすぎなくらいの火力もつき抜けてていい。唯一ヤシオリ作戦の内容が少々大味なのだけは残念だったかな。 【54dayo】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2017-05-28 22:07:08) (良:1票) |
30.《ネタバレ》 初代ゴジラも、本作のように受け入れられていたのなら、そりゃあ名作とも呼ばれただろうと思いました。ゴジラを平成の首都に引きずり出したんだから面白かったですよ。はたらくおじさんやおばさん+はたらくくるま対平成ゴジラでした。リアルを追求しようとした本作だと思いますが、ほんとにああいった人たちは「この国」って日本のことを呼んでいるんでしょうか。「この国」って言い方、なんとなく高いところから眺めているようで好きじゃないんですよ。ただそんなところも、平成ゴジラ的なリアルですけど。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-05-20 22:12:46) (良:1票) |
29.《ネタバレ》 昨年劇場で繰り返し鑑賞しましたし、すでに的確なコメントも多く出されていますので、書きたい点だけ少し記します。 この作品が海外の人たちにどのくらい理解してもらえるか、私が一番危惧した点は、「ゴジラによって人が大量に殺されている」ことです。映画では直接的な描写はありません。しかし東日本大震災のニュースを追っていた人たちなら、被害の規模ですぐ分かります。ゴジラによって老若男女、老人からいたいけな赤ん坊まで躊躇なく無惨に焼き殺されている。死ぬべき理由もなく未来の可能性や期待を突然潰されたたくさんの人々がゴジラの火炎の中にいるのです。世の中には視覚的に見せないとピンと来ない人が大勢います。日本でだって「突然人がいなくなった」と、ぼけた感想を言う人までいました。広島原爆になんの痛みも感じない人たちは世界にごろごろいると思わなくてはなりません。さいわい欧米の主要なレビューサイトでは高評価になっていて、安堵しています。吹き替え版も海外で公開されると聞きました。丁々発止のセリフの応酬を楽しんでもらえたらいいな、と思います。 【みみ】さん [映画館(邦画)] 8点(2017-03-24 21:12:50) |
28.《ネタバレ》 東日本大震災、福島原発。あのコトを日本を代表する若手クリエイター集団がどのように受け止めたかが、分かった。東京がボロボロにされる無力感に涙すら出た。これは映像だったが、それほどリアルだった。これを観た官僚や政治家が、この国は色んな事案を真面目に考えられる一流国家なんだと胸をはって言ってほしいと願う。取材協力にあの3.11に体を張って事態に立ち向かっていた政治家の枝野先生の名前があることに納得感がある。 【トント】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-03-23 12:28:06) |
27.《ネタバレ》 まさに見たかったゴジラ映画です。自衛隊をかっこよく描いてくれてありがとう。総理以下閣僚殉職、東京都火の海シーンは、本当に怖かったです。石原さとみの役はなくていいかな。音楽は伊福部音楽を多用していますが、せっかくなら新しくテーマ曲を作ってほしかった。 |
26.《ネタバレ》 ゴジラのコンセプトを壊さないように、今の日本の問題点を風刺しつつ、なおかつ、よい点も入れ込むという絶妙な脚本でした。 石原さとまが頑張っていたけど、普通に日系アメリカ人を起用したほうが良かったと思う。 【雲の上から】さん [映画館(邦画)] 8点(2016-12-12 01:03:20) |
25.《ネタバレ》 電車や新幹線が爆弾として適当に突入されるシーンで爆笑してしまった。 いいぞ、もっとやれ~! 【あきんど】さん [映画館(邦画)] 8点(2016-11-20 01:05:40) |
24.特撮怪獣映画には、ほとんど興味がなかった(テレビでやっていれば観る程度)のだが、評判が良かったので映画館に脚を運んでみました。 確かに今までの特撮怪獣映画とは一線を画す映画で面白い。特に、エヴァンゲリオンを好きな人は、思わずニヤリとしてしまいます。 危機管理を如何にするか、勉強になります。もっと早く観ていれば、管理職試験も合格したかもね… 2016/9/8鑑賞 【あきぴー@武蔵国】さん [映画館(邦画)] 8点(2016-11-12 10:11:49) |