1.《ネタバレ》 またも全然知らん人が主人公です。
実はブレイク女優なのに僕が知らないだけという可能性もあるので、悪口は控えておきます。
シリーズ4作目で責任者もやっと推理の重要性に気付いてくれたようで嬉しく思います。
主人公の役職すら明かさないという隠蔽主義によってゲームとしての面白味が増した。
不確定要素が増えたことで推理は難しくなったけど、4作も見て来たことを考えるとちょうど良い難易度かも知れない。
クライマックスの前に切断トリックを使って一方の預言者を排除しておいたのは、シナリオ的に上手かった。
逃げられなかったことによって、もう一度トリックを使うかどうかも悩ましくなってラストが盛り上がったように思う。
第三者の立場から見ると誰が用心棒なのかはわかり易かったけど、守られてた本人がどれくらい信じてたのか気になる。
やっぱりと言ってたのでほぼ気付いてたんだろうけど、わざわざ棄権しなくても人狼に2票集めて勝てたかも知れない。
逆に予想が違って人狼だったら殺すことになってたわけだけど、用心棒か人狼かの賭けをしたんだろうか?
下手すると死ぬのを承知で共有者に投票して狂人を勝たせようとしたかも知れない。
どっちにしても事前に相談してなければ、追い込まれておかしな行動をとる可能性はあった。
とは言うものの、狂人宣言で人狼の票を誘導する作戦は見事だったと思う。
でも、結局は死んだ振りもバレて、勝利した村人側まで殺すことになったのだから罪深いね。
それから、呑気に監視カメラとお喋りしてる暇があったら、さっさと逃げた方がいいと思うよ。
切断して逃げようとした兄貴がどうなったか忘れちゃったんだろうか?
さて、ここで最大の疑問が残る。
弟は何もルール違反してないのに何故処刑されなきゃいけなかったんだろうか?
誰かがルール違反したら連帯責任で全員処刑ということなら、兄貴が切断して逃げた時点で全員処刑されてたはず。
ルール違反してない弟は勝者として後半戦に進むべきだし、逃げた2人をルール違反の罪で処刑すべきです。