哭声/コクソンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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哭声/コクソン

[コクソン]
The Wailing
(곡성(哭聲))
2016年上映時間:156分
平均点:5.21 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-03-11)
ホラーサスペンスミステリー
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タイトル情報更新(2024-09-24)【onomichi】さん
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監督ナ・ホンジン
キャストクァク・ドウォン(男優)ジョング
ファン・ジョンミン〔男優・1970年生〕(男優)祈祷師イルグァン
國村隼(男優)山の中の男
チョン・ウヒ(女優)目撃者ムミョン
咲野俊介祈祷師イルグァン(日本語吹き替え版)
脚本ナ・ホンジン
撮影ホン・ギョンピョ
配給クロックワークス
あらすじ
韓国郊外の山村で謎めいた殺人事件が連続する。警察の捜査の結果、毒キノコの作用で錯乱した末の犯行との見方が強まる一方、一部の村人の間では山中に居付いた日本人が関与しているとの噂が広まり始める。事件を担当する少々頼りない村の警察官ジョングは、噂を信じて謎の日本人について捜査し始めるが、やがて愛する一人娘のヒョジンにも異変が起き始めていることに気付く。彼は義母の勧めに応じて祈祷師を頼ることにするのだったが…。 謎の日本人を國村隼が怪演し、韓国の「第37回青龍映画賞」の男優助演賞と人気スター賞を受賞した。
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1.《ネタバレ》 韓国の男優さんは、顔が素晴らしいです。実に味わい深い、そして親しみ易い顔。主演はまるで上島竜平ですし、TKOの木本に、寺門ジモンもいましたかね(肥後がいればダチョウ倶楽部完成でした)。そんな顔名人の中にあって、抜群の存在感を放っていたのが、我らが國村隼。ザ・悪人面の中に覗く微かな茶目っ気。このスパイスがキャラクターにふり幅を持たせています。悪か、はたまた善か。まさに本作の役柄にうってつけ。怪演お見事でした。さて、本題に入りましょう。物語のテーマは「誰の言い分を信じるか」。街の噂話VSリアリストの神父の言葉。オカルトVSサイエンス(幻覚キノコ説)。そして白い服の女VS祈祷師。一度確定した事実を覆した上での再確定は、強力な信憑性を放ちます。ラスト、主人公の判断ミスは責められないでしょう。それに正しい判断をしていたとしても、追加で助かったのはおそらく主人公のみ。家族を失う結末は変わりません。となると、どこで判断を誤ったのでしょうか。そう、祈祷師になど頼らなければ良かったということ。大切なのは真実の追及ではなく、信念を持つことでした。それを警察官に求めることも、家族を守りたい父親に望むのも酷だと思いますが。劇中二度にわたる夢オチ、さらには「幻覚キノコ」の存在もあり、事象の虚実を見極めるのは非常に困難なつくり。目の前で起きているコトを額面通り受け取るワケにはいきません。私の解釈は、全てが祈祷師(偽之内豊風)の仕組んだ罠。山奥の日本人(國村)はターゲットを惑わす“餌”であり、共犯者(同じ祈祷師仲間=黒魔術師)。悪魔ではなかったと考えます(つまり車に撥ねられた時点で死んでいる)。本物の悪魔なら村人に襲撃されて逃げる必要はないでしょうし、最終盤で神父見習いが彼の居場所を知る術など無いからです。日本人としては不愉快な設定ではありますが、オカルトサスペンスとしての質は高いと思います。
目隠シストさん [DVD(吹替)] 8点(2017-11-05 10:29:05)
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 5.21点
000.00%
117.14%
200.00%
317.14%
4428.57%
517.14%
6214.29%
7428.57%
817.14%
900.00%
1000.00%

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