3.《ネタバレ》 うーん、日本人に成りすましたり帰化した設定なので間違いではないのだけど、
妙なイントネーションで滑舌の悪い日本語の会話にも字幕が欲しかった。
欧米で公開するバージョンなら、全部字幕か吹き替えなんだろうな。
騙す側と騙される側の単純な話では、映画になりませんよね。やはり展開があります。
しかも、情に流されてねじれて行きます。種明かしの後半戦から面白くなります。
エロと変態の描写が、ポルノ映画の半分程度とはいえ、何度も出てきます。
普通のサスペンス映画なら、キスして倒れこんで次へ行くところですが、ネチネチ引っ張ります。
前情報通りなので驚きませんが、近くの席に一人で見に来た若い女性が居たので集中困難・・失礼。
原題では「女中さん」なのに邦題では「お嬢さん」てのはナルホドでした。
まあ確かにそんな話でしたが、詐欺師の伯爵があんなに酷い目に合うのは身から出たサビとはいえ
辛いものがある。しかも予定と違ってしまい、美味しい体験はなしってのも可哀想かも。
元は、イギリスの推理小説で、設定を変えて映画化。原作がホントにこんなエロイのかどうか、
読んでみるべきか思案中。
韓国の女優は、凄いなあ。脱ぎっぷりどころか、ポルノ並みの演技って、日本の女優さん達は
絶対お断りだろうなあ・・ あと子役に隠語言わせるのにもビックリ。
一番好きなシーンがあります。首吊り自殺しようとするシーンが、唯一コメディ然としてていい。
本音がムキ出しになって、心が通い始める重要なシーンでもありますが、見せ方が良い感じです。
韓国映画に多い残念なエンディングテーマソングは相変わらずでした。考えてみれば感動も何も
ない終わり方なので、かわいらしい女性ボーカルは間違いではないけど、座り心地が悪くなる。
ゲノムハザードの川井憲次氏の重厚な音楽が欲しいところ。
家で独りで見たいという需要あるでしょう、ブルーレイは売れそうですね。 失礼・・