万引き家族のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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万引き家族

[マンビキカゾク]
2018年【日】 上映時間:120分
平均点:6.72 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-06-08)
ドラマ犯罪もの
新規登録(2018-04-07)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2018-06-14)【イニシャルK】さん
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監督是枝裕和
キャストリリー・フランキー(男優)柴田治
安藤サクラ(女優)柴田信代
松岡茉優(女優)柴田亜紀
樹木希林(女優)柴田初枝
池松壮亮(男優)4番さん
緒形直人(男優)柴田譲
森口瑤子(女優)柴田葉子
山田裕貴(男優)北条保
柄本明(男優)川戸頼次
高良健吾(男優)前園巧
池脇千鶴(女優)宮部希衣
蒔田彩珠(女優)柴田さやか
脚本是枝裕和
音楽細野晴臣
撮影近藤龍人
製作石原隆〔製作〕
ギャガ
フジテレビ
配給ギャガ
美術三ツ松けいこ
衣装黒澤和子
編集是枝裕和
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8.《ネタバレ》 ◇誰かが捨てたもの、誰のものでもないもの。「所有からシェアへ」と良く言われるが、これはもともと所有の概念がない、誰のものでもなかった人たちが寄り添った物語。
◇寄り添う毎日は、同じなようで違う。大人には同じ一日。でも、子どもは日々成長し老女は日々老いる。
◇何気ない日常の会話や触れ合い、ハグ。誰かに大事にされた記憶。正しさ(戸籍や法律)よりも彼らには必要だったのだと思う。
なんとなく、借りぐらしのアリエッテイを思い出した。
ハクリキコさん [映画館(邦画)] 8点(2018-08-08 05:46:01)《新規》
7.《ネタバレ》 個人的に、同監督作品の「誰も知らない」の続きと思って観てしまってたのですが、そう思って観ると終盤の少年の行動は当然そうするでしょう! と共感しました。

あと、是枝監督作品にしてはかなりエンターテインメントしていて(一般的には全くエンタメしてないかのように見えるでしょうが)、話のエンドはともかく、『救い』が多く描かれ、それらを描くために各役者の演技を極限まで引き出す演出、編集がされてて非常に良い出来で、これでパルム・ドール受賞は、それは取るでしょう、という充実した作品だったと思います。

実のところこの話のモチーフって、とても古めかしい、子供を拾ってきて居ついてしまいましたよとか、育ての親と生みの親のどちらが子供にとって良いのか? というコテコテの人情噺で、前世紀だとハッピーエンドで終わって、いい話だったねと終わるところが、今世紀では、それは単純に犯罪になってしまうし、法律によって生みの親に子供を託すのが何だか知らんけど社会的に正しいことだとされている(各種フィクションでそんなことねーよ! と指摘はそこらじゅうでされてますが)という風に、世間の方の価値観が変わってしまってることに対して、今のおまえたちはどう想像するんだこの結末を、と叩きつけるようなエンドになってるのが、視聴者に対する挑戦なのかなあと思ったりなんかしました。

例えば、主人公の親父と少年がわかれて最後に親父が追っかけたところで、映画の中ではカットされた、バスが止まって少年と親父が抱き合う場面が視聴者であるあなたは想像できますか? とか、女の子の最後のベランダの場面は、話の冒頭にあえて戻した演出をしてるんですけど、あそこで、「万引き家族」と言われて主人公の家族は違法とわかってるけれども助けることを選んだ。視聴者であるあなたの目の前に全く同じ状況が映画のエンドで提示される。そこで、あなただったら助けますか? とかいうところです。

この作品で描かれる貧困はリアルなようでありながらわりとファンタジー(そんなに悪い人は出てこない)という認識なんですが、この世間の想像力の欠如に対する訴えかけについて、

「他に教えられる事がなかったんですよ」

と、主人公が金を稼ぐために万引きしか教えられなかったことについて、教育もなく追い詰められて困窮した人だったら、それは仕様がないないよね、ととらえられるか、そんなのあり得ないだろうと拒絶するしかできないか、というようなところも問うてるかなあと思います。ホームレスなどの困窮者が表向き見えるところから排除されたことで(今はむしろ格差拡大で増えてさえしているかもと想像しますが)、そんなもの想像もできなくなってるだろうなあとか、自己責任論とか、あるいは裁判員裁判でそういった想像力の欠如があるので、困窮者でアル中まがいの状況になってる人がそんなつじつまの合ったまともな証言などできないだろう、ということに対して、裁判員に選ばれた人が驚くほど冷酷な反応をするとか、そんな話を伝え聞いたりしてると、こういう話に共感しがたい人も増えてるかなあと思ったりなんかもしました。
simさん [映画館(邦画)] 8点(2018-07-22 18:39:58)(良:1票)
6.《ネタバレ》 基本的にはリリーさんも安藤さんも悪い人じゃないんですよね。子供拾ってくるのも悪意じゃないし・・行動は悪いけど、根っこは悪くない。
駄菓子屋の榎本さんに見つかってお菓子貰うシーンや、警察の取り調べ中の安藤さんのアップのシーンなどは良かったですね。賞とって観る側のハードル上げちゃったというのはあるかも知れませんが、面白い映画だと思います。ただ、泣き所のある映画でないですよ。
東京ロッキーさん [映画館(邦画)] 8点(2018-07-12 14:27:51)
5.《ネタバレ》 万引きしながらもほのぼの家族的なホームドラマかと思ったらホラー映画だった。
冒頭から、どこか違和感のある家族。会話やお互いの距離感から、どうやら疑似家族ではないかと思わせる巧みさ。
また、作品内では描かれない家族たちの過去や未来も透けて見える。
この家族は、今に至るまで修正できる機会はたくさんあったはずなのに、結局きっかけは少年が万引き常習店の店主から情けをかけられたことという愚かさ。
ここまで極端ではなくとも、自分たちがまともではないことに気付かず生きている家族が少なからず実在することを私は知っている。そして私は、現実を懸命に生きるその人たちを馬鹿にすることはできない。

非日常を描いているように見せかけたこの映画は、実は現代日本の日常に潜む病んだ現実を鋭く削り出しているのだ。
傑作だと思う。
だが好きか嫌いかと聞かれたら、好きな作品ではない。私は映画に非日常を求めてるから。
denny-joさん [映画館(邦画)] 8点(2018-07-11 22:56:26)
4. いい作品でした。
 犯罪を生活の中心にしているところで、受け付けない人もいるかもしれないけど。
 内容を理解するには、ある程度、映画的な「読解力」が必要です。
 でも、ちょっとエンディングがさみしいなぁ。
海牛大夫さん [映画館(邦画)] 8点(2018-06-16 13:35:21)
3.《ネタバレ》 良い映画だと思います。自然な演技、さすが安藤サクラ、樹木希林ですね。子供たちも良かった。

多分、監督の嗜好とは合わないかもしれませんが、音楽的効果を入れて印象付ければ、さらに多くの人を
魅了する映画になったかもしれません。(音だけの花火は良かった)
cogitoさん [映画館(邦画)] 8点(2018-06-09 20:21:29)
2.《ネタバレ》 ※ネタバレを多く含みます

他サイトとか観ると、何でそんなに怒っているの?とびっくりしてしまう位この映画を叩いている人が居ますが、やはり公開前に大きな賞を取ってしまった事が大きいのかなぁと思う。最初っから批判してやろうと斜めに構えて観ている人も多そうだし、観ないで批判してる人も居るらしいじゃないですか?

さて、ここから本題、犯罪を美化していると言う声もあるが、私にはそんなふうに感じられなかったなぁ。悪いものは悪いと描いているし、ちゃんと悪は裁かれているし。

最初は万引きをしなければ生活して行けない程困窮した一家なのかと思ったが、どうもそうではないらしい。
皆健康そのものだし、働いている大人が3人も居るし、おばあさんは年金貰ってるし、別に万引きしなくても生活できるのである。

ではこの家族は何故万引きをしたがるのか?
単に悪い事だと思っていないというのもあるが、主に万引きを行っている父親が息子に万引きさせている理由がヤバかった。

「他に教えられる事がなかったんですよ」

ええ?そんな理由で?(驚き)
即ち"万引き"という行為はこの映画において父親が子供に示す単なる特技であって、本気で万引きが必要な訳ではないのである。言ってみれば趣味みたいなもんなので、その辺は全然共感できなかったし、こんな父親嫌だと思った。

この父親が単なる犯罪野郎の上に、息子にはよく思われたいというだけの、ただの寂しいおやじである。
最後バスの中で子供に手を振って欲しかったなぁとか甘ったれた事を言っている人も居ましたが、そんな事をしては駄目。このおっさんを甘やかしてはいけない。また同じ事をする。そういう意味では突き放して終わるので、評価できる。

ここまで否定的な事を書いておきながら何故8点なのかというと、まあ普通に面白いからである。特に樹木希林!一挙手一投足全て、出てくるだけでなんか面白い。あと、リリー・フランキーの情けなさ全般。特筆すべきは安藤サクラの色気。誘いに乗らない奥手な夫に対して自分から襲いかかるシーンが最高だった。有無を言わさずソーメンを口移しで流し込んで行くスタイル!
ただ、松岡茉優と4番さんとのシーンは何が感動的なのかサッパリわからなかった。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 8点(2018-06-08 18:48:13)
1.《ネタバレ》 相対的貧困家族の表現としてはやや誇張されています(生活保護の人でももう少しマシな生活をしている)が、概ね良かったです。貧困のどこまでを個人の責任として、どこまでを社会の責任とするこは難しいですね。一緒に行った友人はdisってましたが、細野さんの音楽も良かったと思いますよ。全体を通じて、最近の日本映画にありがちな大雑把な表現はなく、一つ一つのカットがしっかり表現されており、「ちゃんとしてるなあ」と思いながら見ていました。

樹木希林と安藤サクラをはじめとして役者さんが素晴らしかったです。池松壮亮もう少し見たかった。子役のコも今後売れそうですね。でも高良健吾はあんまりだったかな、あんな警察いねーよっていう。本人のせいじゃなく配役の問題かもしれませんが。

一つ引っかかるのは終わり方ですね。敢えて解決しないような宙ぶらりんな終わり方をしてますが、個人的にはあと数カット入れてほしかったです。松岡茉優の行く末を見たかったというのはあります。
なすさん [映画館(邦画)] 8点(2018-06-03 09:34:06)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 6.72点
0310.34%
100.00%
200.00%
300.00%
413.45%
526.90%
6310.34%
7517.24%
8827.59%
9620.69%
1013.45%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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