寝ても覚めてものシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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寝ても覚めても

[ネテモサメテモ]
Asako I & II
2018年上映時間:119分
平均点:6.53 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-09-01)
ドラマロマンス小説の映画化
新規登録(2018-09-05)【Carrot Rope】さん
タイトル情報更新(2018-09-26)【Carrot Rope】さん
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監督濱口竜介
キャスト東出昌大(男優)丸子亮平/鳥居麦
唐田えりか(女優)泉谷朝子
瀬戸康史(男優)串橋耕介
山下リオ(女優)鈴木マヤ
伊藤沙莉(女優)島春代
渡辺大知(男優)岡崎伸行
仲本工事(男優)平川
田中美佐子(女優)岡崎栄子
原作柴崎友香『寝ても覚めても』(河出書房新社刊)
脚本田中幸子
濱口竜介
配給ビターズ・エンド
衣装宮本まさ江(スタイリスト)
録音浅梨なおこ(スーパーバイジングサウンドエディ ター)
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未見の方は注意願います!
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6.《ネタバレ》 怖い。どちらが現実でどちらが夢なのか分からない。くっついたり離れたりする恋愛ドラマはテレビにありふれてるけど、こんなにリアルで怖い話は見たことがありません。この映画には「2人の東出昌大」が登場します。でも、ほんとうに重要なのは「2人の唐田えりか」。英語のタイトルは「Asako I & II」です。
はたして震災前と震災後の世界は、どちらが夢でどちらが現実なのか?
震災後のどんよりした世界は、まるで黒沢清の「回路」や「トウキョウソナタ」みたいに薄暗くて不気味であり、ほとんど悪い夢のように思えてしまうけれど、それが現実であるならその世界を生きるしかありません。子供のようにはしゃいでいた渡辺大知は寝たきりになっているし、汚い川は水かさを増してアパートを呑み込みそうになっている。「水かさが増してる。…汚い川やで」「でも、綺麗」…それが現実なのですよね。
唐田えりかは、この撮影の後、ほんとうに夢から抜け出せなくなってしまったのでしょう。どちらが現実でどちらが夢なのか分からなくなってしまったんだと思う。それを思うと、彼女の没入感もまた怖いのです。「オーロラ。あのCMの。ほんまに見たん?」「うん。見たよ」「空が海みたいやった?」「うん。そう。なんだか夢見てるみたいやった」「そっか。私は、まるでいま、夢を見てるような気がする。…違う。今までのほうが全部長い夢だったような気がする。すごく幸せな夢だった。成長したような気でいた。でも目が覚めて、私、何も変わってなかった」…でも、長い夢のように思えた世界こそが、ほんとうは現実だったのです。
まいかさん [インターネット(邦画)] 8点(2022-04-16 05:20:02)
5.唐田えりかをますます好きになった。
まさしく魔性の魅力。
あの透明感、幸薄なオーラ。
守ってあげたくなる魅力。
芸能界復帰を心より待ち望む。

唐田えりかの魅力を引き出した濱口竜介監督も素晴らしい!
にじばぶさん [インターネット(邦画)] 8点(2020-10-25 02:44:25)
4.《ネタバレ》 申し訳ないが、ドラマについてはまるで興味がなく
ただ二人揃って時の人となり(現実的には三人でしたが)故に干されゆく宿命となったカップルの馴れ初めが見てみたかった。という思い。
ただ放映があるから見た訳ではない 実はレンタル借りてでも見たかったのよという本音。(結果的には放映に頼りましたが)そしてその後どうしてこの撮影後にもずっと二人の熱い関係が続いてしまっていたのか 見てみたかったのだ 僭越ながらその愛とやらを鑑定してみたかったのだ。
そしてその鑑定結果や如何に・・

スクリーンの中の彼氏彼女たちがその後どうなってゆくのだろうかという事に大して然程思いはない。
だがこれを目にした上での現実世界の二人の関係については更に更に興味津々丸となり 他人事ながらも熱くなる。私としてはその関係、出来ればハッピーなものとして続いていってもらいたく思う。だってこの娘の彼に対する想いは相当なもんでしょ もう見てればすぐに分かります。いやあ、これは相当熱いよ 参りましたというしかない。
そして愛の代償を支払いつつある今、その愛、本物であったのだと思い続けさせてほしくなります。
なんせ 彼女の強心臓ぶりはドラマに対してのものと その後続いている現実世界のストーリーとして あまりにそのまんまで続いており 驚愕めちゃ同情。
勢いで言わせてもらったのなら、役の上での泉谷朝子という若い女の子 守られたいタイプの女子であり(男側からしたら守りたくなるタイプな女子でして) 実は男側からしたら好感度がかなり高い女子であるんじゃないかと思えます。(⬅自分調べにて)

結果、愛の鑑定人として断を下します。
①ドラマ中の朝子の愛に対してのイキっぷり➡ 恥知らずでもいいじゃないか 真の愛を取り戻す為に もうちょっと頑張ってみなよと言ってみたい。
②現実世界の唐田えりかとあの男の愛の行方➡ 圧倒的多数で否定派が多かろうですが、ワタシは応援しちゃる。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-03-04 23:21:08)(良:1票)
3.《ネタバレ》 正に(※但しイケメンに限る)な展開で、非モテの私からすれば虫唾が走る映画。そして、内容的にはかなりオーソドックスな「元カレ戻ってきた系」なのも確かにそう。

ただ、この映画のキモは(登場人物の年齢設定からするとやや意外な程に)非常にピュアな恋愛を静かに美しく描く点にあり、その意味では落ち着いた演出と飾らない地味な色遣いのセンスも良いし、そして、唐田えりかの素朴としか言い様の無い演技と透明感抜群の無垢なルックス、加えて役の年齢よりも大分若いことが非常に効いている(この娘の演技力がそこまで高いとは思わないし、演技の引き出しも無さそうだけど、別に東出昌大も本作では特筆するほど演技が良い訳では無いし⇒ただ助演の若い3人は相当に上手いと思う)。あと、月並ではあるが「愛が恋に勝つ」結末も清々しさは中々(決してカスイケメンが振られたからではありません)。

最終的な評価として、イケメンと美少女の起用を前面に押し出したこの手の邦画の恋愛ものとしては、キャスティングを生かし切っている点でも良い映画製作が出来ていると思うし、重ねて言うが演出も意図と結果の両面で優れている。キネ旬邦画4位も納得な出来の、最高レベルにオススメな恋愛映画。
Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 8点(2019-11-15 23:28:53)(良:1票)
2.《ネタバレ》 面白かった。恋愛映画というより、都会のモダンホラーとして最高。「来る」より怖い。主役二人の演技は、もうひとつだったが、伊藤さんの演技、とりわけ
関西弁の習熟度にたまげた。ネイティブでないそうな(関東出身)。彼女なら、じゃりンこチエの鉄の吹き替えができる。
にけさん [映画館(邦画)] 8点(2019-01-08 12:36:31)
1.寝ても覚めても東出昌大。
居なくなったと思ってもまた違う東出昌大が現れる。
東出昌大に囚われた女が遭遇する恐怖と、どこまでも真っ直ぐな愛の物語。
ちょっと何言ってるかわかんねぇと思うけど、ほんとにそんな映画なんだってば。

ヒロインがとにかく頭おかしくて、途中でつき合ってられっかぁ!て叫びたくなったけど、最終的には二人のその後が気になってしまったので、なかなか没入度の高い物語だった。奇妙だけどどこか惹き付けられるラブストーリー。東出昌大好きには特にオススメ!
ヴレアさん [映画館(邦画)] 8点(2018-10-22 23:59:47)(笑:1票)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.53点
000.00%
100.00%
216.67%
300.00%
4320.00%
5213.33%
600.00%
716.67%
8640.00%
916.67%
1016.67%

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