ルトガー・ハウアー/危険な愛のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ルトガー・ハウアー/危険な愛

[ルトガーハウアーキケンナアイ]
Turkish Delight[米]/The Sensualist[英]/Wild Intent[英]
(Turks fruit)
ビデオタイトル : サディスト/愛欲の蠢きは破滅の匂い<ビデオ・新>
1973年オランダ上映時間:100分
平均点:8.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスロマンス小説の映画化エロティック
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2012-01-08)【S&S】さん
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監督ポール・ヴァーホーヴェン
キャストルトガー・ハウアー(男優)彫刻家 エリック
モニク・ヴァン・デ・ヴェン(女優)オルガ
ドルフ・デ・ヴリーズ(男優)パウル
脚本ジェラルド・ソエトマン
撮影ヤン・デ・ボン
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2.《ネタバレ》 非常に汚らしいシーンや、必要以上に扇情的で直接的な(これはもはや率直に「猥褻」だと言える様な)性的描写のオンパレードには、監督2作目にしてヴァーホーヴェンの独特な個性が全開であり、この「下品さ」が彼のアイデンティティなのだということが否応なく理解できる。しかし、描かれる物語は「普遍的な」という意味で一種ありふれた愛の物語であり、それ自体は意外にも詩情的、かつどこか確実に美しさを纏っている。「下品さ」はヴァーホーヴェンの存在証明であると同時に、やはり一つの「手段」に過ぎないのだ。それが狙うところの「効果」というものを、本作では大いに体感できるだろう。この内容でアカデミー外国語映画賞ノミネートは、やはり伊達ではない。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 8点(2020-05-03 20:34:00)
1.《ネタバレ》 ヴァーホーヴェンとルトガー・ハウアーが初めてコンビを組んだ作品ですが、ハウアーがひょっとして出演シーンの半分は全裸か半裸じゃないかと思えるほどの熱演(?)です。ヒッピーのような若い彫刻家ハウアーと良家の娘が出逢い、結婚し、別れ、そして再会して悲しい結末を迎えるある意味純粋なラブストーリーなんですが、そりゃ若いころとはいえヴァーホーヴェンですからエロ・グロ・ヴァイオレンス(+スカトロ)はちょっと文字にするのは憚る様な凄まじさです。ですけど、はっきり言ってわたくしこの映画好きです。ヴァーホーヴェンという人は本作では「性」の陰にいつも「死」をイメージさせることに拘っていますが、下品な表現のオンパレードの中にも普遍的な「青春のやるせなさ」として感じ取ることが出来ました。本作はヴァーホーヴェン作品の中で技術部門以外で唯一オスカーにノミネート(外国語映画賞)された映画です。もちろん受賞してはいませんが、こんなすさまじい作品をノミネートするとは、アカデミー協会も大したものです。
S&Sさん [ビデオ(字幕)] 8点(2011-05-11 21:56:45)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 8.00点
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700.00%
82100.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

1973年 46回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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