レイニーデイ・イン・ニューヨークのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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レイニーデイ・イン・ニューヨーク

[レイニーデイインニューヨーク]
A Rainy Day in New York
2019年上映時間:92分
平均点:7.19 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-07-03)
ラブストーリーコメディ
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監督ウディ・アレン
キャストティモシー・シャラメ(男優)
エル・ファニング(女優)
セレーナ・ゴメス(女優)
ジュード・ロウ(男優)
ディエゴ・ルナ(男優)
リーヴ・シュレイバー(男優)
レベッカ・ホール(女優)
チェリー・ジョーンズ(女優)
脚本ウディ・アレン
撮影ヴィットリオ・ストラーロ
製作レッティ・アロンソン
美術サント・ロカスト
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4.《ネタバレ》 W・アレンの撮るNYは雨でも趣深い。過剰な湿度が大都会をしっとりと落ち着かせます。
今作、アレンに代わる多弁な文系男はティモシー・シャラメ。美形なので画になります。女の子とのロマンチックな雰囲気も、彼が務めてこそ。
シャラメ演じるギャツビーの周辺で発生する‶男と女のあれこれ”が軽快な喜劇仕立てで描かれ、恋愛哲学者たるアレン監督の面目躍如といったところです。べたつかずドライなアレン節がふんだんに堪能できます。純朴に見えるガールフレンドはなかなかに打算的だし、妻の不倫に取り乱すジュード・ロウがいれば、婚約者の笑い方に限界を感じるギャツビー兄と、愛憎あるあるオンパレードで楽しい。
思いもかけなかった自分のルーツを確認して晴れ晴れと(雨だけど)往く道を急転回してみせるギャツビーが、呆気にとられるくらいに身軽で鮮やかで羨ましいな。
排ガスも、夜中の消防車のサイレンも、娼婦も毒舌の過ぎる女の子も、全部ひっくるめて愛すべきニューヨーク。アレンのニューヨークはアレンにしか撮れない。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-08-20 22:36:27)
3.《ネタバレ》 ラブストーリーはあんまり見ないんだけどこの作品は良かった。
上流階級のしゃれた恋愛を見た感じでドロドロした雰囲気はなく
気持ちの良い展開でラストも予想外で楽しめた。
こんなウィットに富んだ返しが出来たら俺でも惚れるわ。
思いながら観てた。
Dry-manさん [インターネット(字幕)] 8点(2022-04-13 00:36:16)
2.ティモシー・シャラメとエル・ファニング演じる大学生カップルのお話なんですが、
2人が一緒にいるのは冒頭と最後のごく短時間。すぐに2人をNYでバラバラにし、それぞれの身に起こる騒動をテンポよく描く。
NYを舞台にアレンらしい空気、アレンらしい作品の色、アレンらしいテンポ、アレンらしい登場人物とNYのガヤガヤ感。
アレンファンには十分に楽しめる作品に仕上がっていると思います。
ちょっと神経質でスランプに悩める映画監督。妻の浮気に振り回される脚本家。
NYで離ればなれになった恋人となかなか合流できずやきもきする少々理屈っぽい大学生。
アレン自身が映画に出なくなってからも、多くの作品で彼の分身というべき登場人物が登場しましたが、
本作はそれぞれの年齢の時にアレン自身が演じていたら楽しかっただろうなと思える、冴えない男が一杯出てきます。
エル・ファニングがNYで絡む映画関係者を監督→脚本家→今を時めく人気俳優とテンポよく変えていく。
相変わらず誰もがよく喋ります。相変わらずのユダヤネタも登場します。小気味いい、アレンらしい脚本が楽しい。
「僕はNYに残る。君は帰れ。僕には排気ガスが必要だ。」主人公カップルのカレの彼女への最後の台詞。アレンらしい一言です。
彼に若かりし頃の自分を投影させていたのかな。
もう80代半ばのアレンの衰えることのない創作意欲、感性の若さには驚かされます。
しかし彼は今非常に厳しい状況にあり、年齢を考えるとこの先彼が再び映画を撮ることが出来るのかは不透明な状況です。
本作は本国アメリカでは未公開となっており、復帰はそう容易では無いのかもしれません。
とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2020-12-22 20:47:36)(良:1票)
1.《ネタバレ》 30年近く前の騒動がぶり返されたんですね、それで本作はアメリカでは公開されていないとか。
それはさておき、面白く観させていただきましたよ。もうアレン作品そのものでして主演男優もアレンそのもで今回はわりと女々しさが目立ってるかなと。
多彩なキャストの上に登場人物が映画監督に脚本家とか、やはりアレンなんですよね。そしてみんなじっとしてなくてあっちいったりこっちいったり。その間ほぼ雨なんですけど、なんといいますか土砂降り過ぎじゃないかとそれだけが気になってしまいました。ニューヨークの街並みはとても良かったんですけどね。
ティモシー・シャラメにエル・ファニング、セレーナ・ゴメスと若手を中心に持ってきているけど、音楽はかなり大人な選曲で映画館の音響効果もあり、ベースの音も心地よくうっとりと聞き惚れてしまいました。特に「ミスティ」がよかったなあ。
兄の婚約者の癖に笑ったし、アシュレーの身代わりとして実家へ連れて行くことがそこにたどり着くことになるとは。。。
やはり優れた脚本だなと思えるし、会話も楽しく洒落た言い回しにセリフは楽しくテンポも良いですね、ウディ・アレンの才能とキャリアも事実であり、それだけに残念だなあと思うのです。
御年84歳、新作は期待できるのかどうなのか微妙ですが意外としぶといかもね。
envyさん [映画館(字幕)] 8点(2020-07-10 16:54:18)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 7.19点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6318.75%
7850.00%
8425.00%
916.25%
1000.00%

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