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すばらしき世界

[スバラシキセカイ]
2021年【日】 上映時間:126分
平均点:7.83 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-02-11)
ドラマ実話もの小説の映画化
新規登録(2021-01-15)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2021-01-17)【イニシャルK】さん
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監督西川美和
キャスト役所広司(男優)三上正夫
仲野太賀(男優)津乃田龍太郎(TVディレクター)
六角精児(男優)松本良介(スーパーの店長)
北村有起哉(男優)井口久俊(ケースワーカー)
白竜(男優)下稲葉組・組長
キムラ緑子(女優)下稲葉マス子
長澤まさみ(女優)吉澤遥(TVプロデューサー)
安田成美(女優)西尾久美子(元妻)
梶芽衣子(女優)庄司敦子
橋爪功(男優)庄司勉(弁護士・身元引受人)
原作佐木隆三(原案)「身分帳」(講談社文庫)
脚本西川美和
撮影笠松則通
製作川城和実
バンダイナムコアーツ(「すばらしき世界」製作委員会)
ワーナー・ブラザース(「すばらしき世界」製作委員会)
ギャガ(「すばらしき世界」製作委員会)
講談社(「すばらしき世界」製作委員会)
配給ワーナー・ブラザース
美術三ツ松けいこ
衣装小川久美子(衣裳デザイン)
編集宮島竜治
録音白取貢(音響)
北田雅也(音響効果)
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5.《ネタバレ》 映画館で映画を観るメリットのひとつは作品世界に没入しやすいことだが、本作においても終始主人公・三上の生き様を追ううちに、自然に彼に感情移入していることに気づく。
殺人犯として服役していた刑務所を出所するところから始まる物語だが、「受刑者の社会復帰」という通常では垣間見えない視点をとおして、人間と社会を考えさせる秀作だった。

特に役所広司の演技は秀逸で、一本気で喧嘩っ早い反面、どこか愛嬌のある三上という男を表情豊かに演じている。

長澤まさみ演じるTVプロデューサーも時折印象的なセリフを吐く。
「レールの上を歩いてる私たちも、ちっとも幸せだと感じてないから、はみ出た人を許せないんだよね」
そして三上の喧嘩の撮影中怖くなって逃げる若手ディレクターに「撮らないんなら喧嘩を止めろ。止めないのなら、撮って人に伝えろ!」と凄む。
この一件から、ディレクターは本気になって三上と向き合うことになる。

三上が社会復帰のために、失効した運転免許の再取得に動き出すシークエンスは、本作の肝にあたる。
こうした三上の努力や周囲の助力を知ったあとだけに、ラスト近く、三上のアパートに駆けつけ号泣するディレクターと一緒に、観客である自分の目頭も熱くなっていることに気づく。

そしてラスト、三上に関係した人々が集まるアパートから青空へと画面がパンし、ここで初めてタイトルが浮かび上がる。

「大事なのは誰かとつながりを持って、社会から孤立しないことです」
最初にケースワーカーが三上にかけた言葉を思い出しながら、タイトルの意味をずっと考えていた。

そして観終わった今もずっと考えている。こうした映画こそ佳作と呼んでいいと思う。
田吾作さん [映画館(邦画)] 8点(2021-03-22 14:44:32)
4.《ネタバレ》 10~20代の時に見たら、多分この映画の本質の半分も理解できなかったかなと思う。いや、30代もあやしい……。
映画館からの帰り道からずっと、あの人の人生を考えずにはいられなかった。
短気であまり頭の良くない、挫折を繰り返す男。でも優しいし一本気で、子供のような男。
あの人はきっと、あのままじゃ長生き出来ない人だったと思う。

あの時。弱いものを嬲っていた男たちを、心の思うがままに暴行して痛めつけていたら、彼の体はストレスをためることなく、いまだ生きていたかもしれない。でも、支援してくれた人々をまた悲しませ、落胆させ、失望させていた。
だから死に物狂いでその衝動に耐えた。結局、彼の体はそれに耐えられなかったけれど。
綺麗できっぷの良いイカす元妻から、娘と一緒に会おう、楽しみ! なんて言われて。
きっと神様は最後に御褒美をくれたんだと思う。

最後に、花の香りを嗅ぎながら、彼は思ったんじゃないかなぁ。
・優しい坊主、守れなくて悪かった、我慢せずやっちまいたかった
・でも、やっちまってたら、スカっとしたけど、あの人達を失望させた
・だから、これで良かったんだ、これで良かったんだ
すばらしき人生って言っていいのだと思う。

運のない人だったけれど、死んでから泣いてくれる人がいるだなんて、うらやましい。
個人的には、六角精児が演じたスーパーの人には一番頭が下がる。あの人は凄い。本当に凄い。
人生は人との繋がり、なんだなぁと、自己を顧みてつくづく反省した。

多分一生頭の片隅にこびりつく映画。
りんどうさん [映画館(邦画)] 8点(2021-03-16 01:07:23)(良:1票)
3.《ネタバレ》 じんわりと心に沁みる作品でした。映画館から出た後、ついつい空を仰ぎたくなりました。
それにしても、西川美和監督には嫉妬してしまいました。自分が好きな本を映画化できてなおかつ、自分の思う(多分)キャストを日本有数の俳優陣で揃え、そして兎に角素晴らしい作品を仕上げてしまうなんて、映画や本好きのまさに夢を実現してしまっているのですから・・・・。
TMさん [映画館(邦画)] 8点(2021-02-27 21:23:36)
2.《ネタバレ》 役所広司が素晴らしい。普段の三上の顔があまりに善人過ぎて、殺人犯という過去とのギャップが大きすぎるのではないかと、実は予告で見た時から思っていた。
ところが冒頭の刑務所での、今でも無実だと思っている、というセリフのところでドキッとさせられ、その後町のチンピラとの数度のトラブルの時や、スーパー店長に対して切れて怒り出すシーンなどでの豹変具合は、三上という人物像にとても説得力を与えるものだった。これらのシーンでは、彼の精神面の未成熟さもよく表現できていたと思う。そう、三上氏は、根っからの悪人というよりは、我慢を知らずに育った大きな子供だった。だから笑っているときは憎めない。
それを知る三上の周りの少なからぬ人々が、道を失いそうになった彼を何とか引き留めようと、見捨てずに手を差し伸べつづける。ラストで彼は思わぬ形で寂しく生涯を閉じるが、しかし堅気として死ぬことができた。よかったね、とさえ言えるラストだった。感涙。
Northwoodさん [映画館(邦画)] 8点(2021-02-23 20:05:57)
1.《ネタバレ》 すごくいい。三山がちっともかわいそうな人じゃないのがいい。むしろ、だからお前はマズいんだといいたくなるような、ヤキモキというかウンザリというか、しょうがない人なところがいい。そんな三山が、暴力をふるわれる人を見て見ぬふりしたり、人を揶揄するのに同調したりするのが、堅気になることと気づくかのようなところがいい。みんな、ちゃらんぽらんに生きてるんだよ。こころに暖かいもの(元妻との約束)を抱えて、自分のアパートへの帰り道。やっと人生が和らいだ時。三山にとって、最期の最後で、この世はすばらしき世界だったのだと思います。
なたねさん [映画館(邦画)] 8点(2021-02-17 19:59:52)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 7.83点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
518.33%
600.00%
7325.00%
8541.67%
9216.67%
1018.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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