見えざる手のある風景のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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見えざる手のある風景

[ミエザルテノアルフウケイ]
Landscape with Invisible Hand
2023年上映時間:105分
平均点:7.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマSFコメディ
新規登録(2023-12-25)【目隠シスト】さん
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あらすじ
エイリアンに占領された地球。主権を奪われた人類は貧困に喘いでいた。そんな折2人の高校生カップルが突飛なアイデアを思いつく。それは自分たちの恋愛をリアリティショーとしてエイリアン向けに動画配信することだった。果たしてこの企画は成功をおさめ、多くの視聴エイリアンを獲得するに至る。ところが報酬を得て生活にゆとりが出始めた矢先、エイリアン当局からの思いがけない指摘により2人は窮地に陥るのであった。
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1.《ネタバレ》 アマプラの見放題終了間際のリストで見つけて予備知識なしで鑑賞。思わず魅入ってしまいました。

舞台は近未来の地球。激しい戦争もなく?これぞ商機と見込んだ一部の階層主導の下、平和裏?にヴァ―ヴとかいうカニの変形と言うか尻顔と言うか奇妙なエイリアンの植民地と化した世界。激しい貧富の差のある人々の生活。貧しき者たちは占領前の身分や資産を失い苦難を強いられている、らしい。(特に貧困等に苦しむ姿は登場せず)

ひとことで言えば現代社会を風刺したブラックコメディですね。エイリアンが侵略・征服のことを「上陸」と呼んでいるあたりは恰もアメリカ大陸の歴史のようにも窺えるし、環境破壊を批判し大上段からあなた方を救ったのですよみたいに言うのはまさに侵略戦争の論理にも通じるように思えるし、微に入り細に入りいろいろと興味深く鑑賞できる作品でした。

結局勝利を勝ち取ったかの如き抵抗は虚しく終わり、それでも戦い続けようとする姿が描かれてエンディングを迎える訳ですが、そのあたりも今の世界を支配する力や理念等々への失望感或いはアンチテーゼが込められていると感じました。まさに「見えざる手」への畏怖と言ったところでしょうか?

カイリー・ロジャースさん演じるクロエの可愛らしさに+1点の8点献上です。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-11-15 00:23:04)★《新規》★
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7150.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

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