21.《ネタバレ》 「愛してるランド」なんてストレートで解り易い国!ナビイにとっての愛してるランドへの旅立ちはそれが年老いても若者と気持ちは一緒!年齢など関係ない同じ一人の女性としての気持ちを表していると言えるし、そんなナビイの事を温かく見守るおじいの優しさ、かっこ良さ、奈々子のことを好きで好きでどうしようもないけんじも同じぐらいアホだけど、同じ男としてはそのどうしようもなさがたまらなく好きだ。この映画に出てくる人達は男も女も年齢も一切関係なく、自分の気持ちに正直である。だから見ていても人間って正直言える人ほど素晴らしい。そう感じさせるだけの力がこの映画にはある。舞台となっている沖縄の美しい風景と音楽、人が恋をするというごく当たり前のことを描くことで見ていて共感できる映画になっているし、色んな意味で人生って良いなあ!そういう映画が同じ日本で撮られていることが嬉しい。 【青観】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-06-16 21:07:07) |
20.平良とみと登川誠仁の名演が炸裂する爆笑ムービーです。もちろん沖縄がいつも幸せに溢れているわけではありませんが、暖かい南の海はそれだけでも温帯の人びとの心を惹きつけてやみません。沖縄というとひめゆり部隊に代表される映画が多かったのですが、内地とのしがらみを(あまり)描かないこうした映画が多くなってきたのは、沖縄が自信をつけてきた証拠でしょう。 【きのう来た人】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-08-12 05:23:32) (良:1票) |
19.《ネタバレ》 西田尚美のワイルドな魅力とおじい役の登川誠仁のすっとぼけた魅力が両輪でストーリーを引っ張りますが、沖縄という舞台でこそ映えるキャラクター設定ですね。80歳近い年齢で駆け落ちするサンラーとナビィにしても、あの土地柄だから許せるということじゃないでしょうか。画面からはアスファルトやコンクリートで固められた都会には無いおおらかさを感じます。この映画は、そんな風土にマッチしたキャラとストーリーだからこそ、強く心に沁みたのだと思います。西田尚美が魚をくわえて走っても、幼なじみの尻をけっ飛ばしても、どうしようもなく歌が下手でも、おまけに寝相が悪くても、とっても魅力的に見えるのは、やはり風土にマッチしているからだと思います。さて、ひとり残されたおじいですが、私は大丈夫だと思います。島の占い師の預言で強引に引き裂かれた二人の過去をおじいは知っていて、そのおかげで自分は憧れのナビィと60年近く一緒に暮らせた。おじいはその60年で納得していたと思います。勿論、ナビィが残ってくれるに越したことはないけれど、乗り越えられますよ。かわいい孫も帰ってきたことだし。「おじいはどうするの~?」「若いからだいじょ~ぶ~」。その通り。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-01-30 02:42:13) |
18.《ネタバレ》 恋で焦がした胸の痛みは、一生かかっても消えない。恋は全ての倫理観に勝る力を秘めている。だからナビィの決断には、賛同できなくても共感はできます。残された時間を大切にして欲しいと願います。それよりもおじぃの方が気にかかる。おじぃの心情は察して余りある。もともと自分は“代わりの男”。それを負い目にしつつも、数十年寄り添ってきたという自負もある。しかし、代替品はどこまでも代替品。遂に本命にはなれなかったのでしょうか。いや違う気がする。おじぃもまた本命になれた。連れ添った年月の価値は重いと思う。いやそう思いたい。2人が過ごしてきた時間は、ナビィに残された時間よりも遥かに長く尊い。勿論おじぃの本音は“行かないでくれ”。最新のマッサージチェアーが家に届いたときの2人の顔。ぎこちない動き。双方の想いは語らずとも伝わります。それに恋で胸を焦がしたのはナビィだけじゃない。おじぃもまた、少年の日の想いを忘れられないのです。だからおじぃはナビィの好きにさせた。沖縄の風土と人、音楽に心を洗われ、切なくほろ苦く、でも笑顔になれる物語を堪能しました。(余談。占い師の存在について。どうにも胡散臭い(失礼)占いを島民が信じて疑わないのには訳があると思いました。恐らく血が濃くなり過ぎるのを避けるための知恵ではないかと。そうだとするならば、ナビィの恋が実るのには相当の歳月が必要だったことになります。) 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-04-27 18:40:51) (良:2票) |
17.とても良かったです。ホント沖縄っていいとこだなぁと思いました。西田さんはもうかわいいし、ムラジュンさんもかっこいいし、沖縄民謡もとても素晴らしい。とても心温まる素晴らしい作品でした。 【アンリ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-28 09:08:56) |
16.沖縄ってほんとひょうたん島。沖縄の人って正直者が多いのか、ストレートな物言いは、でもズケズケじゃなく方言自体がオブラート。好感持てて!バイオリンにタップもすんごく良かったよ。この映画はダレが主役なのかなぁ~、って観てたけどみんななんね。奈々子がおばぁに言うセリフに涙した。沖縄にマイケル・ナイマンを持ってくるとは・・。いいじゃない。なんともファンタジックで素敵な余韻に浸らせて貰いました。 【れこば】さん 8点(2004-08-15 16:17:15) |
15.人物描写や心理描写が少し足りなかったかなとは思う。でも西田尚美のさわやかな演技がすごくよかったし、沖縄の雰囲気も上手に伝わってきてよかった。でも一番よかったのは歌!十九の春のメロディなんていいね~。ラスト間近で西田尚美と村上淳が歌う十九の春がほほえましかった。あと印象に残ったのは西田尚美が洗濯物取り込んでいるときにおじぃが歌った「モンデヨー」(笑)。「国頭ジントヨー」という歌の替え歌らしいけどちょっとエッチな歌詞になっていてユーモアが感じられてお気に入りの一幕です。 【日向夏】さん 8点(2004-02-01 15:46:13) |
14.沖縄のほのぼのとした雰囲気と西田尚美がとても良かった。 【自由人】さん 8点(2004-01-31 02:35:34) |
13.いいですねぇ~おばあのときめく心。 おばあの中に「この年になってみっともない」という 卑屈さが微塵も無いのがいいです。 それもこれも60年つれそったおじいの人柄が大きく 寄与してるんでしょうね。 「今日は風が凪いでいて舟が出せる・・・体に気をつけて」 というようなことを、ふだんの会話 とまったく同じ口調で言ってしまうおじい・・ってすごい! 沖縄は日本だけれどほんとに「フシギの国」。死ぬまでに一度は行って泡盛飲んで踊り倒したいな~ 【Rei】さん 8点(2003-12-09 10:31:34) |
12.沖縄ですね。沖縄です。おばぁ行ってしまいましたね。なんだか釈然としませんが、誰も困ってません。やはり釈然としませんね。でも、またそこが沖縄らしいですね。三線で弾く「星条旗よ永遠なれ」や「ご飯はtwelve o'clockに頼むよ」が沖縄の辿った歴史を少しだけさりげなく語っているような気もします。全編に流れる琉球音楽とその他の音楽の融合が、非常に心地よいです。 【山岳蘭人】さん 8点(2003-10-28 21:45:22) |
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【戦慄の右クロス】さん 8点(2003-10-22 11:09:21) |
10.く~っ、私もアイシテルランドに行きたい~。『19の春』は心にしみます。 【Bridget】さん 8点(2003-08-26 00:20:48) |
9.ラスト笑っちゃいました!!ああなるとは思わなかった!本当にびっくり。ある意味勇気がいります☆現実逃避できる映画です(笑)。沖縄のお婆ちゃんだから憎めない感じでした。 【もちもちば】さん 8点(2003-08-04 00:29:35) |
【リトル】さん 8点(2003-06-21 22:17:09) |
7.沖縄良いなぁ。おばぁ、ほんとに良かったね。(涙)のほほんとしている中に熱さがあるストーリーでした。 【無雲】さん 8点(2003-05-19 18:27:05) |
6.ナビィおばあさんの可愛いことといったら。おじいも振られてしまうけれどすごく元気でさわやかでした。いくつになっても恋への情熱があるなんてステキだと思った。みんな優しくて見ていて自分も優しい気持ちになりました。 【Jade】さん 8点(2003-02-10 18:10:59) |
【ポドモーロ】さん 8点(2003-02-07 23:50:41) |
4.まぁ正直言って、物語自体はとてもスケールの小さなナビィおばぁの恋愛を描いているんですが、本来ならチョットした描写で終わりそうなところを1時間30分強という時間をタップリ使って余すとこなく沖縄の離れ小島の魅力を伝える好編。いい意味でローカル色豊かで、土地の人々の大らかな性格がよく表現されていて、皆、生き生きとしていてたいへん良い。言葉のミックスにも出ている通り、沖縄は72年の領土返還などの問題があったけれども、この映画の登場人物はそんな体験もあまり重く考えずに、今を大切にして生きているというのが十分に伝わってくる。 【チャーリー】さん 8点(2002-03-22 09:42:26) |
3.知人に紹介されて、ずっと気になっていた映画をこのたびBSで見ました。何が良いってやはりおじいでしょう。かっこよかった。粋ではないか。音楽もよかった。ミュージカルみたいで。映像も沖縄ののほほんとしたところを存分に出していた。イメージ沖縄を満喫できます。 【えむおう】さん 8点(2002-02-20 10:15:07) |
2.60年ぶりに再会した初恋の相手と駈け落ちしてしまうナビィおばぁの姿には、ロマンティックと言うよりは、沖縄人のバイタリティを感じてしまうし、なんとも可愛らしくもある。この作品は沖縄を舞台にした実にユニークで楽しい一編に仕上がっている。さらに、沖縄俳優の平良とみや三線の登川誠仁らと言った、出演者たちの演技を超えた強烈なキャラが、この作品をより魅力的なものにしているのは言うまでも無い。 【ドラえもん】さん 8点(2002-02-15 00:54:07) |