いつか晴れた日にのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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いつか晴れた日に

[イツカハレタヒニ]
Sense and Sensibility
1995年上映時間:136分
平均点:7.39 / 10(Review 96人) (点数分布表示)
公開開始日(1996-06-01)
ドラマラブストーリーロマンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-06-29)【イニシャルK】さん
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監督アン・リー
助監督クリストファー・ニューマン[助監督](第1助監督)
キャストエマ・トンプソン(女優)長女 エリノア・ダッシュウッド
ケイト・ウィンスレット(女優)次女 マリアンヌ・ダッシュウッド
エミリー・フランソワ(女優)三女 マーガレット・ダッシュウッド
ヒュー・グラント(男優)エドワード・フェラース
アラン・リックマン(男優)ブランドン大佐
ジェマ・ジョーンズ(女優)ダッシュウッド夫人
ロバート・ハーディ〔男優・1925年生〕(男優)ジョン・ミドルトン卿
ジェームズ・フリート(男優)ジョン・ダッシュウッド
ハリエット・ウォルター(女優)ジョン・ダッシュウッドの妻 ファニー
イモジェン・スタッブス(女優)ルーシー・スティール
トム・ウィルキンソン(男優)ヘンリー・ダッシュウッド
イメルダ・スタウントン(女優)シャーロット・パーマー
ヒュー・ローリー(男優)パーマー氏
グレッグ・ワイズ(男優)ジョン・ウィロビー
エリザベス・スプリッグス(女優)ジェニングス夫人
土井美加長女 エリノア・ダッシュウッド(日本語吹き替え版)
日野由利加次女 マリアンヌ・ダッシュウッド(日本語吹き替え版)
宮本充エドワード・フェラース(日本語吹き替え版)
堀勝之祐ブランドン大佐(日本語吹き替え版)
大塚芳忠ジョン・ウィロビー(日本語吹き替え版)
石森達幸ジョン・ミドルトン卿(日本語吹き替え版)
金尾哲夫ジョン・ダッシュウッド(日本語吹き替え版)
井上喜久子ルーシー・スティール(日本語吹き替え版)
小宮和枝シャーロット・パーマー(日本語吹き替え版)
京田尚子ジェニングス夫人(日本語吹き替え版)
駒塚由衣ジョン・ダッシュウッドの妻 ファニー(日本語吹き替え版)
谷育子ダッシュウッド夫人(日本語吹き替え版)
筈見純ヘンリー・ダッシュウッド(日本語吹き替え版)
福田信昭パーマー氏(日本語吹き替え版)
坂東尚樹ロバート・フェラース(日本語吹き替え版)
原作ジェーン・オースティン「分別と多感」
脚本エマ・トンプソン
音楽パトリック・ドイル〔音楽〕
撮影マイケル・コールター
製作リンゼイ・ドーラン
ジェームズ・シェイマス(共同製作)
コロムビア・ピクチャーズ(共同製作)
製作総指揮シドニー・ポラック
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮ランドール・バルスマイヤー(視覚効果スーパーバイザー)
美術ルチアーナ・アリジ(プロダクション・デザイン)
イアン・ウィッテカー〔美術〕(セット装飾)
衣装ジェニー・ビーヴァン
編集ティム・スクワイアズ
字幕翻訳菊地浩司
その他スティーヴン・フライ(thanks)
あらすじ
オースティンの原作の題名「分別と感性」は思慮深い長女と感性豊かな次女のことか・・・。ダッシュウッド三姉妹は父の遺言に従って住んでいた屋敷を腹違いの兄に譲り、質素な田舎の家で細々と暮らすことになった。新しい環境の中、長女エリノア(エマ・トンプソン)は兄嫁の弟エドワード(ヒュー・グラント)に恋とも友情ともつかない気持ちを抱き、次女マリアンヌ(ケイト・ウィンスレット)は偶然出会った若い紳士に持参金のない自分の身も省みず情熱を燃え上がらせる。愛と金銭欲が微妙に絡む19世紀イギリス地主階級の物語。
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12
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32.《ネタバレ》 久しぶりに見ましたが、やっぱりいいなぁ~。当時の雰囲気がよく出ていると思うし(もちろん、その頃私は存在しませんが)、ペース配分を考えたシナリオがいい。映像・音楽もきれい。エマ・トンプソンは、自分で脚色しただけに役にはまっているし、ケイト・ウィンスレットも魅力的。この2人のうち、どちらかでも欠けていたら、こうはいかなかったでしょう。
内容としてはラブロマンスなのですが、イギリスらしいと思うのは探偵小説的な「意外性」に満ちていること。あの人とあの人が実は婚約していたとか~。かと思ったらあの人と結婚したとか~。その意外性の出し方、こちらへのパンチの打ち方が、タイミングよくてみごと。そしてそんなところにまで品があります。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-05-06 08:30:22)(良:1票)
31.イギリステイストがある作品は上品で雰囲気があってよいですね。美人姉妹の恋愛騒動は結局落ち着くところに落ち着きそうな雰囲気ぷんぷんなので,比較的安心して見られますが,それにしても一難去ってまた一難という感じで結構目が離せない,おもしろみのある作品だと思います。それにしてもアラン様が素敵すぎる映画ですね。おじ様好き,美声好きな方は是非吹き替えでなく,アラン様の素敵ボイスもご鑑賞下さい。
さそりタイガーさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-23 22:47:23)
30.とても心がきれいな人たちと、ちょっぴり心が貧しい人たちと、ひたすら普通の人たちの共演。これは、近代ヨーロッパを舞台にした、一昔前の少女漫画的なストーリーじゃないですか?テンポが速いわけではありません。ですがなぜか飽きない奇跡のバランス。飽きなかったひとつの原因は、ところどころに、人が気になるような謎を入れているからですよね、きっと。エドワード・フェラース(ヒュー・グラント)やウィロビーが何故会いに来ないのか、その理由が知りたくなってしまいましたからね。とても面白い映画なのに、なぜか人に薦める気にはなれません。でも間違いなく面白いです。でも、お薦めするほどではありません。 でも、見ないと損するような気もします。
たきたてさん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-09 19:41:08)(良:1票)
29.<原作未読> 昼ドラっぽくもあり結構笑えた。別に悪い意味ではなく本当に面白かった。そして俳優陣はみんながハマリ役と言えるほどで、ヒュー・グラント、エマ・トンプソンなど主要な人はもちろん、大して出ていないヒュー・ローリーさえもとても印象に残っている(いいキャラだったからではあるが)。アラン・リックマンも某テロリストのイメージから一転、つらい過去を背負った英国紳士を見事に演じています。美しい風景の中で展開されていく恋愛物語だが、マリアンヌの感染症は取ってつけたような印象もアリ。無論、原作でそうなってるなら文句はない。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-08-28 21:31:37)
28.ジェーン。オースティンの作品に関心を持つようになった映画。
良い作品だと思います。
りえりえさん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-23 23:49:37)
27.原作が良いせいでしょうか、これもアン・リーの演出の巧さを再確認しました。エマ・トンプソンの脚本と芯の強い長女役にハッピー・エンドの素晴らしさには、もう一つの「若草物語」をだぶらせるようで、実に爽快!! TV「DR,ハウス」のヒュー・ローリーが少しだけ顔出してました。
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-11-25 15:54:14)
26.《ネタバレ》 アン・リーがオースチン原作物を監督したことは意外でしたが、作品の出来は上々でした。この種の題材はジェームス・アイボリーが手がけていますが、人物像の掘り下げ方が鮮明でアン・リーの方が手腕は優れていると思います。エマ・トンプソンは目の演技がいいですねえ。ケイト・ウィンスレットを捨てて持参金つきの女と結婚するウィロビーにも最後に暖かい視線を向けているところが良いですね。アラン・リックマンがまた渋くてカッコ良い。彼のベスト・アクトではないでしょうか。食事のシーンにこだわることで知られるアン・リーですが、さすがに英国料理では見せ場が作れなかったみたいで可笑しかったです。
S&Sさん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-24 23:16:58)
25.紳士の国のメロドラマ。
登場人物たちが個性豊かで、人間関係のしがらみなどもあって非常に面白かった。
当時の風習だとか、考え方のようなものもよく表現されていて興味深い。
基本的にはいい人ばかりではあるけど、それぞれの事情や立場なんかもあって、なかなか物事が良い方向には進まない。
でも、そういうもやもやした感じもこの作品の魅力のような気がする。
ラストの晴れ晴れとしたハッピーエンドも心地好かった。
役者の良さや風景の美しさも手伝って、名作と呼べる作品に仕上がっていると思う。
もとやさん [DVD(吹替)] 8点(2008-01-25 12:18:29)
24.ジェーン・オースティン、イギリス、エマ・トンプソン。これだけでなんとなくどういった雰囲気の作品なのかは想像がつくけど、観ているうちに細かい部分の違いはあれどドラマの「高慢と偏見」が思い出されました。あっちもこっちも金持ち男への嫁入り物語。正統派恋愛モノと言えるけど、ネチネチ、メソメソ、ドロドロしてなくて淡々としていて上品、所々皮肉でコミカル。けれど人の業とか欲の部分もキチンと描かれてる上質の恋愛モノだと思う。穏やかなイギリスの風景も素晴らしい。そしてラストまでのその歯がゆさといったらない。けれどその分、溜まったうっぷんが一気に晴れるラストは知らず知らず顔がほころんでしまいました。エリノアとマリアンヌの対比は見事。しかし、演技では文句なしのエマ・トンプソンなんですが、エリノア役は少々無理があったかなぁ。すっかりダメ男が定着してしまったヒュー・グラントはピタっとハマっている他のキャストの中で浮いた存在になってしまっている感アリ、でも色モノ脇役みたいな雰囲気でもありちょっとうれしかったりする。アラン・リックマンでしょう、拝みたくなるほどいい人でしたねぇ。あんな人にあそこまで想われ愛されたら、それこそ女冥利に尽きるというものデス。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-08-21 10:49:25)
23.様式時代物の体裁を纏ってはいますが、中身は完全な「ラブコメ」そのものですね。各人物の関係や動きなどはなかなか凝っていますが、場面場面が比較的短時間に抑えられているのが惜しく、せっかく巧者の俳優を集めたのですから、もっと長い会話と芝居の応酬が見たかった。しかし、本作のMVPは何といってもケイト・ウィンスレット。当時20歳、映画デビューした直後とはとても思えないほど、台詞のない場面でも確固たる存在感を示している。エマ・トンプソンも、いつものように堂々と風格のある芝居をしているが、内心ではびびっていたんじゃないだろうか。
Oliasさん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-08 00:14:14)
22.《ネタバレ》 時代を超えたキャラクター性では「高慢(プライド)と偏見」に譲るが、充足感と品のよさではこちら。苦しい忍耐を強いられたエリノア(トンプソン)とブランドン大佐(リックマン)の報われる思いに観客もカタルシスを得られ、彼らの秘めた情熱と控えめな所作が2人をシンパシティックな好ましい存在にしている。マリアンヌ(ウィンスレット)のひたむきな恋心も演技を感じさせない。エマ・トンプソンが自ら脚色した脚本にマリアンヌの花嫁姿を遠い丘より見とどけるウィロビー(これは雨に打たれながらウィロビーの館を見つめたマリアンヌの姿と呼応する)を加えることで、より情緒ある仕上がりとなった。韻を踏む原題も絶妙だが、暗く長い道のりを重い心を抱いて歩んだキャラクターたちには、暗雲去り光満ちた空を感じさせる邦題も似つかわしい。
レインさん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-20 20:36:23)
21.始まって10分で苦痛になり観るのをやめようか悩んだ。・・・我慢して良かった。どんどん展開が面白くなってくるので飽きることなく最後まで見入った。ラストは都合よくて、ちと強引だが、そんなの許せるくらい見応えある暖かい物語でした。思わず拍手しちゃったYO
やっぱトラボルタでしょうさん 8点(2005-01-13 15:51:01)
20.《ネタバレ》 長いんだけど、長さを感じさせない名作。イギリスの風景はやっぱり美しいし、のどかで淡々とした雰囲気が私は大好き!アラン・リックマンも渋くて素敵だったし、ケイト・ウィンスレットは『タイタニック』の時より演技力(&歌唱力)がいかんなく発揮されている感じがしました。そしてエマ・トンプソン!出演作はこれと『ラブ・アクチュアリー』しか見たことがないのですが、感情を抑えて無理して明るくふるまう演技+たまらなくなって泣き出す演技が秀逸ですね。なんというか、見ているだけでせつなくて苦しい気持ちを共有してしまいます。なのでラストのヒューのセリフには一緒にうれし泣き。ほんとうにヨカッタ…!
ただ、ヒュー&エマのカップルはビジュアル的にお似合いじゃない気がする。というかヒューが登場するたびになんだか可笑しくて吹き出してしまいました。整った顔立ちのキャラが多いシリアスなストーリーの中ひとり浮いているのは、きっと襟の詰まったクラシックな衣装があまりに似合わないせい(首が短いのか顔が長いのか)。でも笑えたしいっか!アラン&ケイトも歳の差がありすぎて親子みたいだな。でも大佐の一途な想いが通じて嬉しかったしいっか!
ROMYさん 8点(2004-06-13 02:32:17)(良:1票)
19.《ネタバレ》 非常にすっきり爽やかになる映画だった。あの鼻もちならない女ルーシーが、ファニーに鼻をつままれて(鼻の穴に指を入れられて?)ケリ入れられて追い出されて、ああすっきり!もちろん、最後はハッピーエンドで大いに満足。
づらちゃんさん 8点(2004-05-03 15:45:33)
18.E・トンプソンの嗚咽するシーンで泣いてしまいました。いい作品です。
ジムさん 8点(2004-04-05 19:07:37)
17.とっても好きな作品です。
みきさん 8点(2004-03-15 02:29:28)
16.ジェーン・オースティンのような多作な作家が今の世にいてパソコンを使って仕事をしていたら、ハーレクィン・ロマンスやら昼メロの脚本なんかでひっぱりだこで大儲けしていたことでしょう。登場人物も全て普通の女の子に普通の男の子に普通の売れ残りの男性(おっと失礼)だしテーマはいつもロマンスだし・・・でも、幸か不幸か、オースティンは19世紀のイギリスの郷紳(田舎の地主)階級に生まれたお嬢さんでお金にも困らず、パソコンももたず、作品の中でも出てくるように羽ペンを使って日がな一日優雅にもの書きをやっていればよかったのです。だから、普通の女の子や男の子やおじさんやおばさんの日常生活を描写していても、そこに商業主義とは縁遠い人生への深い洞察を反映させる余地があった・・・というのが私の意見であります。夏目漱石が「則天去私そのものだ。」と絶賛したという「高慢と偏見」も普通の人間の普通の営みを描写したものらしいですが、豪華キャストと英国のすばらしい現地ロケでもう一度映画化してほしいです。
かわまりさん 8点(2004-03-05 14:29:15)
15.“ラブ・ロマンス” の王道!のような、正統派作品..やはり脚本がすばらしい~ 人の “醜さ” や “欲心” “優しさ” “誠実さ”.. とてもよく描かれています.. 秀作ですね! 私的には、ブランドン大佐をどうしても応援したくなる..(年齢が近いせいか..)
コナンが一番さん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-01-30 10:28:54)
14.好きですね、この映画。ラストのエマ・トンプソンの表情にほーっとさせられます。観終わって幸せな気分になる作品です。ただ、ヒュー・グラントはミスキャストではないかと(笑)。
Takさん 8点(2004-01-01 03:20:06)
13.いい話だなあ、みんないい演技だなあ、・・・最後にやられました。イギリスの田舎の風景、まったく性格の違う姉妹の恋、何度見てもいい映画です。エマ・トンプソンはもちろん素晴らしいが、アン・リーはすごいなあ。
rainさん 8点(2003-12-18 22:43:18)
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【点数情報】

Review人数 96人
平均点数 7.39点
000.00%
100.00%
211.04%
311.04%
455.21%
588.33%
655.21%
72323.96%
83233.33%
91313.54%
1088.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.83点 Review6人
2 ストーリー評価 7.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.25点 Review8人
4 音楽評価 5.33点 Review3人
5 感泣評価 6.80点 Review5人
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【アカデミー賞 情報】

1995年 68回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞エマ・トンプソン候補(ノミネート) 
助演女優賞ケイト・ウィンスレット候補(ノミネート) 
撮影賞マイケル・コールター候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)パトリック・ドイル〔音楽〕候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ジェニー・ビーヴァン候補(ノミネート) 
脚色賞エマ・トンプソン受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1995年 53回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演女優賞(ドラマ部門)エマ・トンプソン候補(ノミネート) 
助演女優賞ケイト・ウィンスレット候補(ノミネート) 
監督賞アン・リー候補(ノミネート) 
脚本賞エマ・トンプソン受賞 
作曲賞パトリック・ドイル〔音楽〕候補(ノミネート) 

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