1.デビッド・ボウイとニコラス・ローグという“妖しい2人”が組んだ炎の70年代が誇るカルト・ムービーの一作。あまりに話しが難解(?)なため、付いていけなかったというのはあるけど、それでも見どころの多い一編。やたらと脱ぎたがるボウイは正直、嫌だったけど、反面、ボウイ独特のキャラクターがこの映画の最大の魅力だから仕方がない。ただ目玉にピンセットをもっていったり、胸の辺りにメスを入れたりと、何気にショッキングな描写が多いから注意されたし。その意味不明さゆえ、多少嫌味に感じる部分があることは否定できないけれども、全体的にはカルトなムードに満ち溢れたSF映画の佳作だと思います。