桃色(ピンク)の店のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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桃色(ピンク)の店

[ピンクノミセ]
The Shop Around The Corner
ビデオタイトル : 街角~桃色の店~
1940年上映時間:99分
平均点:7.18 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画ロマンスクリスマスもの
新規登録(2003-05-25)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2005-09-06)【Arufu】さん
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監督エルンスト・ルビッチ
キャストジェームズ・スチュワート(男優)アルフレッド・クラリク
マーガレット・サラヴァン(女優)クララ・ノヴァク
ジョセフ・シルドクラウト(男優)フェレンツ・ヴァダシュ
フランク・モーガン(男優)ヒューゴ
セーラ・ヘイドン(女優)フローラ
脚本サムソン・ラファエルソン
音楽ウェルナー・リヒャルト・ハイマン
撮影ウィリアム・H・ダニエルズ
製作エルンスト・ルビッチ
MGM
美術セドリック・ギボンズ
エドウィン・B・ウィリスセット
あらすじ
ハンガリーの首都ブダペストの雑貨屋で働くクラリクとクララは犬猿の仲。二人には会ったこともないし名前も知らないが、密かに思いを寄せる文通相手が居たのだが…のちに『ユー・ガット・メール』としてリメイクされることとなるオリジナル。
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11.70年前の映画なのに、現代にも通じる「男と女」の滑稽さを含んだ愛憎模様が素晴らしい。クリスマスムービーの隠れた名作ですね。

しかし、モノクロ映画に「桃色(ピンク)の店」という邦題は、誰の案かは知らんが、すこし珍妙である。
aksweetさん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-04 04:48:09)
10.《ネタバレ》 リメイクの「ユー・ガット・メール」もリメイクとしては良くできていると思うけど、やっぱりオリジナル版の(男女間だけではない)様々な「愛の形」がフィルムからあふれ出るこちらを私は好む。「男と女のそわそわ感」も「家族が待っているという幸せ感」も、「一人で感じる孤独感」もそれを救ってくれる仲間の心意気も全てひっくるめて撮しだしたルビッチの名作ですね。あとそんな暖かい空気が去った後の雪の静けさを特筆したい。話が大道すぎて落ちが見えてしまうという点と後は下の皆様が書かれている邦題の悪さがマイナスかな。ひとりぼっちのクリスマスもこの映画を見ていればOK。問題無い!
Nbu2さん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-26 01:03:01)
9.《ネタバレ》 大人向けクリスマス映画の決定版!敢えてこう書くと確かに誤解を招きそうな、この邦題は最悪のミステイク。↓(sayzinさん)レヴューや、おそらく多くの方々が思っておられるように、この映画に関しては原題の直訳がベストの選択だったと思います。日本で洋画を鑑賞し、後世に伝えていく為の邦題の重要性を考えると本当に残念。それにしても、この小さな店での心温まるドラマは本当に気持ちのいい出来栄えですね。主役二人ももちろんいいですが(特に口喧嘩の場面はサラヴァン巧すぎです)配役で一番印象深いのが、脇役のペロヴィッチ、次いでペピ。そしてボスもいい味だしてます。(女店員二人は印象が薄く、逆に顔も声も一度も出てこないボス夫人の方が印象深いのも面白い)そしてラストで店員を食事に誘う場面のボスの“いじらしさ”に胸が詰まる思いでしたし、新入りの少年と意気投合してタクシーを呼ぶ場面、あの嬉しさが爆発した一瞬のスピード感が僕にとっては最高潮でした。

よし坊さん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-05 06:05:32)
8.《ネタバレ》 非常に楽しい作品でした。ルビッチ監督の作品を見るのは3作目ですが、どの作品もテンポが良くてストーリーやセリフも良く練られていて「素晴らしい!」の一言ですね。
この作品も、心地よいセリフのやりとり、ストーリー展開の巧みさ、小物(オルゴール付シガレットケース等)の効果的な使用等々見どころが多いです。ラストも見事なまでのハッピーエンドで、見終わった後とても幸福な気分になれる作品でした。
TMさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-06-29 15:47:44)
7.《ネタバレ》 まず最初に登場人物が次々と街角のある店の前に並びおしゃべりをする。
これでここの従業員の人間関係がわかります。
遅れて社長登場で、これでこの店の状態もわかります。
どこにでもあるごく普通の光景なのですが人物紹介としておしゃれでスピーデイ。
主人公のひょろっとした長身のスチュワートには秘密がある。
同僚の気の小さい人のいい友人に内明けます。
彼には秘密の文通の恋人がいるのです・・
わからないままの彼女のかわいらしさと鈍さも面白いのですが、
彼の最初は神経質で理知的な表情が子供のような表情に変わっていきます。
クリスマスの飾りつけからクリスマスイブまでのおよそ1カ月・・
この間に二人以外に店の中での事件がおきます。
社長は彼を気にかけていたのに密かに社長の妻と・・
そのいわれのない疑惑で店をやめることになってしまう。
人間関係がしっかり描かれているのでとても面白いです。
恋愛だけではなくそれ以上に面白かった人間ドラマ。
後半はジーンときちゃいました。
アイテムがおしゃれで面白いと何度でも使っても嫌味ではない。
そういうお手本が出てきます。
従業員には不評の販売用の開けると♪黒い瞳が鳴るシガレットケース。
この在庫がたまっているのですが、ショウウィンドウに飾ったシーンは「未来は今」そのもの。
シガレットケースを山積みされた玄関に放り出される不倫相手、
箱は壊れて♪黒い瞳があちこちで鳴る・・
おかしい!ただひとつの箱が無事でクリスマスプレゼントにそれを選ぼうとする彼女。
彼はそんないらないものより本革の財布が欲しい・・このくだりもおかしい。
実に誰もが共感し後ろめたくなるくらいのこっそり笑いが満さん。
エンディングになるまで彼女は彼だと気づかない・・
さてこれをどうやってまとめるのか。
一気に楽しめる舞台劇ドラマです。
色んないいシーンおしゃれなシーンがあります。
彼がそろそろ身を固めようと引越しを考え友人に相談する。
3つも部屋はいらない1つで十分。じゃあお客が来たときどこへ招待するんだ?
君は大使か?本当の友人は食事が終わった時間に来るんだ・・な~るほど!
イブの夜従業員たちはドアを開け出てゆく。
妻とケンカしている社長はひとりで迎える。
従業員に声をかけるんですがこれもまたいいんですよ。
アルメイダさん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-22 12:52:30)
6.非常に平易な語り口なんだが薄っぺらくなくて上品。これがルビッチタッチというものなのか。非常に洗練されていながら温かみは失わない。まさに名人芸を堪能したという感じだ。主役の男女は勿論、彼らを取り巻く街角の店に勤める市井の人々の日常も同時に描かれており(演出もそうだが、俳優たちの演技も素晴らしい)、それにより単なるラブストーリーを越え心あたたまる作品になった。しかし、これが60年以上前の作品とはねえ。
馬飼庄蔵さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-20 15:28:07)
5.《ネタバレ》 社長というキャラはとりあえず年寄りでえらそうにふんぞり返っていたらそれなりに社長に見えるもんです。でも実際、年寄りでえらそうにふんぞり返ってればみんな社長かと言ったらそうじゃないし、そうだとしても社員はついてこない。この作品の社長は何よりも大切な愛妻を社員に寝取られ(と思って)、そいつが憎くてたまらなく、とうとう解雇してしまう。しかし自殺を考えるほどのショックを受けているにもかかわらず、個人的な憎しみとは別に、解雇した社員の能力を私情をはさまず正当に評価し、でき得る限りの紹介状をつくる。ここに社長としての資質が見事に描かれている。さらに社長が仕入れたシガレットケース(でしたっけ)に関するエピソードや最後のボーイとの会話に人間的魅力をも存分に見せることで、この人だからこそ社長になり得て、この社長だからこそ人がついてきて、この社長の店だからこそこの極上のドラマが生まれる、となる。ルビッチの映画を見てると、傑作って簡単にできるものだと錯覚してしまう。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-06-15 15:05:54)(良:2票)
4.《ネタバレ》 TSUTAYAで唯一借りることができるルビッチ作品、しかしまさかこれがクリスマス映画だったとは…。去年の内に観ておくんだったと後悔しつつも心の中はすっかりクリスマス気分♪(要はいつでも良いんだろ)。前半はシガレットケース云々の話でコミカルに描きながらも絶妙なペーソスを交えつつ、それを後半で昇華させる演出ぶりはお見事。それからあれは絶対に誰もが夢見る理想の職場!心優しき年長者に愉快な年少者、途中で追い出された嫌な男でさえもどこか面白味があります。これをEメールに置き換えるという発想は良いけど、さすがにトム・ハンクスじゃジェームズ・スチュアートには成りきれなかったようで。「サイコロジカル」という専門用語でさえこの人の手にかかれば忽ちお洒落な言葉に早変わりしてしまう、今まさにこのルビッチ・タッチに魅了されつつあります。
かんたーたさん 8点(2005-01-28 17:27:16)(良:1票)
3.単なるラブストーリでなく上質のコメディだった。それはやはりあの店主のキャラクターのおかげなのだろう。You've Got Mailとは恋愛部分が共通しているがそれ以外の部分はどちらもよくできていて別の作品として楽しめた。ただひとつわからないのはどうしてタイトルが『桃色』なのか。
HKさん 8点(2004-08-23 00:04:19)
2.リメイクはクララとクラリクの恋愛部分をうまく現代の話にしてたんですね。
こちらはそれだけじゃなく、むしろマトゥチェクという主人と店員達のやりとりなどにほのぼのしたムードがあるのが
いいです。彦馬さんも言われてるように、クリスマスの夜誰も一緒に過ごす人がいなくなってしまった主人は店員達に誘いの声をかけるがみな断られ、最後に入ったばかりの少年を誘うことができた。双方共に嬉しそう、、などさりげなく暖かい。セリフもセンスがよくて味わい深いものがあります。クリスマスにぴったりのお話ですね。
キリコさん 8点(2004-08-02 18:26:42)
1.「反発」は恋愛の基本。二人のすれ違いを、いらいらせずに応援しながら見れました。ラストのキスはお決まりだけど、なんだか他の映画とは違う鼓動を感じました。
もちもちばさん 8点(2004-05-01 23:03:08)
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【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 7.18点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
413.57%
5310.71%
6517.86%
7414.29%
81139.29%
9414.29%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review3人
2 ストーリー評価 7.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.60点 Review5人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
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