1. 最近作られたリメイクがあまりにも幼稚だったので、まだ観たことがなかった本作を観賞してみたのですが、本作は、これこそ「スタートレック」らしい映画だったと思います。
そもそもスタートレックというものは、宇宙戦争を繰り広げるものではなく、宇宙平和を前提に、そのギリギリの展開を楽しむものだと思います。
エンタープライズと敵艦が、お互いの動きを察知し合うスリリングな描写と、一発の攻撃による宇宙船の打撃は、潜水艦映画に共通するのではないでしょうか?
私にとって、ピカード艦長のシリーズはテレビ的には難解でした。途中で席を立てないくらい伏線とセリフが多い。
しかし、このセカンドシリーズの映画版は、カーク船長の映画シリーズより、どれも群をを抜いていると思います。
どことなく構成が「スタートレック2 カーンの逆襲」に似ていますが、私はスタトレファンとして、本作を支持します。