チャップリンの給料日のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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チャップリンの給料日

[チャップリンノキュウリョウビ]
The Pay Day
ビデオタイトル : 黄金狂時代/給料日
1922年上映時間:28分
平均点:6.90 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
コメディサイレントモノクロ映画ショート(短編映画)
新規登録(2003-09-21)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-12-24)【イニシャルK】さん
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監督チャールズ・チャップリン
助監督チャールズ・F・ライズナー
キャストチャールズ・チャップリン(男優)日雇い労働者・チャーリー
フィリス・アレン(女優)
マック・スウェイン(男優)現場監督
エドナ・パーヴィアンス(女優)現場監督の娘
シドニー・チャップリン(男優・1885年生)(男優)チャーリーの同僚/移動売店主
アルバート・オースチン(男優)作業員
ロイヤル・アンダーウッド(男優)作業員
ヘンリー・バーグマン(男優)飲み仲間
アラン・ガルシア(男優)飲み仲間/警官
脚本チャールズ・チャップリン
音楽チャールズ・チャップリン(1971年再公開時)
撮影ローランド・トザロー
ジャック・ウィルソン(第2カメラマン)
製作チャールズ・チャップリン
美術チャールズ・D・ホール
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8.《ネタバレ》 名作を知らずに死ぬのはもったいないと思い、一生懸命チャップリンとヒッチコックを鑑賞しています。本作「チャップリンの給料日」は中期の、いわゆるスランプ時代(ファースト・ナショナル時代)の作品ですが、なかなか面白いシーンのみで構成されています。悪くいえば粗削り、良くいえば説明臭いシーンが一切なくスッキリした作品です。この時期の、いわゆる声が無い短編時期の時代がチャップリンの絶頂期じゃないかと思っています。本作も30分程度しかありませんがとにかく面白いです。

皆さん同様、レンガ、電車、恐妻、目覚ましが非常に面白い。昔は映像トリックといえばフィルムを裏表反対にするか逆再生くらいしかなく、本作では逆再生技法を極めたテクニックが堪能できます。技術に頼らず「いかにして逆再生した時に違和感なく見えるか?」を究極まで煮詰め、役者の演技で映像技術のほうをフォローしています。皆さんがおっしゃるように逆再生に見えない完成度はお見事。

恐妻に一部始終を見られていて帽子のへそくりも没収されますが、一瞬のすきにメインの財布からもう一度抜き取るのは最高です。。電車のシーン、せっかく一番に乗り込んだのに前から押し出されるのも最高。目覚ましシーンでも、散々あくびの前振り直後からの”今起きたから出かけますよ”の演技は素晴らしいです。その後のお風呂のシーンも笑えるし・・ この頃のチャップリンは本当に冴えわたっていました。

ちなみに、、お昼のシーンで従業員らのお弁当が結局チャップリンの元に集まってしまうのは笑えますww でもどう考えても普通はエレベーターにお弁当やバナナは絶対置きませんので、、冷静に分析してはいけません。チャップリンは勢いのみで楽しむ映画なのですww
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-11-09 11:03:29)
7.《ネタバレ》 工事現場で働くチャップリン。下から放り投げられたレンガを上で見事にキャッチしまくる。
工事現場のリフトが絶妙なタイミングで上下する。それはチャップリンに食事を運ぶため。
カステラ?とフランクフルトのサンドって美味いのかしら。

笛の音でキッチリ作業を止める。後の「モダン・タイムス」にも繋がるような描写。

夫の給料が心配で見に来る恐妻。黙ってついてくる怖さ、ごまかしがバレる。嫁怖ー。フィリス・アレンのインパクト。

下水に杖を吸い込まれる、落ちるようで中々落ちない名人芸、たむろには水をぶっかけろ、たむろも傘で応戦。

死なないのはギャグ補正、酔って傘と杖を間違う、吊革とソーセージを間違える、バスが来た瞬間に待ち伏せでもしていたかのようにブワ~と登場する群衆に弾かれる。

靴も猫も飛ぶように去っていく、やっと寝られると思ったら朝になってしまい仕事場へ。トホホ・・・。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2015-06-07 15:38:39)
6.《ネタバレ》 レンガのシーンと電車に乗ろうとする一連のギャグが最高。よくあれだけ違和感なく逆再生演技ができるもんだ…。先日、MJのムーンウォークの逆再生映像を見たのですが、普通に歩いているようにしか見えない。MJがダンスの天才なら、チャップリンは演技の天才ですね。そして、哀愁のあるコメディ作りの天才でもある。1本見ると他の作品もどんどん見たくなるのがチャップリンの特徴です。罪深い映画人ですなぁ…。
カニばさみさん [インターネット(字幕)] 8点(2015-03-16 18:01:28)
5.《ネタバレ》 チャップリンの短編映画の中でもこの作品もやっぱり面白い。レンガのあのシーンも確かに面白いけど、他にもまだまだ面白いシーンが幾つかあります。終電の列車を待つチャップリンが雨の中、傘を差してると、突然、雨が止み、かと思うと、今度は傘を閉じるとまた降って、びしょびしょとなるチャップリン、電車に乗ろうとしても人だらけで乗れず、何とか乗ったかと思うと、今度は落とされてしまい、本当に可哀想なんだけど、チャップリンが演じるだけで、何故か笑えてしまう。チャップリンならではの笑いを見せつつ、それでいて、どこか哀愁めいたものを感じる。そんなチャップリン、私は大好きです。これもまたチャップリンの良さが見られる。僅か28分という短い時間の中で、沢山の笑いを見せるところはさすがチャップリン!本当に頭が下がります。
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-28 18:15:58)
4.《ネタバレ》 子供の頃、NHKで三大喜劇王(サイレント)の短編集を夜に放映していた時期があったんです。これと「偽牧師」は鮮明に記憶しています。
奥さんがいる設定は多分他作品にほとんどないはずですし、レンガ積みのシーンは驚愕ものでした。しかし、いかに当時の喜劇王達の根性があったとしても(キートンは何度も事故を起こしてます)、レンガがあんな風に積めるわけはないんです。
サンタはいないよ、と言ってしまうようですが、あれはフィルムを逆回しにしてるんです。投げ落とすのを撮影しておいて、下から投げ上げるシーンをうまくつなぐとああなるんです。
でも、だからといって価値は変わりません。チャップリンはエンターテイナーそのものなんです。
オットー・クレンペラーさん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-22 12:27:00)
3.(≧∇≦)アハハ!短編ならではのぶっ飛ばし加減でございます☆彡 レンガのシーンに始まって、エレベーターやら2枚コートのギャグシーンやらもう最高。そしてどれもオモシロイけども、以外に地味なところで私は安眠求めてバスタブに飛び込むシーンなんてところも好きだったかな、あ、けど一番最高だったのはやっぱ終電車のとこだったけど^^  ところで2枚コートのシーンでは なんか人造人間キカイダーなんて懐かしいのも思い出してしまったし
3737さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-08 17:14:31)
2.ずっと笑えるし短編だからしつこくない。レンガやエレベーターのシーンなどノーカットでのタイミングと動きのよさは他では真似できない、さすがチャップリン!
ノスさん 8点(2004-09-19 17:28:48)
1.チャップリンのギャグやパントマイムが素晴らしい。エレベーターを使ったシーンや下水溝の溝とステッキのシーン(全く後ろを見ていないここを1カットで撮っている!何度も繰り返したんでしょう)などは彼がよく使う「知らずに危うい」「棚からぼたもち」的コント。何気なく見えるけどすごく計算された演技だと思う。レンガ投げ・受けの素晴らしさはもう感心して見とれるしかない。短編だけど見所が多く繰り返し見ても飽きない面白さがある。
キリコさん 8点(2003-11-15 23:30:33)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 6.90点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
513.23%
6929.03%
71341.94%
8825.81%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review4人
2 ストーリー評価 7.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review4人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 4.00点 Review2人
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